書籍「東京新聞はなぜ、空気を読まないのか」1月29日発売。

2025.01.15 09:00
株式会社中日新聞社
その時、東京新聞はどう動いたのか~原発事故、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪…
 2011年の東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を機に、本紙は権力を監視し「本当のこと」を伝える報道姿勢を強め、貫いている。なぜ、そのようになったのか。激動期に編集局長として紙面づくりを指揮した筆者が紙面を示しながら解き明かす。
 震災後に発足した第2次安倍政権下の特定秘密保護法、安保法制、共謀罪などで、「国のかたち」は大きく変わった。2025年は戦後80年という節目の年を迎える。存在意義が高まる新聞の使命についても語り、読者とともに考える。

 原発事故などで権力が「本当のこと」を隠した時、「数の力」で権力が「国のかたち」を変えようとした時、東京新聞は権力を監視し、国の秘密を暴くスクープを、「本当のこと」を追い求めた。
~「はじめに」より
【章立て】
 第1章 歴史に裁かれる新聞と権力
 第2章 「3・11」世代の記者の使命
 第3章 「戦える国」の権力監視
 第4章 東京新聞流のジャーナリズム
 第5章 「新しい戦前」の中で

東京新聞元編集局長 菅沼堅吾 著
定価(税込):1,540円 (本体価格1,400円)
四六判 並製 240ページ
発売日:2025年1月29日

【著者紹介】
菅沼堅吾(すがぬま・けんご)
1955年静岡県生まれ。早稲田大政治経済学部卒。78年中日新聞社に入社。東京新聞を発行する東京本社の政治部長、社会部長、論説室論説委員(朝刊1面コラム「筆洗」を担当)などを歴任し、2011年6月から6年間編集局長を務めた。24年6月から同本社顧問。

あわせて読みたい

福島原発事故、国策に抗った元町長、孤高の闘い
東洋経済オンライン
福岡がルーキーGKの結婚を公表「発表の時期を本人含め各所と調整していたため、皆様へのご報告がこのタイミングに」
ゲキサカ
バレンタイン限定スイーツ、フィレンツェ生まれの伝統菓子「ZUCCOTTO」
PR TIMES Topics
SNSに投稿中の菅沼菜々を盗撮!? マネージャーが撮った写真に反響続々「もうね、笑うしかない」
イチオシ
菅沼菜々は3季守った“シード陥落”の危機 復調へスイングの原点回帰「良い感じになってきた」
イチオシ
【オートクチュールカフェ】春爛漫の心ほどけるアフタヌーンティー
PR TIMES Topics
【オウム事件や刑務所の今】東京新聞記者らがオンラインでニュースを解説!【今シーズンで最終回】
PR TIMES
日本人が「知ってはいけない」、日本とアメリカの「本当の関係」…日本の戦後史最大の「謎と闇」
現代ビジネス
いつもの朝食プラス「Y1000」でウェルネスライフ。管理栄養士が奨める新習慣!
antenna
【参加無料】\東京都港区の夜景を楽しむ街歩きゲーム/「みなと夜景 TOWN TREK EEE!(タウントレック・イー!)」開催中
PR TIMES
「社員を監視するテクノロジー」が導入される恐怖
東洋経済オンライン
期間限定「みかん香る 濃厚しょこら大福」を販売
PR TIMES Topics
イーロン・マスクも見放す…?トランプは「2018年と2023年の習近平」と同じ道を辿る
現代ビジネス
それでもナベツネにあえて送る“辛口すぎる”追悼
ダイヤモンド・オンライン
民意と乖離するメディアの「正しさ」―女川原発再稼働報道を考える
Wedge[国際]
じつは日本はアメリカの「完全な属国」だった…日本人のほとんどが知らない「ヤバすぎる3つの密約」
現代ビジネス
出世のために最高裁の顔色をうかがう…実は日本以外にはほとんどない裁判官の「ヒエラルキー的キャリアシステム」
現代ビジネス
アメリカ軍にとって、日本は「国境が存在しない国」だった!…日本が渡してしまった「ヤバすぎる特権」
現代ビジネス