転校先で涙が止まらなかった…福島県伊達市を離れた15歳の少女が感じた「原発事故なんてなかった」という空気

2025.03.31 16:16
その日は、中学校の卒業式だった。わかなさんは、福島県伊達市に住んでいた。福島市に隣接し、原発から約60キロ離れたこの都市に、山を越えて放射性物質が降り積もった。原発事故を通じて彼女が見たものは、「人の命より、優先させるものがある」という大人の世界だった――。(後編)■知らぬ間に実験道具とされていた伊達市民

(前編からつづく)

2011年5月、わかなさん一家は山形県へ自主避難した。伊達市を離れた…

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