【産学連携】京都府立「嵯峨野高等学校」×和菓子の「鶴屋吉信」が共同で新商品を開発。源氏物語・枕草子にインスピレーションを得た和菓子を期間限定で販売いたします。

2025.01.09 12:30
鶴屋吉信
1803年創業の京菓子老舗「鶴屋吉信」。「旧三井家下鴨別邸」での期間限定メニューにも。
コラボレーション和菓子「春はあけぼの」(左)「紫の想ひ」(右)

和菓子製造販売の株式会社 鶴屋吉信(つるやよしのぶ)(本社:京都市上京区、代表取締役社長:稲田慎一郎)は、京都府立嵯峨野高等学校(京都市右京区、校長:吉村 要)の研究活動科目「アカデミックラボ」所属の高校生の皆さんとのオリジナル開発商品『紫の想ひ』『春はあけぼの』を、鶴屋吉信の公式オンラインショップ(2025年1月14日(火)~)・本店(2025年2月1日(土)~)にて数量限定で販売いたします。

また、重要文化財・旧三井家下鴨別邸(京都市左京区)の茶寮では、2025年2月に当商品を用いた期間限定メニューとしてご提供予定です。
【嵯峨野高等学校「アカデミックラボ」について】
京都府立嵯峨野高等学校の「京都こすもす科共修コース」および「普通科」にて実施されている探究活動です(通称:アカラボ)。高校生の皆さんそれぞれが興味関心の高いラボに所属し、課題やテーマ設定から実験・実習の計画と実践、論文や英語による口頭発表までを自ら行うことで、さまざまな力を育てることを目的としています。

●京都府立嵯峨野高等学校 公式ホームページ
●「アカデミックラボ」詳細
【商品の開発ストーリーについて】
2024年5月、今年度の「京・平安文化論(人文科学領域)」ラボを専攻されている2年生の皆さんより、今回の活動への協力のご依頼をいただきました。鶴屋吉信の掲げる目標「京菓子文化を後世に伝えること」「幅広い年齢層に和菓子市場を創造すること」と大変親和性が高く、鶴屋吉信の企画・製造協力にてコラボレーションがスタートいたしました。

テーマは「源氏物語」と「枕草子」に決定。歴史的文学作品の世界観を和菓子で表現するため、細かい意匠のアレンジができる「意匠羊羹」で進めることになりました。高校生の皆さんが授業で学ばれた内容をもとに、作品のどの部分を和菓子に落とし込むか、どのようなデザインにしたいか、などのアイデアをさまざまにご提案いただきました。
学生の皆さんと対面での授業風景
実際にご試食しながらの開発でした

高校生さんからいただいたデザインスケッチを元に、鶴屋吉信にて和菓子職人をまじえた検討会を開催。実際のお菓子としておつくりする際に適したデザイン、素材や風味についても話し合い、そのフィードバックをお伝えしてデザインの調整を進めてゆきました。
試作品を持ち寄り、鶴屋吉信の和菓子職人(写真右上)と直接の相談、質疑応答の時間を多く設けました

できあがったデザインをもとに、鶴屋吉信にて実際に試食できる試作品を製造。風味、デザイン、全体のバランスを整えてお菓子本体が完成。また同時並行にて、商品名やパッケージデザインもすべて高校生の皆さんによりご考案いただき、2024年11月に『紫の想ひ』『春はあけぼの』2つの商品が完成いたしました。
「紫の想ひ」
「春はあけぼの」

このたびのコラボでは、高校生の皆さんと弊社の職人や担当者が対面でのお打ち合わせを何度も実施させていただき、その場ですぐに質問や相談のできる、密なコミュニケーションを心がけて進めて参りました。また、商品名やデザインも一からご考案のうえでできる限り弊社からは手を加えず、理想のイメージを実現できるようにと努めさせていただきました。ぜひご注目いただけますと幸いです。
【開発商品について】
●『紫の想ひ(むらさきのおもい)』
「源氏物語」がテーマ。作品全体を結びつける「紫」の色のイメージ、作者の紫式部が「藤式部」と呼ばれていたことや、 藤の花言葉「恋に酔う」「決して離れない」のフレーズをあわせて、美しい藤の花をお菓子のモチーフとしました。お茶の香り高い抹茶羊羹と琥珀羹の二層羊羹には、爽やかな色合いとともに、涙のしずく形にアレンジした藤の花の意匠をあしらって登場人物の切ない想いを表現しています。
源氏が恋する女性に想いを寄せる姿をあらわす商品パッケージ。中にはお菓子とともに「源氏物語恋みくじ」をお入れしています。平安の恋物語に思いをはせながら、お召し上がりいただきたい一品です。

●『春はあけぼの』
「枕草子」がテーマ。有名な一節「春はあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは…」から発想し、山のむこうにあざやかな朝焼けが見える情景、その時間帯の美しさそのものをお菓子であらわしました。上品な甘さのこしあん羊羹と紅色の羊羹を重ね、こしあんの色はまだ夜が明ける前の山々を、ほのかな紅色で朝日が差し込む山際を表現し、透きとおる琥珀羹には朝焼けの太陽をあらわすオレンジの輪切りをこめました。
紫がかった空に雲が細くたなびく景色をあらわす美しい商品パッケージも、高校生の皆さんよりご考案いただきました。枕草子の物語に思いをはせながら、お召し上がりくださいませ。
【商品情報】
『紫の想ひ』
価格:1,728円(本体1,600円)

お日保ち:13日
特定原材料等28品目:乳成分・大豆
※「紫の想ひ」には「源氏物語恋みくじ」が同封
『春はあけぼの』
価格:1,728円(本体1,600円)

お日保ち:13日
特定原材料等28品目:乳成分・大豆・オレンジ



【販売情報】
●鶴屋吉信 公式オンラインショップ
2025年1月14日(火)12:00 ~ 27日(月)12:00 ※お届けは2月1日以降

●鶴屋吉信 本店店頭
2025年2月1日(土)~なくなり次第終了 ※入荷日は2月1日・15日

●旧三井家下鴨別邸 茶寮
2025年2月~期間限定メニューにて提供 ※詳細は後日発表の予定です
・旧三井家下鴨別邸 公式ホームページ
株式会社 鶴屋吉信
1803年(享和3年)京都・西陣で初代鶴屋伊兵衛により創業。220余年の歴史を刻む、京都の老舗京菓子司。「ヨキモノを創る」を家訓とし伝統の技を守りながら、現代の感覚をとりいれた新しい和菓子やカフェを考案。各種コラボレーション企画にも取り組む等、歴史ある京菓子の魅力のすそ野を広げてゆくとともに、和菓子の新たな価値を日々追求しています。

■会社概要
社 名:株式会社鶴屋吉信
代表者:代表取締役社長 稲田慎一郎
所在地:〒602-8434 京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
創 業:享和3年(1803年)

公式サイト:
公式Xアカウント:
公式Instagramアカウント:

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