忘年会への参加意欲有りは6割!広がりつつある日中の忘年会では3割がノンアルコール飲料派で、若い世代ほど高い傾向に【ノンアルコール飲料と忘年会に関する調査 ~グリーンズフリージャーナル~】

2024.12.20 11:00
キリンビール株式会社
【調査サマリー】ノンアルコール飲料で1年をリフレッシュ ~仕事もプライベートも充実させる新しい忘年会スタイル~
コロナ禍を経てワークスタイルや職場でのコミュニケーションが変化する中、忘年会に対する意識はどのように変化しているのでしょうか。20代~50代の働く男女680名を対象に「ノンアルコール飲料と勤務先忘年会に関する意識調査」を実施しました。また、「日中の忘年会」が徐々に広がる中、昼間に忘年会を開催している人にインタビューを行い、これからの忘年会のスタイルを探りました。

調査の結果、勤務先の忘年会に参加意向がある人は6割であり、「職場の人との関係構築」を大切にする意識や「1年を締めくくりたい」「皆でお酒を飲みたい」という忘年会らしい参加動機が高いことが明らかになりました。その一方、お酒を飲む場で「気を使うのが疲れる」だけでなく「プライベートを充実させたい」「勤務時間外の拘束を避けたい」という課題も浮き彫りになっています。

一方、日中の忘年会を開催している人へのインタビューからは、忘年会を楽しむと同時に夜の予定も充実させている声がうかがえました。忘年会後に予定も踏まえ、自分の好きな飲料で忘年会を楽しみながら、その後のプライベートも充実させるという新しいドリンクスタイルも見えてきています。
調査結果からも、日中の忘年会のメリットとして「プライベートや家族との時間を充実させる」「身体が疲れずに済む」「時間を有効活用できる」が上位になっています。
日中の忘年会ではノンアルコール飲料を飲む人が3割にのぼり、若い世代の方にその傾向がみられます。「お酒を飲んだ気分になれる」「その後の予定に支障がでない」といったことがノンアルコール飲料を飲む理由になっており、7割の人が「ノンアルコール・ビールテイスト飲料は昔に比べて美味しくなった」と感じていることも背景にありそうです。

今回の調査とインタビューを通じて新しい忘年会スタイルとノンアルコール飲料の楽しみ方が見えてきました。1年を振り返り、一緒に働く人とのつながりを大切にするという忘年会の本質は残しつつも、プライベートを大切にするために日中に忘年会を行い、プライベートも充実させるためにノンアルコール飲料で乾杯して1年間の仕事をリフレッシュするという新しいスタイルが浸透していくかもしれません。

■調査概要
・調査対象   全国の20-59歳の働く男女 680名(学生、専業主婦・主夫、パート、無職は除外)
※性年代別に各75名で割付
・調査時期 2024年11月7日(木)~8日(金)
・調査方法 インターネット調査
・調査主体 キリンビール株式会社
※数値は、小数点第1位までの掲載。小数点以下第2位を四捨五入して算出しているため、各回答の合計が100%にならない場合があります。
【1】ワークスタイルや価値観の変化に伴う忘年会の在り方
“忘年会は楽しみたい”、でも“自分の時間も大切にしたい”。今どきの忘年会参加意識

忘年会の参加意欲 6割。比較的若い世代の参加意欲が高い傾向。
今年の年末に勤務先で忘年会が実施される人(274名)に忘年会への参加意向をたずねた結果、6割を超える人が「参加したい」と答えています。年代別にみると20代(67.8%)、30代(68.3%)の7割近い人が「参加したい」と回答しており、若い世代の方が忘年会に対する参加意向が高い結果になっています。
忘年会の参加理由 “職場での関係づくり”、参加したくない理由“プライベート優先意識”上位
勤務先での忘年会に参加する理由は、「職場の人とのコミュニケーション」(36.1%)、「職場の人との関係構築」(32.1%)がそれぞれ3割を超えており、円滑に仕事を進める関係づくりの場として忘年会に参加する意識がうかがえます。「参加したくない・どちらともいえない」と答えた人(106名)の理由は、1位が「気を使うのが疲れる」で5割近い結果になっており、忘年会での振る舞い方に過度な気遣いをしているのかもしれません。また、「プライベートを優先したいから」(25.5%)、「勤務時間外に拘束されたくないから」(24.5%)という時間的な制約を受けることに抵抗がある理由も上位になっています。
参加理由・参加したくない理由をみると、職場の人との関係づくりは大切にしつつも、プライベートの大切さに対する意識もうかがえる結果になっています。
【2】インタビュー:仕事とプライベートを両立する日中の忘年会
オンオフを切り分けられる「日中の忘年会」。ノンアルコール飲料が可能にする新しい忘年会の楽しみ方とは

日中の忘年会主催者に聞くお勧めの理由
Singerly株式会社 取締役(COO) 橋本裕樹さん

日中に忘年会を開催していこうと決めた大きな理由は、時間の有効活用です。私も子育て中ですが、参加者の家族との団らんの時間を守りながら開催できる点や、普段なかなかお話しできない多忙な方とも時間調整しやすいメリットがあります。
その中で、ソフトドリンクの代わりにノンアルコール飲料を飲むことが増えています。最近のノンアルコール飲料は、パッケージがスタイリッシュになっていて、華やかな雰囲気がある。個人的にアルコールが入ってしまうと、そのとき話した大切なことや、お会いした人の記憶があやふやになってしまうので、重宝しています。周りと楽しく乾杯しながら、美味しく飲めて気分が盛り上がるといった点ではお勧めですね。



参加者の声 「楽しめるドリンクであれば、忘年会は何を飲んでも良い」
あさげの会の様子

- 1年間、どんなことがあったかを振り返り、来年どうしていこうかを考える場として忘年会を大切にしています。ただ、夜の飲み会だと体力的にもしんどいので、日中に実施する形は新しい文化として面白い。今日はノンアルコール飲料を飲みましたし、普段からノンアルコール飲料を間に挟むタイプです。1杯目のビールから始めて、3杯目ぐらいにノンアルコール飲料を楽しんでいます。

- こういった日中に忘年会を行うのはありがたいです。今の時代は、オンオフの切り替えが重要な時代で、仕事をするには、人となりを知って、距離を縮めることも必要なので忘年会は大事にしたいけど、プライベートを削ってまで行きたくない人も多いので。今日は日中なのでノンアルコール飲料を飲みました。ノンアルコール飲料は、昔と違って格段に美味しくなっていて、普通のお酒と変わらないぐらい美味しい。飲まない人も多くなっていますし、楽しめるドリンクであれば、忘年会は何を飲んでも良いと思っています。

※弊社からあさげの会主催者・参加者に依頼し、頂いたコメントを編集し掲載しています。

【3】広がり始める「日中の忘年会」とノンアルコール飲料
時間を有効活用する日中の忘年会に相応しいノンアルコール飲料~「忘年会を楽しむ」「忘年会後の予定」「味の美味しさ」を満たす~

若い世代ほど経験率が高い日中の忘年会。メリットは“1日の充実”
勤務先の忘年会が日中(午前やお昼、夕方を問わず)に開催される日中の忘年会の参加経験率は20.9%と、すでに2割を超える人が勤務先の日中の忘年会に参加経験があり、若い世代ほど経験率が高い傾向があります。
日中の忘年会が良い理由は、「夜の時間が自由に使える」(39.1%)、「勤務時間外に拘束されない」「プライベートに影響しない」「健康的な気がする」(各29.7%)といったオンオフを切り分けて“一日を充実”させることができることが理由のようです。
日中の忘年会、若い世代ほどノンアルコール飲料を楽しむ
勤務先の忘年会が日中に開催された場合に飲むドリンクをたずねた結果、アルコールを飲む人が6割(60.4%)、アルコールを飲まない人が4割(39.6%)という結果に。そのうちノンアルコール飲料を飲む人は3割(30.6%)ですが、20代では4割(41.1%)を超えており、若い世代を中心にノンアルコール飲料が浸透してきている様子がうかがえます。
「ノンアルコール・ビールテイスト飲料は昔に比べて美味しくなった」7割
日中の忘年会でノンアルコール飲料を飲む理由には「お酒を飲んだ気分になれる」(31.9%)、「日中にアルコールを飲むことに抵抗がある」(26.4%)といったノンアルコール飲料ならではの結果が上位に並びます。その他にも「その後の予定に支障が出ることを避ける」(24.3%)といった日中の忘年会らしい回答や「ノンアルが好き」「味が美味しい」「リフレッシュ・気分転換したい」というノンアルコール飲料に好意的な回答も見られます。
日中の忘年会でノンアルコール飲料を飲む人*の7割は「昔に比べてノンアルコール・ビールテイスト飲料が美味しくなった」と回答しており、ノンアルコール飲料の美味さを実感している人が増えたことも要因にありそうです。「忘年会を楽しむ」「忘年会後の予定」「味の美味しさ」を考えると、ノンアルコール飲料は日中の忘年会にピッタリのドリンクといえるかもしれません。
*半年に1回以上ノンアルコール飲料を飲む人のうち、日中の忘年会でノンアルコール飲料を飲む人
【4】“ユニバーサルな飲み会”に適したノンアルコール飲料
西沢邦浩(健康医療ジャーナリスト/元日経ヘルス編集長)
この10年間ほどで、ワークライフバランスや育児参加に対する意識など仕事とプライベートへの向き合い方、両立に対する意識が大きく変わりました。端的に言えば、仕事重視から仕事とプライベートの時間を切り分け、オンオフともに充実させたいという価値観への変化と言えるかもしれません。そういう意味では、オンタイムの時間内に開いて、冷静に一年の仕事を総括し、仲間と積んだ体験を振り返りつつ、来年に思いを巡らす「日中の忘年会」が増えていくのは時代の変化に沿った自然な流れなのではないでしょうか。
ワークスタイル意識と同時にアルコールに対する意識変化も進んでいます。今回の調査結果にも若年層ほどノンアルコール飲料を選択する率が高いというデータがありますが、若年層は「お酒を飲まないと場が楽しくならない、盛り上がらない」という感覚が薄くなっている印象があります。
ノンアルコール・ビールテイスト飲料は、水やお茶、ジュースといったソフトドリンクとは異なるイメージや炭酸がもたらす爽やかさがあり、お酒を飲む人も飲まない人もともに楽しめる“ユニバーサルな飲み会”の場に適していそうです。ノンアルコール飲料で乾杯する「日中の忘年会」というシーンは、その象徴と言えるでしょう。
※弊社から西沢邦浩様に依頼をし、頂いたコメントを編集し掲載しています。


■お問合せ先
グリーンズフリーPR 事務局
プロジェクト担当
Email:kirin_greensfreejournal@sion-group.com

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