「偏見」の目を向けられ、「差別」されてきた祖父母が二人の子どもを持つまでの苦難…小説家はどう「ルーツ」を辿るか

2024.11.18 06:00
美術業界の裏側を綴った「神の値段」で第一四回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、二〇一六年にデビューした一色さゆりさんは、大学と大学院でアートを学び学芸員として働いてきた経歴を活かして、アート・ミステリーを数多く手がけていることで知られる。

最新作『音のない理髪店』は、アートを題材にしてもいなければ、「謎」が掲げられたミステリーでもない。耳が聞こえないろう者の歴史と現実を、一人の人物を軸に…

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