「龍の肉」世界初公開【国立新美術館】最先端バイオや生成AIを応用したアート博覧会 NAVIGATE ARTS[Bio/Digital/Human] LOM BABY by Transeeds Inc.

2024.10.23 11:29
Transeeds Inc.
入場チケットが完売。DNA合成や生成AIを応用した最先端テクノロジーによる作品群を国立新美術館で発表
企業のネットが星を被い
電子や光が駆け巡っても
国家や民族が消えてなくなるほど
情報化されていない近未来――
引用元:GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

2024年のいまから遡ること35年前に描かれたこの未来は、わたしたちのすぐそばに訪れようとしています。
そんな切望と混沌を表すような博覧会を国立新美術館で開催しました。

NAVIGATE ARTS [Bio/Digital/Human]
アート、芸術の世界には人類のために超えなければいけないテーマが少なくとも7つあるとされています。
近現代に名を馳せた芸術家たちの多くは、このテーマを超え人類に新たな衝動や拡張を与えてきました。
そして、私たちTranseeds Inc.は現代における最高峰のテーマ「生命の誕生」を超越するために研究・開発を行っています。

人工生命体開発の最前線を歩む私たちの”いま”をご覧ください。



世界初公開
最先端バイオアート「龍肉」
空想上の動物である「龍」をDNA合成により この世界へ誕生させる試み。
様々な伝承に基づき、龍を構成する動物や細菌のDNAを合成することで「龍のDNA」を作り出し、そのDNAを用いて生成される「龍の肉」を20m級の装置と共に公開しました。

販売情報:SOLD OUT
龍肉 [20m級の装置]
生成された龍肉はチューブ内を移動する
実際に生成された龍のDNA



生成AIを応用した「イマーシブアニメーション」
体や表情の動きに合わせて物語が紡がれる、生成AIを応用して作られたアニメーションシステム

生成AIを応用してエンターテイメントを拡張するパフォーマンスを、
音楽「鬼の右腕」 × ストリートコンテンポラリーダンス「itsuki. / Maakun」によるLIVEを通して発表しました。

販売情報:SOLD OUT(座席チケット完売)
体や表情の動きに合わせて物語が紡がれる、生成AIを応用して作られたアニメーションシステム
システムイメージ
開発中のシステム



DNA figure (DNA入りフィギュア)
これまで誰も触れることができなかった、あのマンガやアニメのキャラクターに、最先端バイオテクノロジーの力で触れることができる。
そんな、空想と現実を超えた肌触りのあるフィギュア
LOM BABY
LOM BABYのDNA設計図
DNA figure (DNA入りフィギュア) [試作品]



ブロックチェーンカメラを活用した映像作品
龍をテーマに、ブロックチェーンカメラにより撮影された7つの映像作品を公開

[ブロックチェーンカメラ]
※改ざん不可能な映像や写真を撮影することができるカメラ
撮影をしながら、そのデータを瞬時にブロックチェーンという改ざん不可能な領域に保存する技術(特許申請中)
龍をテーマにした7つの映像作品
Dragon Meat Burger
カカシ [特別出演:濱尾ノリタカ]

[特別出演]
濱尾ノリタカ
1999年11月26日生まれ、東京都出身。
2021年より「仮面ライダーリバイス」にジョージ・狩崎役で出演。 以降、ドラマ「埼玉のホスト」「ブラックポストマン」「マイ・セカンド・アオハル」などに出演。
現在、7月期ドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS系)に出演中。


LOM ARTS
NFTやWEB3 MINT GAMEとして展開してきたLOM BABYシリーズの、
アートという根源を美術品として形式化することで現代美術としての表現を試みた作品群

販売情報:SOLD OUT
LOM ARTS
LOM BABY [Phase:MOM]
MERCURY - LOM BABY 0



LOM BABY × PxCell ・ 田所バイオ技術研究所 ・ mokemoke
バイオファッションテックブランド PxCellや田所バイオ技術研究所・mokemokeとのコラボコレクションを発表

[電気グルーブ]
総製作費1000万円超え。
電気うなぎとワラビーのDNAを合成することで、100万ボルトに耐えうる「電気ネズミ」を作り出すバイオプロジェクト

[anima]
盆栽は長い時をかけて無数の手が加わり続ける、作者不明の終わりなき芸術ですが、DNA情報を取り入れることでその芸術に人間の痕跡を遺し、新たな価値と表現を生み出すプロトタイプ
電気グルーブ / anima




協賛
アートかビーフンか白厨(ArtSticker)/ PxCell / 田所バイオ技術研究所 / mokemoke / Bubble
上から:アートかビーフンか白厨(ArtSticker)/ PxCell / 田所バイオ技術研究所 / mokemoke / Bubble


後援
BEAMS CULTUART
ビームスのアートやエンタメ、デザインといったカルチャーの領域を、グローバルに推進するプロジェクトです。 新たな時代に向けて、現代アートやアニメ、音楽、グラフィックといった要素を、セレクト、ミックスすることで、未知の思考・感情・感性と出会う幸せを提供します。
BEAMS CULTUART




主催
LOM BABY
LOM BABY「生命の誕生」をテーマに、アーティスト・エンジニア・科学者などのメンバーから構成されたクリエイティブコレクティブ

World Trade Center(ニューヨーク)での発表を皮切りに、LIQUIDROOM(東京渋谷)での個展が成功、Grand Palais(パリ)の展示では 2日間で約4500人を動員、KDDIとのコラボにより実現した、大規模個展[LOM BABY_PLUS ULTRA]では、展示作品のすべてが完売。
過去最高来場者数と最高取引額を更新。



by
Transeeds Inc.
略歴
2024.10 Transeeds合同会社から「Transeeds株式会社」へ組織変更
2024.8 NAVIGATE ARTS [Bio/Digital/Human] (国立新美術館)
2024.6 LOM BABY x Condomania (渋谷PARCO)
2024.5 Web3アート展:LOMBABY_PLUS ULTRA (GINZA 456 Created by KDDI)
2024.3 NFT Paris (Paris Grand Palais)
2023.12 MERCURY - LOM BABY 0 (LIQUIDROOM)
2023.10 Superchief Gallery (New York World Trade Center)
2022.4 LOM BABY 結成
2021.10 LVMHとベンダー契約
2019.9 Transeeds Inc.設立
2018.9 LOFT Design Award 最優秀賞受賞
2017.9 VOGUE Fashion Night Out 個展開催 (表参道ヒルズ)
2014.3 Transeedsの前身となるアートユニット結成



本展について
〇「DNA合成」を使ったアート作品の制作における、思想や作品に含まれるメッセージ

夢です。
DNA合成によって生み出されるその先に、みんながワクワクする夢があるのです。
そして、それは次世代の「インフラ」になると考えています。

人類がDNAと向き合い始めたのは1953年のこと、精神や哲学の領域から自己を探求していた人々に対して、宗教史の神殺しの如く自身の現実と発展性を提示してきました。
それから22年の時を経て、1975年にはDNAの合成技術が開発され、国家レベルでDNAをデザインすることのメリットを享受し続けてきました。
そして約50年を要して、その技術は著しい低価格化と短納期化を実現し一般層へ浸透しようとしています。

この転換期は必然でした。
科学に分類する物理学や化学はこの30年発展の鈍化が著しく、スター学問として輝き続けていたものが「生物学」でした。
少なくとも、この世界は文明社会であるからこそ、拡張のスタート地点は「技術革新」によって始まることが多く、DNAの発見も光学顕微鏡の発展によるものでした。

この技術革新と一般化が交差する分野が「DNA合成」であり、この分野を商業化することが私たちの社会に対する重要なアプローチになります。

アニメやマンガの世界と私たちが存在する現実世界の境界線はあまりにも厚く、自然発生的に出会うことができる存在ではありませんでした。

そこで、私たちは考えました。
その存在と出会うためには、現実世界側の生体もしくは物体に対し人工的な変異・デザインが必要なのだと。
誰もが愛する、尊敬する、空想上の存在と肌ざわりのある世界を作り出すことは、アートや商業を通り越えた、ひとつの「インフラ」になると信じています。

例えば、
「龍肉」は、奇をてらった創造物ではありません。
昨今、問題視されている環境活動家やヴィーガニズムなどの主義は私たち人類が共存し続ける限り無視することはできない主義主張です。
そこに、それぞれの強い想いがあるのであれば、新たなアプローチを構築することが重要だと考えます。
家畜自体を否定するのではなく、そこに含まれるメタンガスなどの環境問題や動物愛護の関係を読み解き「培養肉・代替肉」を拡張することで、対立する主義主張にあらたなアプローチを見いだせないかと考えました。

そして、私たちLOM BABYが日本を舞台にこの表現をアートとして国内、そして世界に問題定義として発信したい一番の理由は、日本の「食料自給率」にあります。

日本の食料自給率は38%とかなりの低水準であり、食肉を基本としたタンパク質の食料自給率は28%にまで下がります。
輸入と海産資源に頼りきっている日本は、国際情勢や環境悪化により、日々の生活を維持することすら容易に崩壊する可能性が高いです。

そして、その状況はいまや日本だけの問題ではなく、世界的に問題視されています。

龍のDNAを合成する革新的な挑戦を、この依然として変わらない問題に、まずはアートとして社会にクリティカルな問題定義を発することで、私たちを取り巻く社会・環境・食料の在りかについて、今一度考え直すキッカケと発展途上の培養肉や代替肉への関心が高まり、日本が一丸となって自己防衛をするトリガーになると信じています。
そこで、私たちは合成した龍のDNAを大豆由来のタンパク質に移植する培養肉の研究を続けています。


〇Bio / Digital / Humanの3つの変化と社会へ投げかける問い

NAVIGATE ARTS [Bio/Digital/Human]
本展タイトルには、私たちが所属するポストインターネット派の社会性がひとつのカギになっています。

現代の人々はあまりにも多くの情報が押し寄せる濁流の中にいます。
それは、一種のドーパミンがでる最高のコンテンツとも称することができますが、
それに疲れ、本質的な問いにたどり着けず答えもわからないままゾンビと化しています。
いうならば、自己防衛としての脳死を行っている状態です。

そこで、世界のアートシーンを間近で捉え、東京渋谷を拠点に”いま”を見てきた私たちの視界を共有し、
最先端から見える「いま人類が見るべき本質」をその目で捉えてほしいという想いから”NAVIGATE ARTS”というテーマの博覧会を行うことにしました。

今回の副題は [Bio/Digital/Human]
現代を生きる私たちをホモサピエンス期まで原初へ立ち戻りながら考え直すと、
「最先端バイオテクノロジー → デジタル化した文明 → 人間という私たちについて」
この順に今一度私たちを再定義して、これからを見つめなおそうと考えました。

この3つの変化に気づいたのはWeb3を探求している時でした。
人類が「人間回帰」していると

私たちは物心ついた時からデジタルネイティブで、デジタルの進化・拡張性に酔いしれていました。
最前線でデジタルに触れてきた私たちからすると、ここ最近の風潮があまりにも人間回帰的で、特にWeb3と言われているデジタル最先端分野はもはや哲学合戦になっています。

そして、さらなる最先端に答えがあると思い、バイオ分野に私たちは歩を進めました。
しかし、論議を繰り返し開発すればするほど見えてきたのは、人類とは、人間とは、私とはという”問い”を再発見する事ばかりでした。

合成DNAが発展した世界では、自己が自己と証明する方法をループして、自分の存在を今一度考え直す中空化した時間を与えられます。
その時間はとてもかけがえのない存在であり、新たな認識の創発点になると考えています。
バイオテクノロジーが魅せる世界は、今を生きる人類が求めている根源的な快楽となるのです。

その、はじめの一歩は、あのアニメキャラクターや幻獣と会えるかもしれないという純粋な夢から始まるのです。

LOM BABY


Supervision of DNA Synthesis
TADOKORO BIO TECH INNOVATIONS

DNA Design
NAOKI TADOKORO
DRAGON BOY

Scientists
RYUTO KAWAMATA
NAOKI TADOKORO
DRAGON BOY

Chief Engineer
LOZ
Support Engineer
.R

Cast
YUI
AI FUKUSHIMA
OKA
KAZUYOSHI KAWANOBE
SIMON
MAMI
SHIMIZU HIROAKI
HIKARU JAMIE MASAMIYA

NORITAKA HAMAO


Stylist
CODAN

Hair & Make-up
YUSAKU
ANNA II

Street Contemporary Dancer
ITSUKI.
MAAKUN

Music
ONI NO MIGIUDE

Video
SHINTARO TERAMOTO

Production
FAMILIA



Director
LOM BABY



■プレスリリースに関するお問合せ先

Transeeds Inc.
Email:info@transeeds.com
URL:
※アルバイト募集:

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