映画制作者マシュー・S・ムーアと佐藤清寿が制作するドキュメンタリー映画「ALL FOR ONE」を実現させるために、このプロジェクトを立ち上げました。ろう者（耳が聞こえない）によるろう映画でデフリンピックとデフアスリートの魅力を世界に広めたいです。ぜひ、私たちの制作のご支援をよろしくお願い致します。
初めまして。ドキュメンタリー短編映画『ALL FOR ONE』共同監督のマシュー・S・ムーアと佐藤清寿です。『ALL FOR ONE』制作の実現を目指します。
私たちが実現させたいプロジェクトは、ろう当事者が制作するドキュメンタリー短編映画『ALL FOR ONE』です。
この映画は、日本のろうアスリートがどのように努力し、情熱を注いでいるのか、そしてデフリンピックへの挑戦やその道のりを明らかにする内容です。
5人のデフアスリートに密着し、それぞれの競技や日常を描きます。
出演するデフアスリート一人一人は競技・種目が異なり、異なる環境下で育ってきました。聴者と対等な自信や強みを持った個性豊かなデフアスリートの魅力を、スクリーンを通して世界に伝えていくのが作品の目的です。
この映画では、競技の練習風景、試合時の勇姿、聴者のアスリートやコーチとのコミュニケーションなど、デフアスリートの日頃の努力の積み重ねや苦悩、日常生活が自然体で映し出します。
デフアスリートの見事なパフォーマンスをドキュメンタリー映画で魅せることで、ろうの子供たちに夢を与えたい。視聴者は、デフアスリートの身体的な強さだけではなく、完璧を目指す精神や感情も発見できるであろう。デフアスリートとしてのポテンシャルを世界に届けたい。
ろう者は、一般社会では「障害者」として見られがちですが、ろうコミュニティには、文化があり、言語があり、そしてアイデンティティを持つ「言語的マイノリティ」なのである。
ドキュメンタリー映画を通して、社会における「ろう者」に対する価値観を一旦壊し、新たな価値観を再構築したいと考えています。
デフアスリートの日常生活やろう者同士の会話、家族や友達との関係を明らかにすることで、等身大で生きる姿を描きます。
ろう者はひとりの人間であるに他ならない。
『ALL FOR ONE』は、教育的な作品であり、ドキュメンタリーを通してデフアスリートに関する新たな世界を発見し、デフリンピックにおける課題やメッセージを伝えることで、デフアスリートへ理解が深まる作品を目指します。
みんながよく聞く「One for all, all for one」はラクビーW杯により有名になった言葉です。この意味とは、「1人は全員のために、全員は1人のために」と訳されがちだが、本来は「1人は全員のために、全員は一つの目標のために」という意味なのです。
デフアスリート全員が目指しているのはたった一つ。それは、世界一。明確な目標を設定し、夢を叶えるために日々努力しています。作品に出演するデフアスリートは競技が違っても同じ志を胸にしているので、スポーツにもふさわしいタイトルを考えるとパッと浮かんだのが『ALL FOR ONE』でした。
デフアスリートを撮る私たちにも同じ目標があります。映画祭や映画業界などで、私たちの実力を世界に認められたい。 映画業界で活躍しているろうアクターだけではなく、カメラの後ろにいるろうフィルムメーカー（映画制作者）が作り上げるストーリーテリングを世界に体験してもらうのが私たちのミッションです。
来年2025年、第25回デフリンピックが東京で開催されます。
デフリンピックとは、ろう者（耳が聞こえない者）のためのオリンピックです。世界中のデフアスリートが集う国際総合スポーツ競技大会です。デフ（Deaf）とは、耳が聞こえないという意味。デフリンピックは、1924年から始まり、東京2025デフリンピックは100周年を迎えます。日本での初開催となり、記念すべき大会です。
デフリンピックは、障害者のスポーツの中で最も古い歴史を持ちますが、その知名度は非常に低いのが現状です。2021年の調査によれば、パラリンピックの知名度が97.9％であるのに対し、デフリンピックはわずか16.3％です。2014年には11.2％だったので、少しは上昇しているものの、まだまだ十分ではありません。（参照：
）
この低い知名度は、デフアスリートたちの経済的な負担を大きくしています。試合や合宿の費用、練習施設の利用料、スポーツ用品の購入費用など、スポンサーが少ないために彼らの負担が増しているのです。企業がスポンサーとして支援することで、彼らの負担を軽減することができるはずです。
遥かに低いデフリンピックの知名度をもっと上げるために、アーティストである私たちにできることは、デフアスリートにフォーカスした映画を作ることです。ろう当事者が作る映画を。
オリンピックの並外れたアスリートに密着したドキュメンタリー映画があり、
パラアスリートの人生に深く迫ったドキュメンタリーシリーズがあるが、
デフアスリートに特化した作品は？ 私たちの番なんだ。
私たちは、デフアスリートの日常生活や厳しいトレーニング、重要な大会への挑戦に密着し、その個性やストーリーを深く掘り下げることで、世界中の人々に感動を届けたいと考えています。これまでのメディアは成果ばかりを強調してきましたが、私たちはその成果に至るまでの過程、彼らの苦悩や喜び、挑戦の一瞬一瞬を描きたいのです。
私たち自身がろう者であるからこそ、デフアスリートたちと共感し、深い絆を築くことができます。ろう者同士だからこそできる自然体なコミュニケーションを通じて、より親密でリアルな作品を作り上げることができると信じています。
このプロジェクトは、デフリンピックの知名度を向上させるだけでなく、デフアスリートたちの素晴らしい挑戦と努力を広く伝えるきっかけとなるでしょう。私たちの映画が、彼らの声を世界に届け、より多くの人々がデフリンピックを知り、応援するきっかけになることを願っています。
アスリートのプロフィールは、公式サイトでご覧ください。
デフアスリート茨さんと佐藤清寿との手話での会話の様子
非常に日差しが強い中、筑波大学でデフアスリート森本真敏さんを撮影している様子
現在『ALL FOR ONE』の制作準備（プレ・プロダクション）を進めています。アスリート一人一人の練習や大会スケジュールを確認し、インタビューも含めて撮影日を調整しています。
クラウドファンディングの宣伝のため、6月にアスリート一人一人の自己紹介を撮影し、パフォーマンスもカッコよく撮れました！アスリートの自己紹介動画は下記のリンクでご覧ください！
日本デフバレーボール協会(JDVA)からの協力を得て、6月末に沖縄で行われたデフバレーボール世界選手権2024沖縄豊見城大会を撮影させて頂きました。試合前の練習や試合中のプレーの様子、そして中田美緒さんの試合後のインタビューを撮りました。
今年10月より本格的な撮影をスタートし、作品は2025年冬に完成予定です。本作品を世界に届ける応援をお願い致します。
マシュー・S・ムーア（制作・共同監督）
ろうアメリカ人であり、1984年にマルチメディア企業MSM Productions, Ltd.を立ち上げ今年で40周年を迎える。月刊「Deaf Life」雑誌を出版しており、アメリカろう者の話題の人や功労者について、ろう社会のなかで興味深い記事を掲載してきた。大学時代から舞台というアートに出会い、俳優・制作者としてアートに関わってきた。去年、制作・監督・出演を手掛けた実験短編映画「テーブル」は、ハリウッド・ショートズ・フェスト、ニューヨーク・インディ・ショートズ・アワードズのほか、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭であるショートショート フィルムフェスティバル＆アジア インターナショナル/ライブアクション部門にノミネートされた。
実験短編映画
『テーブル』(2023)
今年、デフライフジャパン株式会社を代表取締役社長として復活させ、日本のろう社会や聴者との架け橋を築いていけるように映画制作・企画・本の出版を通して幅広く活動している。
佐藤清寿（制作・共同監督・撮影監督）
宮城県出身、東京育ち。高校卒業後、1年の浪人生活を経て、アメリカの大学への留学を決意。ロチェスター工科大学のライブアクション映画制作学部を2022年に卒業。専門は撮影監督であり、ストーリーを視覚的に表現する専門家である。大学卒業作品であるフィクション短編映画「アナムネーシス」は、ショートショート フィルムフェスティバル＆アジア ダイバーシティ部門にノミネート、ヨーロッパのアセンズ・インターナショナル・マンスリー・アート・フィルム・フェスティバルにてベストシネマグラファー（映画撮影）を受賞。
ファイクション短編映画
『アナムネーシス』(2022)
2022年に*コカ・コーラ・リフレッシング・フィルムズの1分間のCMとして母校が制作した「Say Cheese」プロダクションに撮影チーフ（フォーカスプラー）として参加。本作品は、当プログラムでグランプリを獲得し、全国の映画館１万ヶ所以上で上映。
映画芸術におけるテクニックおよびクリエイティブを“デフ・アイズ”（ろうの視点）で発揮、ろう映画の魅力を世界に広めるよう撮影監督としてさまざまな作品に臨んでいる。
*Coca-Cola® Refreshing Films は、提携校の新進気鋭の映画制作者に大画面向けのコンテンツを制作する機会を提供するプラットフォーム。このプログラムでは毎年、アイデアを提出する新しい映画制作者を募集している。
作品が完成された後、国内外の映画祭に応募する予定です。映画祭へ出品する事で本作品が上映され、国内外の一般の方々や映画業界の人々に観てもらうことでろう当事者が制作した映画の世界観を知ってもらい、さらにデフリンピックやデフアスリートの存在を知ってもらう効果があると確信しています。世界が認めるような作品を目指します。
映画祭での上映後、国内のろう学校や普通校を巡る上映ツアーを行いたいです。ろうだけではなく、聞こえるこどもに作品を観てもらうことで、次世代に障害がある無しに関わらず誰もが対等で共生できる社会を作り上げていきたいと考えています。
上映ツアーでは、上映だけではなく上映後作品に出演したデフアスリートからのお話を聞ける機会も作ります。デフアスリートと一緒に上映ツアーを回すことで全国の子どもに希望を与えると私たちは確信しています。
・制作準備（プリプロダクション） ：2024年春・夏
・撮影（プロダクション）：2024年秋－2025年春
（出演者の都合・大会スケジュールによる）
・編集・色補正・音楽制作（ポストプロダクション）：2025年夏－秋
・完成：2025年冬
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◉ 10,000円
★オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）
★お名前記載（公式サイトのみ）
【その他】
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・ポストカード
《オリジナルトートバッグ》
※デザインが変更になる場合がございますので、ご了承ください。
《お名前記載（公式サイトのみ）》
公式サイトへお名前を掲載いたします。
有効期限：公式サイトが存続する限り掲載。
掲載方法：文字のみ
注意事項：支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
掲載をご希望されない方は、「不要」とご記入ください。
◉ 15,000円
★オリジナルTシャツ（黒色のみ）
★監督マシュー＆佐藤によるzoom講演＋Q＆A（12月18日20時〜）
※都合が合わない方のためのアーカイブ配信あり
【その他】
・オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）
・お名前記載(公式サイトのみ)
・応援しています！ 支援者用のサムネイル画像（SNS投稿）
・お礼メッセージ（手話動画）
・ポストカード
《オリジナルTシャツ》
希望サイズをお選びください。
サイズ表は下記通りです。
※デザインが変更になる場合がございますので、ご了承ください。
《zoom講演＋Q＆A》
12月18日（水）20:00〜21:30まで
※都合が合わない方のためのアーカイブ配信あり
※音声通訳あり
※詳細については後日メールいたします。
◉ 25,000円
★A4ポスター（出演アスリート全員のサイン入り）
★監督マシュー＆佐藤との交流会（串揚げ居酒屋ふさお）
【その他】
・オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）
・オリジナルTシャツ（黒色のみ）
・監督マシュー＆佐藤によるzoom講演＋Q＆A（12月18日20時〜）
※都合が合わない方のためのアーカイブ配信あり
・お名前記載(公式サイトのみ)
・応援しています！ 支援者用のサムネイル画像（SNS投稿）
・お礼メッセージ（手話動画）
・ポストカード
《お名前記載(公式サイトのみ)》
注意事項：支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
◉ 50,000円
★お名前記載（本編エンドロール＆公式サイト）
★撮影見学権（関東内の撮影を見学できます）
【その他】
・監督マシュー＆佐藤との交流会（串揚げ居酒屋ふさお）
・オリジナルTシャツ（黒色のみ）
・A4ポスター（出演アスリート全員のサイン入り）
・監督マシュー＆佐藤によるzoom講演＋Q＆A（12月18日20時〜）
※都合が合わない方のためのアーカイブ配信あり
・オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）
・応援しています！ 支援者用のサムネイル画像（SNS投稿）
・お礼メッセージ（手話動画）
・ポストカード
《お名前記載（本編エンドロール＆公式サイト）》
有効期限：何らかの事情により本編が無くならない限り掲載継続。
掲載方法：文字のみ
注意事項：支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
掲載をご希望されない方は、「不要」とご記入ください。
《撮影見学権》
関東内の撮影を見学できます。ただし、現地までの移動は各自お願い致します。
スケジュールなどの詳細については後日ご連絡させて頂きます。
◉ 100,000円
★劇場版ポスター（監督とアスリートの直筆サイン入り）
★監督マシュー＆佐藤と作品出演アスリートとの個人食事会（飲食代込）
【その他】
・お名前記載（本編エンドロール＆公式サイト）
・撮影見学権（関東内の撮影を見学できます）
・A4ポスター（出演アスリート全員のサイン入り）x4枚
・オリジナルTシャツ（黒色のみ）x2枚
・監督マシュー＆佐藤によるzoom講演＋Q＆A（12月18日20時〜）
※都合が合わない方のためのアーカイブ配信あり
・オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）x2枚
・応援しています！ 支援者用のサムネイル画像（SNS投稿）
・お礼メッセージ（手話動画）
・ポストカード
《監督マシュー＆佐藤と作品出演のアスリート1名との個人食事会》
・公共の場所で面会します。（新宿辺りの居酒屋）
・日程・場所などの詳細は、ご連絡でご案内いたします。
・聴者で音声通訳を希望の場合、自由に申し付けください。
・一緒に食事する出演のアスリートは指名できません。アスリートの都合をチェックしてから同伴する形となりますので、ご了承お願いいたします。
◉ 250,000円
★監督マシュー＆佐藤への講演依頼
【その他】
・監督マシュー＆佐藤と作品出演のアスリートとの個人食事会（飲食代込）
・劇場版ポスター（監督とアスリートの直筆サイン入り）
・お名前記載（本編エンドロール＆公式サイト）
・撮影見学権（関東内の撮影を見学できます）
・A4ポスター（出演アスリート全員のサイン入り）x4枚
・オリジナルTシャツ（黒色のみ）x2枚
・オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）x2枚
・応援しています！ 支援者用のサムネイル画像（SNS投稿）
・お礼メッセージ（手話動画）
・ポストカード
《監督マシュー＆佐藤への講演依頼（関東ベース）》
実施場所は基本関東となっております。関東以外の場合、交通費や宿泊費は別途負担でお願いする場合がございます。講演依頼に関するお問い合わせ・相談は、redbirdpicsjp@gmail.comまでご連絡お願い致します。
◉ 400,000円
★ロゴ掲載（本編エンドロールと公式サイトとSNS）
【その他】
・監督マシュー＆佐藤への講演依頼（関東ベース）
※実施場所が関東以外の場合、交通費や宿泊費は別途負担でお願いする場合がございます。
・監督マシュー＆佐藤と作品出演のアスリートとの個人食事会
・劇場版ポスター（監督とアスリートの直筆サイン入り）
・撮影見学権（関東内の撮影を見学できます）
・A4ポスター（出演アスリート全員のサイン入り）x4枚
・オリジナルTシャツ（黒色のみ）x2枚
・オリジナルトートバッグ（ナチュラル色）x2枚
・お礼メッセージ（手話動画）
・ポストカード
《ロゴ掲載（本編エンドロールと公式サイトとSNS）》
本編エンドロールと公式サイトとSNSに企業様のロゴを掲載させて頂きます。
SNS（Facebook・Instagram・X・note.com公式アカウント）では、支援を受けた数日後に企業様のロゴを入れたサムネイル画像を投稿させて頂きます。
有効期限：何らかの事情により本編が無くならない限り掲載継続。
掲載方法：ロゴ・バナー掲載（ロゴ・バナーがない場合、お名前掲載となります。）
注意事項：支援時、必ず備考欄に掲載を希望されるお名前をご記入ください。
ロゴやバナーなどの画像の受け渡しについては、支援完了後にこちらからご連絡をさせて頂きます。
皆様から頂いた支援金の使途は下記の通りです。
・撮影費（機材レンタル、アシスタント）
・旅費交通費
・ロケ地代
・撮影後の音楽制作・仕上げ作業（編集・色補正）
・アフレコ（映像の手話に合わせてセリフなどの音声収録を行う）
・広報・宣伝のための*BTS撮影やウェブサイト・ポスター制作費
・リターン仕入
・CAMPFIRE手数料
*BTS撮影とは、behind the scenesの略語で、表には現れない撮影裏、メイキング映像のこと。
植松 隼人さん（サインフットボールしながわスクール代表）
亀澤 理穂さん（デフ卓球）
那須 映里さん（ろう女優／手話エンターテイナー）
最後までお読み頂き、ありがとうございました。私たちの映画制作をご支援くださっている皆様には、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様の期待に応えられるよう、映画制作に向き合って参ります。
応援・ご支援の程よろしくお願い致します。
