俺らルーヴルさ行ぐだ! ART SHOPPING PARISに出展したい!

2024.10.10 04:00
パリのカルーゼル・デュ・ルーヴルで開催される「ART SHOPPING PARIS」に、文画師Ganiの出展が決定しました! 開催日は2025年10月17,18,19日の3日間。そのための費用を集めたいので、ご協力の程よろしくお願いします!文画師Gani ルーヴルへ行く!?
はじめまして、曽我篤 a.k.a. 文画師Ganiと申します。
青森県西目屋村出身(世界遺産の白神山地の麓で育ちました)、現在は都内在住。IT企業のサラリーマンを経てフリーのデザイナーに転職、カリグラフィーのスキルと紋章学の知識を生かして色々なデザイン制作をしながら口に糊しています。
そんな中、来年2025年10月に、パリの「カルーゼル・デュ・ルーヴル」で開催されるアートイベント「ART SHOPPING PARIS」に出展が決まりました! 海外出展は初めてではないのですが、今までは「作品だけ」を海外へ送って、自分自身がその場へ行ったことはありません。今回こそは、作品と一緒に自分自身も現地に行って、自らが編み出した唯一無二の「文画」の魅力を世界にアピールしなければ!


カルーゼル・デュ・ルーヴルって?
世界一有名な美術館であるルーブル美術館に直結した商業施設、それがカルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)」です。ルーヴル美術館から地下通路で直結したカルーゼル・デュ・ルーヴルは年中無休、パリの中でも特に人が集まりやすい場所となっています。ART SHOPPING PARISの会場である「サロン」と呼ばれている広間は、「パリコレ」の会場としても使用されています。
「パリコレ」はカルーゼル・デュ・ルーヴルのサロンで開催されています書と絵画を融合させた新たな表現「文画」
私は2017年よりカリグラファーとして活動を始めたものの、文字が上手な人はたくさんいて、文字だけで食べていくのはキツいというのが本音……そこで考えたのが「書と絵画の融合」です。まだ誰も実現したことのない、文字と絵の両方を同時に表現することができたら凄いのでは…? と思ったのです。
書と絵画を組み合わせた作品としては、「カリグラム」や「カリグラフィックドローイング」等がありますが、もっともっと何というか…文字が絵画に溶け込んだような、文字と絵画が一体化したような表現ができないものか…とぼんやり思っていました。
文字と絵を組み合わせた表現(左:カリグラム 右:カリグラフィックドローイング)
※私の作品ではありません
そんな中、2020年を迎えて間もなく、世界中が「コロナ禍」に見舞われました。全国民がステイホームを強いられました。その降って湧いた時間を私は「書と絵画が融合した表現」の本格的研究に費やしました。そうして生まれた「文字を絵画を融合させた表現」「絵が浮かび上がる書」を「文画」と名付けました(2023年商標登録取得 第6690406号)。
初の文画作品(交響曲第九番「歓喜の歌」の歌詞を、ベートーヴェンの肖像画が浮かび上がるように手書きしました)文画の特徴
特徴その1:浮かび上がる絵と書かれている文章が、密接に関連している
上の写真は、ベートーベンの交響曲第9番「歓喜の歌」の歌詞を手書きしたものですが、少し離れてみると、作曲者のベートーヴェンの肖像画が見えると思います。

それから例えば本の文章と挿絵は別ものですが、私の文画ならば下の「ピーターラビットのおはなし」のように、手書き文章だけで挿絵も同時に表現することが可能です。
ピーターラビットのおはなし』の全文を3分割して手書きしながらその場面の挿絵を同時に表現した、3枚組の文画作品


特徴その2:見る距離によって作品の見え方が変わる
近づけば近づくほど「書」の要素が際立ち、離れれば離れるほど「絵画」の要素が際立ちます。
遠くから見かけた時には、「絵」として認識されますが、どんどん近づいていくと「書」として認識されます。近づいたり離れたりすることで見え方が変化する、「絵」と「書」のあわいを楽しむことができるのが、文画の大きな特徴です。
第49回 國際書道連盟展 秀作受賞「芳一」(般若心経の中から、座禅を組んだ人物が浮かび上がってきます)
特徴3:多言語対応
文画、特に肖像画の場合は、その人が実際に使用していた言語を使用するようにしています。英国人なら英語、ドイツ人ならドイツ語、フランス人ならフランス語、ロシア人ならロシア語、日本人なら日本語といった具合です。
※ただし使用文字は英字(いわゆるアルファベット)、キリル文字、そして日本語文字(ひらがな、カタカナ、漢字)に限られ、他の文字は対象外です。
トルストイは、長篇小説『戦争と平和』を、フランス語とロシア語を織り交ぜて書きました
「文画」を編み出した私は、国内外の文豪や偉人を題材にした文画を制作し続け(死後70年経過した人物の著作権はフリーになるため、題材は歴史上の人物が中心となっています)、個展やグループ展、各地で開催される文学フリマ等のイベントへ出展を継続、それが功を奏したのか私の「文画」は徐々に耳目を集め、倉本美津留の「これやん」
志茂田景樹氏の「KSアーティストクラブ」
のメンバーに加えてもらい、私の活動範囲も徐々に広がってきました。そして、ありがたいことに新聞やテレビでも取り上げらてもらえようにもなってきました。
そんな中、今年の春に「ART SHOPPING PARIS に出展しませんか?」というお誘いを一般社団法人ジャパンプロモーションより頂いたのです。文画師Ganiの海外進出…年齢ももうすぐ50代半ば…実質的にはラストチャンスか? とにかくこの機会を逃す手はない! とはいうものの物価高に加えて円安傾向の昨今、パリ渡航は経済的に厳しいというのが本音です。そこで、クラウドファンディングを思い立ったという次第です。皆様どうかよろしくお願いします!!!資金の使いみち
出展料:約50万円(作品輸送、展示、保険、会場通訳等含む)
往復飛行機:約25万円
宿泊:約10万円(5泊)
リターン準備・発送料:約15万円
CAMPFIRE手数料(17%+消費税)スケジュール
2024年9月下旬 クラウドファンディング開始
2024年10月末 クラウドファンディング終了
2024年11月 調整が必要なリターンの調整開始
2024年12月 リターンの発送開始
2025年10月 パリ渡航 Art Shopping Paris 開催最後に
以前、文学フリマで私の文画作品をお買い上げいただいた方が、1年後に再び私のブースを訪れ「この本読みました!」とご報告いただいたことがありました。その時は、とってもうれしかったです!
私の「文画」がきっかけで、その人物について調べたりして色々なことに興味を持っていただければ、こんなに嬉しいことはありません!
文画師Ganiの「文画」って面白い! 凄い! と思っていただけた方、ご支援のほど何卒よろしくお願いします!
文画師Gani(曽我篤)

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