10月3日は「世界ロマンス詐欺防止デー」 ペアーズ、マッチングアプリの安全啓発強化月間を開催

2024.10.03 15:16
株式会社エウレカ
恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営する株式会社エウレカ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山本竜馬、以下 ペアーズ)は、10月3日の「世界ロマンス詐欺防止デー(World Romance Scam Prevention Day)」に合わせて、国際ロマンス詐欺等の被害者支援に取り組む団体「CHARMS(チャームス)、以下 CHARMS」(所在地:千葉県柏市、代表:新川てるえ)と共同で、マッチングアプリの安全啓発強化月間を開催すると発表しました。

世界ロマンス詐欺防止デーは、世界中で社会問題化している犯罪について、より多くの人がこの問題を認識し、詐欺被害を防止できるよう米国の被害者支援団体「Advocating Against Romance Scammers(AARS)」が、10月3日を記念日として制定しました※。ペアーズをはじめ、グローバルで展開する米Match Group(マッチ・グループ)のマッチングアプリ・サービスは、「世界ロマンス詐欺防止デー」をきっかけにし、ロマンス詐欺の防止活動を実施します。
※World Romance Scam Prevention Dayの詳細は、
をご覧ください(英文)
ペアーズは、これまでもユーザーの皆さまが安心・安全にサービスを利用できる環境作りを最優先課題として、「テクノロジーによる対策」「アプリ内外の啓発活動」「外部との連携・協力」に注力して取り組みを進めてきました。この度10月を「マッチングアプリ 安全啓発強化月間」とし、CHARMSと共同でロマンス詐欺の実態を知り、犯罪被害から身を守るためのポイントを作成・発信するほか、CHARMS代表の新川氏など有識者を招いたトークイベント「ロマンス詐欺被害を防ぐために ~安心・安全なマッチングアプリの利用とは~」を開催します。トークイベントでは、なぜロマンス詐欺の被害が生まれるのかを議論するとともに、被害に遭わないための心構えや身を守る行動、考え方のヒント等について、ペアーズの安心・安全な出会いの取り組みを交えて語ります。

警察庁が10月2日に発表した「
」によると、ロマンス詐欺の1~8月の認知件数は前年同期比で1267件増の2229件、被害額は約139億円増の約236億円にのぼっています。2016年から活動するCHARMSは、500人を超えるロマンス詐欺被害者へのアンケート調査やインタビューをこれまで実施してきました。CHARMSの新川代表は、以下のように述べています。
「ロマンス詐欺の被害が急増しています。詐欺師は、被害者に恋愛感情や親近感を抱かせた上で、投資名目などでお金をだまし取るケースが多く、ディープフェイクなどの新たな技術が普及する中、手口はますます巧妙化しており、詐欺防止に向けた対策が重要となっています。ペアーズと共同でロマンス詐欺の防止に取り組み、被害の拡大を防ぎたいと考えています」

【マッチングアプリ 安全啓発強化月間 概要】
・犯罪被害から身を守るためのポイントを作成・発信

・トークイベント「ロマンス詐欺被害を防ぐために ~安心・安全なマッチングアプリの利用とは~」
日時:10月28日(予定)
登壇者:
新川てるえ氏(CHARMS 代表)
武部理花氏(CHARMS 副代表・米SCARS Institute 理事)
尾花紀子氏(ネット教育アナリスト)
藤田哲平(株式会社エウレカ トラストアンドセーフティ マネジャー)
※スケジュール・内容は、都合により一部変更になる可能性があります。

【NPO-CHARMS】
CHARMSは、NPO法人M-STEPの下部組織として、投資詐欺・前払金詐欺・国際ロマンス詐欺などSNS型詐欺に関する啓発活動や被害者支援を実施。行政機関、サービス運営事業者、カウンセリングサービス等の関連機関との協力を通じ、犯罪の防止と被害者の福祉を確保するための堅固な社会インフラの整備を目指して活動。M-STEPは、ひとり親家庭支援、ステップファミリー支援を目的に、当事者や家族に関わる職業に従事する人への情報提供や支援を行う。


【新川てるえ NPO-CHARMS 代表】
国際ロマンス詐欺ジャーナリスト、作家、家庭問題カウンセラー、一般社団法人おやこリンクサービス代表理事、NPO法人M-STEP理事。1964年東京都生まれ。3度の結婚、離婚、再婚等の経験を生かし家族問題カウンセラーとして雑誌、テレビなどに多数出演。2014年シングルマザーとステップファミリーを支援するNPO法人M-STEPを設立。2016年よりシングルマザー支援の一環として「STOP!国際ロマンス詐欺」サイトを立ち上げ注意喚起を行い、ジャーナリストとして活躍中。


【武部理花 NPO-CHARMS 副代表・米SCARS Institute 理事】
教育コンテンツクリエイター、SNS詐欺研究者、データアナリスト。SCARS Institute 理事。芝浦工業大学卒業後、半導体業界のプロセスエンジニアなどを経て、2019年にオーストラリア・ボンド大学でMBAを取得後、独立。2016年、CHARMSの新川代表との出会いをきっかけに「STOP!国際ロマンス詐欺」のサイト運営を開始、のちNPO-CHARMSを設立。


【尾花紀子 ネット教育アナリスト】
1984年日本アイ・ビー・エム株式会社入社。 以来21年間、IT関連のマーケティング、プロモーション、人材育成、コンサルティング、教育ソフト監修等を手がけ、2005年春、退職してフリーになると同時に「ネット教育アナリスト」として活動を開始。インターネット教育の専門家として、行政機関の各種委員等を多数務める。また、SNS相談に関するコンサルティングや助言も行っており、日本の青少年のインターネット環境づくりに幅広く寄与している。


【藤田哲平 株式会社エウレカ トラストアンドセーフティ マネジャー】
大手ゲーム製造メーカーや外資系ゲーム企業で、国内外のカスタマーサポート(CS)部門のオペレーション構築とモデレーションポリシーの策定・設計に携わる。株式会社エウレカに入社後、CS部門のオペレーションの構築と安心安全な出会いをユーザーに提供するための業務に従事し、現在トラストアンドセーフティ部門のマネジャーを務める。

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