株式会社ジェーシービー(以下:JCB)から9月24日、個人事業主・フリーランス向け法人カード「Biz ONE」がデビューしました。一般とゴールドの2種類を展開する「Biz ONE」は、個人事業主やフリーランスの方々を支える様々な特徴があります。
そこで今回は、法人ソリューション開発部の富永さん、宇多さん、青戸さん、稲木さんに「Biz ONE」の魅力や効果的な使い方などについてお話を伺いました。
「Biz ONE」は個人事業主・フリーランス向けの法人カード
――まずは法人ソリューション開発部の活動についてお聞かせください。
富永さん: BtoB市場における商品や材料の仕入れ領域までキャッシュレス化する活動に注力しています。デジタルシフトの社会的追い風はあるものの、このBtoB市場はまだまだキャッシュレス化が進んでいません。法人様のDX化を実現するため、私たちは請求書のカード払いソリューション等も活用し、マーケット拡大に取り組んでいます。
また昨今、個人事業主・フリーランスの方の活動の幅が広がっている背景も踏まえ、本業に専念できるよう、我々の法人カードや各種付帯サービス等で、お役に立ちたいと思っております。
――今回、新しく登場した「Biz ONE」にはどのような特徴があるのでしょうか。
宇多さん:「Biz ONE」は個人事業主・フリーランス向けの法人カードなのですが、モバ即(モバイル即時入会サービス)といって、法人の本人確認が不要で、手間のかかる書類の用意が少なく入会いただけます。入会後はカードの到着前に会員専用WEBサービス「MyJCB」からカード番号が確認出来るので、すぐにご利用いただくことが可能です。
また、ポイントの付与率が2倍となり、通常は1,000円のご利用でOki Dokiポイントが1ポイント付与されるところ、「Biz ONE」は常に1,000円のご利用につき2ポイントが付与されます。
「Biz ONE」は一般とゴールドの2種類を展開
――「Biz ONE」には一般とゴールドの2種類があると伺いました。それぞれの違いについても教えてください。
青戸さん:一般は年会費が永年無料なのに対して、ゴールドは初年度の年会費は無料で翌年度以降に年会費が5,000円(税別)かかります。ですが、年間で100万円以上の決済をしていただくとゴールドでも翌年度の年会費は無料です。
さらに、ゴールドを保有していると空港ラウンジもご利用いただけます。他にもご活躍の機会が増えている背景を踏まえ、不正アクセス等による情報漏洩リスクに備えたサイバーリスク保険も付帯しており、より安全に、安心してご利用いただけるようにしております。
――ゴールドでは取引の拡大に応じて必要となるサービスを付帯しているのですね。
青戸さん:特に「Biz ONE」は個人事業主・フリーランス向けの法人カードなので、人間ドックを優待価格で受けられたり、いつでも医師に相談できる「ドクターダイレクト24」という窓口をご利用いただけたりするサービスも付帯しました。企業に所属していると毎年健康診断がありますが、個人事業主・フリーランスは自分で予約して費用も払わなくてはいけません。「Biz ONE」は個人事業主・フリーランスに必要なサービスを考え抜いて厳選しています。
――一般とゴールドを選ぶ際のポイントや、ご利用をおすすめできる人をお聞かせください。
青戸さん:これから事業を始めようと考えている人は一般がおすすめです。年会費が永年無料なので、まずは1枚ビジネス用のカードとしてお使いいただき、事業が安定してきたらゴールドへの切り替えもご検討いただけます。
すでに事業が安定しており、年間の決済金額が100万円を超えている場合は、年会費が翌年度も無料となるゴールドがおすすめです。また、出張などがある人も空港のラウンジで時間を効率的に使えるので、ゴールドをお持ちいただくと良さを実感していただけます。
個人事業主・フリーランスのお悩みを解決できる機能が盛りだくさん
――改めて、個人事業主・フリーランス向けの「Biz ONE」を開発した背景をお聞かせください。
青戸さん:個人事業主やフリーランスになる人は増加しています。そこで、どのようなニーズがあるのだろうと600名ほどの個人事業主・フリーランスに調査をしたところ、カードに求めることとして60%ほどの人が「安心できるブランドであること」と回答しました。続いて「初期費用」、「ポイントの付与率」と回答しています。そのニーズに応えるため安全・安心のJCBが発行する法人カードとなっております。
――実際に個人事業主・フリーランスが「Biz ONE」を利用して感じられる効果は何でしょうか。
青戸さん:会計業務の負担を減らせることです。個人事業主・フリーランスは毎年確定申告をしなければなりませんが、1枚のカードで決済をまとめているとプライベートと事業の仕訳に苦労します。事業用のカードを保有していれば仕訳が楽になりますし、「Biz ONE」は会計ソフトとも連携できます。最近のソフトは自動で勘定科目を予測して表示してくれるので、ボタンひとつ押すだけで仕訳が完了することもありますよね。
※2024年9月現在
副業として自分の事業をしている人は確定申告に時間がかかると本業にも影響が出てしまうかもしれませんが、「Biz ONE」と会計ソフトを連携しておけばスムーズに処理が終わり、本業に影響を及ぼす可能性を減らせます。
――ポイントがいつでも2倍になることも事業に役立ちそうですね。
青戸さん:「Biz ONE」はJCBオリジナルシリーズのカードであるため、よりお得にポイントが貯まる優待店もあります。ECサイト等での仕入れやカフェで仕事される際の飲み物代で通常よりもポイント付与率が高いこともあります。事業用カードなのにポイントがしっかり貯まることは嬉しい特徴です。
JCBオリジナルシリーズパートナーの詳細は
今ならOki Dokiポイントがもらえるキャンペーンを実施中
――「Biz ONE」には入会キャンペーンがあると伺いました。その概要をお聞かせください。
稲木さん:2025年3月31日までに入会いただくと、入会月の翌々月までに決済した金額に応じてOki Dokiポイントがもらえるキャンペーンです。
一般は翌々月までに10万円の決済をすると1,000ポイント、30万円の決済をすると3,000ポイントが付与されます。ゴールドであれば翌々月までに30万円の決済で4,000ポイント、50万円の決済で8,000ポイントが付与されます。
これまでJCBの法人向けカードはポイントがもらえるキャンペーンをあまり行っていませんでしたが、「Biz ONE」はいつでもポイント2倍なので、改めてOki Dokiポイントが便利であると感じていただきたく、今回のキャンペーン内容にしました。
――実際にOki Dokiポイントはどのように使えるのでしょうか。
稲木さん:多くの人がお使いいただきやすいのはJCBギフトカードやAmazon.co.jpでのご利用です。他にも東京ディズニーリゾートのパークチケットやマイル、期間限定商品など交換先の用途が幅広く、どの人も嬉しい使い道を見つけられるのがOki Dokiポイントの特徴です。
「Biz ONE」と共にビジネスの世界に入り、道を切り開いてほしい
――「Biz ONE」という名前に込めた想いをお聞かせください。
宇多さん:「Biz ONE」というネーミングには、「新しくビジネスの世界に一歩踏み出す人を支えるカード」という意味を込めています。「Biz」がビジネスを意味し、「ONE」は一歩や一枚目という意味を表しています。「質の高さ」や「ワンランク上の」といった洗練された印象を表現したかったので、シンプルなネーミングも意識しました。
稲木さん:「Biz ONE」は個人事業主・フリーランス向けですが、私たちは規模を問わず業務効率化や経費削減に少しでも貢献できるような商品の開発に力を入れています。会員様のニーズや課題解決に取り組んでいきますので、ぜひJCBカードをご利用いただいて良さを実感してください。
個人事業主・フリーランスの方が挑戦する一歩に寄り沿い、パートナーであり続けることが「Biz ONE」の使命
青戸さん:実際に事業を始めて「このカードと一緒に育ってきたな」と感じていただけるのが、カードを作ったJCBとしての一番の喜びです。どんな事業でも、最初は成功するかわからず、不安を抱えて道を切り開いていくものです。その時に、1枚目の事業用のカードとして「Biz ONE」を選んでいただき、ふと数年後に使用感のあるカードを見て「自分は頑張ってきたな」「このカードと一緒に成長できたな」と感じていただけたら幸いです。