東洋大学の水島淳とAscenders株式会社の池井大貴が 『スポーツの仕事大全』という書籍を出版します。「スポーツで働きたい!」と考えている若者たちに、キャリアの選択肢を広げてもらいたい。この想いを実現させるため、全国の学校に書籍を寄贈するプロジェクトを開始します。ご支援よろしくお願いいたします。はじめに
2024年10月下旬、私たちは『スポーツの仕事大全ースポーツで働く45人のプロフェッショナルたちー』という書籍を
から出版することになりました。
今回、一人でも多くの高校生や大学生たちに、多種多様なスポーツの仕事の魅力、そしてスポーツで働くプロフェッショナルたちのストーリーを届け、様々なキャリアの選択肢を知ってもらいたいという思いから、本プロジェクトを立ち上げました。
自己紹介:水島淳と池井大貴って誰?
水島 淳
1991年生まれ、京都府出身。東洋大学健康スポーツ科学部講師(コーチング学博士)。
私(水島)は、学生時代まで京都で育ち、京都教育大学を卒業し、筑波大学大学院に進学しました。在籍中には、青年海外協力隊としてパラグアイに2年間派遣され、パラグアイ陸上競技連盟の投てきコーチとして選手育成および陸上競技の普及活動に取り組みました。
帰国後、株式会社アシックスに就職し、スポーツマーケティング部で世界中の陸上競技やサッカーに関する選手・連盟・大会のスポンサーシップを担当しました。その後、東京2020組織委員会の国際広報、シンガポールのNational Youth Sports Instituteにて現地スポーツコーチの育成担当を経て、2023年から東洋大学健康スポーツ科学部で教員をしています。
池井 大貴
1993年生まれ、広島県出身。Ascenders株式会社CMO。
一緒に本を書いている池井は、広島で育ち、立命館大学在学中に、Ascenders株式会社の立ち上げを行いました。会社は、現在9期目を迎えています。CMOとして、スポーツ団体やリーグ、アスリートなどのマーケティング支援を行ったり、スポーツに関わる専門職人材やスポーツに関わる仕事をしたい人とスポーツ現場を結びつける事業を行っています。
今でこそスポーツで働くことができている私たちですが、学生時代には「将来、スポーツに関わる仕事がしたいけれど、どんな仕事があるのだろう?」「どうすればその道に進めるのだろうか?」と不安に思うことがありました。
その答えを探しに、当時、実際にスポーツで活躍されていた先輩たちのもとへ足を運び、そして、たくさんのアドバイスをもらいました。もちろん、自分たちのつながりをもとに訪問できる先輩たちも限られていましたし、社会人になってから初めて知ったスポーツの仕事もたくさんあります。
そんな私たちが「学生の時にあればよかった」と思える書籍を、できるだけ多くの「スポーツで働きたい!」と考えている高校生や大学生たちに届けたい。これまでスポーツで働くなかで、様々なスポーツの現場で働くプロフェッショナルたちと出会い、そして私たちのなかにある学生時代の記憶が薄れていない、今だからこそできる書籍を届けたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
本プロジェクトの始まりは、2020年にさかのぼります。
当時、ラグビー2019ワールドカップが終わり、東京2020大会に向け日本のスポーツ業界が盛り上がっていた最中、私たちは「世界を舞台にスポーツで活躍したい人たちが集まる学びの場(
)」を始めました。そこで、スポーツに関わる仕事をしている日本人が世界中にいること、これから「スポーツで働きたい!」と考えている若者がたくさんいることを知りました。
また、様々なスポーツ現場で活躍する人たちの話を聞いて、
「スポーツにそんな仕事があるのか、全然知らなかった」
「学生時代にこのことを知っていたら、自分はどんな選択をしていただろうか」
と考えたことも少なくありませんでした。
「これらの情報を、自分たちだけに留めておくことはもったいない」
「スポーツで働きたい!と考えている全国の高校生や大学生に知らせるべきではないか」という使命感に駆られました。
じゃあ、私たちが「スポーツ現場で活躍するプロフェッショナルたちに会いに行き、それぞれの仕事や歩んできた道のりについてインタビューをして、一冊の書籍として高校生や大学生にシェアするのはどうだろう?」と考えたことが『スポーツの仕事大全』を書くきっかけになりました。
そして、本プロジェクトの呼びかけに対し、45人ものスポーツのプロフェッショナルたちが「次の世代に自分たちの経験と知恵を伝えたい」という想いをもって、快くインタビューやコラムの執筆に協力をしてくれました。
スポーツのプロフェッショナルたちが、どんな仕事をしていて、どんなやりがいや難しさを感じているのか。そして、どんな未来を描いているのか。また、それぞれが、なぜその道を選んだのか、どのようにしてキャリアの足がかりを見つけ、どんな苦労や挑戦を乗り越えて、今の仕事にたどり着いたのか──
一人でも多くの若者に本書が届くことで、スポーツ業界におけるキャリアの選択肢を知ってもらうことができると信じています。そして、将来、私たちとともにスポーツを発展させ、スポーツを通じてより良い社会をつくる仲間になってほしいと考えています。
書籍『スポーツの仕事大全―45人のスポーツプロフェッショナルたち―』について
「スポーツで働きたい!」と考えている高校生から大学生のために、スポーツに関わる仕事を一つひとつ取り上げわかりやすく解説。
従来の類書とは一線を画し、45名の方へのインタビューを通じて、スポーツの現場で働く人々の多様な職場と職種をカバーし、スポーツ業界のリアルを紹介しています。
「将来、スポーツに関わる仕事がしたいけれど、どんな仕事があるのだろう?」
「どうすればその道に進めるのだろうか?」
そんな若者の悩みや疑問を解決できる書籍になっています。
※本書に掲載している情報や、インタビューやコラム執筆に協力してくださった方々の所属先は、2024年3月時点のものです。
私たちだけでは解決できない大きな問題
本のテーマと内容が決まったと同時に、新たな問題が浮かび上がりました。
それは、どうすれば本書が一人でも多くの若者の手に届き、読んでもらうことができるのか?ということです。
特に高校生にとっては、自分のお小遣いから2,640円(予定・税込)を出して書籍を購入することが難しいこともあるかもしれません。
これだけたくさんのスポーツのプロフェッショナルたちの協力をもとに、私たちが一生懸命書いたとしても、それが若者の手に届かなければ意味がないのです。
この問題を解決するために、ぜひ皆さんの力を貸していただきたいです。
全国の学校の図書館に本書を置くことができれば、何世代にもわたり、若者とスポーツの仕事との出会いを生み出すことができます。
また学校の部活動などの組織や団体に本書をお配りいただくことができれば、特にスポーツが好きな若者にスポーツの仕事を紹介することができます。
さらに、学校の先生が手にとってくださることで、スポーツに関わるキャリア教育に活用していただくこともできます。
そこで、本プロジェクトでは、
① 全国の学校図書館(あるいは組織や団体)に本を寄贈していただける方
② ご自身の手で若者にプレゼントしていただける方
を募集します!
「スポーツには、どんな仕事があるのか分からない」
「どうすれば、スポーツで働くことができるのだろう」
そんな不安や悩みをもつ若者が、ふとした瞬間に本書を手に取れる環境をつくりたい。
一人でも多くの若者に、多種多様なスポーツの仕事の魅力、そしてスポーツで働くプロフェッショナルたちのストーリーを届け、様々なキャリアの選択肢を知ってもらいたい。
そして、将来、私たちとともにスポーツを発展させ、スポーツを通じてより良い社会をつくる仲間になってほしいと心から願っています。
ぜひスポーツの未来のために一緒に手伝っていただけましたら幸いです。
ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
書籍の寄贈先の決め方
もし全国の学校図書館(あるいは組織や団体)に本を寄贈していただける場合には、大きく2つの方法で寄贈先を決定します。
1つ目は、希望いただいた学校の図書館(あるいは組織や団体)への寄贈。
2つ目は、おまかせで学校の図書館(あるいは組織や団体)への寄贈。
現在、本プロジェクトでは、
に寄贈することが決まっています。皆さんからのご希望を受け付け、他の寄贈先を順次決定していく予定です。新たな寄贈先が決定次第、事前に各寄贈先と連絡を取り、寄贈内容、数量、寄贈時期について合意を得ます。また、本プロジェクトのクラウドファンディングを実施していることについても確認を取り、寄贈先として本プロジェクトページ内に明記することについても同意を得ます。
なお、書籍の印刷および配送については、出版社(株式会社みらい)と事前に合意を得ています。必要な数量の書籍を確保できることも確認済みです。
目標金額と資金の使い道
支援いただいた資金は、全額、全国の学校図書館(あるいは組織や団体)に寄贈をするための費用として活用させていただきます。
書籍(1冊)送付に必要な金額の概算
今回の書籍の寄贈は、1口を3,000円とさせていただきました。
1口(3,000円)には、『スポーツの仕事大全』の書籍代(本体価格:2,400円/定価:2,640円(税込))と管理および発送費用が含まれます。
300冊寄贈には 90万円
600冊寄贈には 180万円
1,000冊寄贈には 300万円
2,000冊寄贈には 600万円
まずは300冊の寄贈に必要な90万円を目標金額として、プロジェクトをスタートします。
それ以上の支援をいただけた場合は、600冊、1,000冊、2,000冊とさらに多くの書籍を若者に届けられるよう、クラウドファンディング終了まで、引き続き支援を募りたいと思います。
現在の準備状況
【出版】
現在、最終校正の作業に入っています。刊行予定日は10月下旬を目標に調整を行なっております。また、書籍の表紙および帯はただいま作成中です。
リターンについて
リターンは主に『スポーツの仕事大全』の進呈を中心としています。
その中でも、より多くの方のお手元にとっていただくために2つのパターンでご用意をさせていただきました。
①「寄贈して応援」
1冊から指定またはおまかせで学校図書館(あるいは組織や団体)に寄贈するパッケージです。
②「購入して応援」
ご自身で読む、もしくはご自身の手で若者にプレゼントしていただける方に向けたパッケージです。
寄贈までのスケジュール
9月初旬 執筆が完了
9月中旬 書籍の表紙/帯が決定
10月中旬 クラウドファンディング終了
10月下旬 amazonなどでの販売開始
ご支援後、3日以内に発送先の確認メールをお送りいたします。
その後、11月初旬より順次発送をし、12月下旬には全ての寄贈先へ配達を完了する予定です。
最後に
最後に、もう一つだけお願いがあります。
私たちは定期的にスポーツに関する勉強会を実施しています。
そして、本プロジェクトを通じて若者の学びの場をさらに充実させたいと考えています。
皆さんのなかにも、実際にスポーツ現場で働かれているプロフェッショナルが多くいらっしゃることと思います。
もし、高校生や大学生に向けてご自身の仕事やライフストーリーについて共有しても良い!という方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力いただけましたら嬉しいです。
「スポーツで働きたい!」と考えている若者たちにとって、皆さんの知識や経験は本当に貴重なものです。
私たちと一緒に、スポーツの未来を考え、スポーツを通じてより良い社会をつくるために、どうかお力を貸してください。
ご支援・ご協力のほど、心よりお願い申し上げます。
水島 淳・池井 大貴