再演決定 芥川龍之介による『クラリモンド』2.0

2024.06.27 17:10
株式会社ぱらりさん
今夏、南青山の能舞台にて 狂言師『石田幸雄』のソロ活動 vol.2
昨年3回公演を行い、好評を得た狂言師・石田幸雄の一人芝居。京都での再演も経て、今回さらに新演出を加えることによって、レベルアップした『クラリモンド』2.0を今年も東京で3日間上演いたします。

「ことさら表情を作るわけでもなく、音楽が加わるわけでもない。
素の語りと舞台をゆっくり歩き回るだけだが、その声に客席一同舞台に釘付けになり、
固唾を呑んで展開を見守った。」
能楽タイムズ

650年つづく狂言は通常、2人から3人の登場人物で人々の機微を描く、世界最古の現存する喜劇です。
石田幸雄の『クラリモンド』は、その道を極めることによって培われた技術と経験を存分に駆使し、朗読劇という枠を凌駕した独自の語り手法を用いて、能舞台に芥川龍之介の名文を立ち上がらせます。

『クラリモンド』
『ジゼル』の作家として知られるフランス文学を代表する作家テオフィル・ゴーチェによる恋愛奇譚。
絶世の吸血美女クラリモンドに恋をしてしまう若き聖職者が夢と現を行き来する二重生活の苦悩と贖罪。
当時学生であった芥川龍之介が小泉八雲(『怪談』)の英訳と出会い、その葛藤を重厚かつ華麗な文体で、怪しくも華麗に書き上げた名作。

石田幸雄
人間国宝・野村万作率いる「万作の会」において、野村萬斎と共に狂言を牽引する第一人者。
野村万作に師事。重要無形文化財総合指定者。
大胆かつ緻密な演技で、数多くの優れた舞台歴を持つ能楽界の重鎮。
日本大学・学習院大学・文化学院において非常勤講師を歴任。
06年、宝生流シテ方・田崎隆三師と共に「雙ノ会」で文化庁・芸術祭大賞受賞。
11年、個人で観世寿夫記念法政大学能楽賞受賞。
新しい試みの舞台にも意欲的な発表が多く、「法螺侍」「まちがいの狂言」「敦atsushi-山月記・名人伝-」「国盗人」でも活躍。普及公演での的確な解説にも定評がある。「万作の会」の海外公演にも多数参加。

日時:2024年8月22日より25日(3回公演)
会場:南青山・銕仙会能楽研修所にて
チケット:¥5,500より
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