葬儀業界の慣習を破り「低価格で高品質な葬儀」を実現|大手生花店を退職し「ありがとう」と言われる葬儀社になるまで

2024.05.09 13:14
#葬儀 #お葬式 #誕生秘話


「弔う」を「美しく」
わたしたち「とむらび」は2016年、神奈川県川崎市宮前区で創業した葬儀社です。
これまでの葬儀業界の慣習を破り、「低価格で高品質」な葬儀をコンセプトに常にご家族さまの視点で、現在までさまざまな取り組みを行ってきました。
元生花店だからこそ実現できた低価格でも質の良い花祭壇は、多くのご家族さまからご好評の声をいただいています。
形式にとらわれず葬儀の質の良さにこだわる葬儀社の「とむらび」の創業ストーリーと、花祭壇ができるまでをご紹介します。
代表取締役 平井旭彦
1978年生まれ 岡山県出身東京育ち。
葬儀専門大手生花店15年のキャリアを経て、2016年葬儀社「とむらび」を創業。
人に喜んでもらえると何より嬉しく涙もろい反面、自他とも認める熱い性格。
日々の癒しは4羽のオカメインコのお世話。
葬儀社「とむらび」とは
弔う」ことを「美しく」お手伝いする「とむらび」
わたしたち「とむらび」は神奈川県川崎市を中心に、神奈川・東京で活動する葬儀社です。
花のプロが営む葬儀社だから叶う「故人らしさ」を花祭壇に表現し、これまで多くのご家族さまとご一緒に故人さまをお見送りしてきました。


葬儀とは、亡くなられた方の死を受け入れ、ご家族や縁のある多くの方と悲しみや思いを共にして故人を弔う儀式です。
故人の人生とその貢献を称え、感謝とともにお見送りを行います。
花で彩るお葬式「とむらび」は、遺されたご家族の「こころの整理」をお花を通してお手伝いしております。
大手生花店を退職、葬儀社を起業へ
23歳で葬儀専門の大手生花店に入社し起業するまでの15年、九州をはじめ関西、関東と、多くの地域の葬儀を学び、葬儀経験を積んできました。
花を通して手掛けたご葬儀の件数は、これまで1万件を超えるでしょう。


花を通し、人生の最期を演出する。
人の役に立つことに喜びとやり甲斐を感じることができ、適職に出会えた喜びを味わいました。


しかし、入社当時の葬儀業界は、不適切な見積もりや高額な業者への中間マージンが横行していた時代でもありました。
聞きたくもない情報を現場で目や耳にすることもあり、考えさせられることも少なくありませんでした。


自分が手掛けている葬儀は、本当にご遺族に寄り添えているのか。
本当はもっと高品質な葬儀を、低価格で実現できるのではないか。


その思いは何年経っても、薄まるどころか大きくなっていったのです。


「自分が葬儀社になれば、ご遺族にとことんまで寄り添い、低価格で高品質な葬儀サービスも実現できる」


その思いの実現のため、大手生花店を退職し、2016年に川崎市宮前区で【花で彩るお葬式「とむらび」】を開業しました。
低価格で高品質な葬儀をコンセプトに
花の扱いと装飾にはプロとしての自信があったものの、葬儀社「とむらび」の起業当時は手探りの連続で不安がなかったといえば嘘になるでしょう。
それでも大切な人をなくしたご家族のために「低価格で高品質な葬儀を」という目標は、どんなときも揺るぎませんでした。
・低価格で高い満足を提供できる理由
「とむらび」では中間業者を入れずに、でき得るかぎり自社で準備を行います。


葬儀は通常、葬儀社や生花店をはじめ、返礼品、通夜振舞い等のケータリング、霊柩車、ハイヤーなど、多くの専門業者が出入りし成り立ちます。


「とむらび」では、生花を自社で手配することにより、中間手数料を抑え葬儀プランを低価格に設定できました。
長年の努力が実を結び、「低価格で高品質な葬儀」を実現できたことは、経営者としてもひとりの葬儀担当者としても、たいへん嬉しく思っています。


すべてはご家族さまのために。
手間と努力はこれからも惜しみません。
・葬儀プランを最も低価格にできる理由
その理由はなによりも花の仕入れにあります。
花のプロである「とむらび」は、自社で花を直接仕入れて装飾するため、中間マージンが発生せず、他社と比べて3割〜5割安く花祭壇を作ることができます。


花の仕入れ、保管、搬入、花祭壇装飾を業者に依頼する手数料を、そのまますべてご家族さまに還元できることが、低価格の理由であり「とむらび」の強みです。
時代は白木祭壇から花祭壇へ〜花祭壇のルーツ
葬儀といえばかつては白木祭壇が定番でしたが、現在は宗教色のない花祭壇が主流になりつつあります。
花祭壇はいつから葬儀に取り入れられたのでしょうか。


もともとは北海道で始まったとされる花祭壇。
白木祭壇を花で美しく装飾する技術が、北海道から九州へ飛び、各地の花屋が競い合うようにその技術を高め、現在の花祭壇が生まれたといわれています。
複数の菊で祭壇にラインを描くなど多種多様なデザインが生まれ、ボリューム感が出るSPマムを使用した花祭壇へ変化しながら、20年ほど前に九州から関東へ普及していきました。
現在も菊を多用した花祭壇が多く見られますが、菊はもちがよいため葬儀社が売りやすい商品ともいえます。
「とむらび」ではあえて菊を使用しない花祭壇を商品化し、ご希望に合ったお花を仕入れ花祭壇を製作しています。
花のプロだからこその強み〜自慢の花祭壇
・低価格が実現できる理由「とむらび」の花祭壇について
仕入れから、繊細な花の取り扱い、開花調整の苦労まで、詳しくご紹介しましょう。


花が強みである「とむらび」は葬儀で使用する生花を自社で仕入れています。
ご葬儀の日程とご家族のご希望の花の種類が決まると、ここからが「とむらび」の腕の見せどころ、真剣勝負が始まります。


百合やカーネーション、バラ、ラナンキュラスなど、挙げればきりがありませんが、花はなにより開花調整が難しい商品です。


ご家族さま、参列者さまのお気持ちを少しでも癒せるよう、最高のタイミングで開花させるために、季節、気温、湿度、花の種類と産地を加味し、仕入れる花を選定していきます。
これは葬儀生花の取り扱いに長けたプロだからこそ、できることです。
・仕入れルートの開拓
花の取り扱いと同時に、仕入れルートにも常にアンテナを貼っています。
少しでもお安く、品質の良いお花で故人さまを彩れるよう工夫を怠りません。


しかし、クリスマスや年末、母の日、お彼岸など、花の値段が倍以上の価格になる時期は、予算が合わずに、努力ではどうにもならないこともあります。
それでもご家族の満足度の優先は、なにより大切なことと考え、これからも低価格で高品質の葬儀の実現のため企業努力を続けていきます。
・あるお通夜の1日
新鮮なお花で彩る葬儀をコンセプトにしている「とむらび」は、在庫の花は置いていません。
花の鮮度を重視し、葬儀当日に仕入れることも少なくありません。


これは自身が葬儀専門の生花店勤務時代に、九州・熊本での葬儀慣習で鍛えられたからこそできるスケジュールといっていいでしょう。
熊本では亡くなられた当日にお通夜もしくは仮通夜が行われるため、祭壇装飾の依頼や供花の注文は当日入ります。
限られた時間内で花の選定から祭壇を制作する技術は、熊本時代に培われたといえます。


以下は、あるお通夜の1日の「とむらび」のスケジュールです。


5:00 市場で仕入れ~新鮮さを保つため、水揚げし花に給水させます
13:00 花挿し〜花祭壇の製作
14:00 トラックへお花を積込み
15:00 斎場で葬儀の設営〜花・仏具・返礼品も自社で手配し準備します
17:00 ご遺族到着
18:00 お通夜開式
18:30 通夜振舞い
20:00 散会
20:00〜明日の告別式の準備


葬儀社が花も取り扱うとご覧の通り大忙しですが、ご家族のご要望をそのまま仕入れにも花祭壇製作にも反映できます。
1日でここまで対応できるのは、長年の経験があるからこそだと自負しています。
後悔しない葬儀のために「とむらび」の5つの約束
・後悔が多いお葬式
「とむらび」では後悔しない葬儀のために、創業時より5つの約束を掲げています。
経験が少ない葬儀は、不安に思う方がほとんどです。
まして初めて喪主をつとめるとなれば、その不安や心配はどれほど大きいでしょう。
経験や情報の不足から、約6割のご家族が後悔を残すといわれるご葬儀。
ご家族さまが葬儀後に心残りや後悔をもつことのないよう、「とむらび」では様々な取り組みをしております。


・安心の一担当者制
・無理な販売営業はいたしません
・お見積りにご納得いただけない場合は、キャンセルが可能
・費用負担が少ない公営斎場をおすすめ
・葬儀後のアフターサポート


どんな小さなご不安もご一緒に解決していく体制を整えています。
ご葬儀後によせられたご遺族からの感謝の声
葬儀は楽な仕事ではありません。
24時間365日稼働しているため、100%の休日はありません。
小さな葬儀社であるならなおさらです。
しかし、これまでいただいたご家族さまからの言葉が、自身を含め「とむらび」スタッフの支えと励みになっています。


葬儀後のご家族さまからの実際のアンケートより、一部をご紹介します。


「見積もりから葬儀まで親切丁寧にしていただき、故人の大好きな花で華やかに見送ることができた。
また、故人の好物だったお肉のお弁当を手作りしてもらえてとても感動した。とむらびさんを選んでよかった」


「マニュアルにとらわれないこころのこもった葬儀をしていただき、親族一同本当に感謝しています。
母の好物のステーキ弁当や102本のバラの花束、大好きなコーラなど、素敵なサプライズをしてもらいました。
キクエの名前にちなんだ菊の花にも、本当に感動しました」


「葬儀場予約がなかなか取れませんでしたが、とむらびの皆さんが粘り強く頑張ってくださいました。
担当女性の明るく快活な優しさで、どれほど慰められたかわかりません。
柩には母の好物だった、うな重を入れてくださるなど、細やかな心遣いもありました。
祭壇の花はとても素晴らしかったです。参加者が皆そう言っていました。
いずれ貴社自身の斎場をお作り下さい。期待しております」


「ありがとう」「とむらびを選んでよかった」
何組ものご家族さまが、葬儀後もご相談を寄せてくださったり、サロンにお顔を見せに寄ってくださったりと、ありがたい限りです。
大切なひととの別れは悲しく辛いことです。
しかし、ここから新たなご縁をいただけることに、わたしたちはなによりも感謝とやり甲斐を感じさせていただいています。
「とむらび」スタッフが考える葬儀とは
・お花担当者より
早朝から夜遅くまで大変な仕事ですが、やりがいのある仕事です。
誰もが一度だけのお葬式、失敗のないように緊張感をもって常に行動しています。
そして、少しでもご遺族の心を癒せるように、限られた予算のなかでも新鮮で高品質なお花を多く仕入れられるよう、努力してきました。
故人を美しく弔えるオリジナル花祭壇を、これからも卸値価格で提供していきます。
・葬儀担当者より
当たり前の葬儀サービスだけではなく、故人様、ご家族様、皆様それぞれの想いをカタチにできるよう日々努めております。
葬儀の枠にとらわれることなく、お好みに応じたサービスを積極的に取り入れています。
「とむらび」を「選んで良かった」と思われる葬儀社で常にありたい。
これからも後悔させない葬儀社でありたいと思っています。
葬儀社「とむらび」の今後の展望
AIが取って代わることができないとされる、葬儀業界。
どんなに技術が進んでも、「人の感情を動かし寄り添う」ことは、人間にしかできないといわれています。


規模ではなく、どこまでも「葬儀サービス」の質にこだわりたい。
大手生花店を退職したときの思いは、いまも変わりません。


大切な人の人生を、葬儀プランに当てはめることはできません。
「とむらび」はこれからも、故人さまご家族さまのお気持ちに添った葬儀サービスを行える会社へ、そして地域に貢献し必要とされる葬儀社になりたいと願っています。


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【会社概要】
葬儀社:花で彩るお葬式「とむらび」
運営会社:株式会社ヒライ
相談サロン:〒216-0003 川崎市宮前区有馬9丁目3-14 弥生ビル1F
最寄駅 :鷺沼駅より徒歩10分
営業時間:24時間365日
フリーダイヤル 0120-974-806
TEL 044-750-8543
FAX 044-750-8544
URL https://tomuravi-sougi.jp
MAIL info@tomuravi-sougi.jp


【プラン紹介】
火葬式プラン:178,000円(税込)
一日葬プラン:298,000円(税込)
家族葬プラン:368,000円(税込)
一般葬プラン:558,000円(税込)

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