海と漁業のサステナビリティを応援するシーフード「UMITO SEAFOOD」誕生背景

2024.04.08 10:00
2024年2月に発売した「UMITO SEAFOOD(ウミトシーフード)」 は、消費者一人一人が海へのポジティブな影響をつくりだすことができるシーフードです。ECサイト(
)で購入できる他、4月8日からは、サステナブルな食材や暮らしを日常のスタンダードにすべく、食品や雑貨の舗を販売を行うFOOD&COMPANY(フードアンドカンパニー) 学芸大学店 ・代官山T-SITE店・湘南T-SITE店の3店舗で、初の店頭販売を開始します。


この商品の企画・販売をおこなうUMITO Partners(ウミトパートナーズ)は、海と漁業のサステナブルを目指し、国際水産エコラベル取得支援などの水産コンサルティング事業を展開しています。今回は、UMITO Partnersから「UMITO SEAFOOD」の背景にあるストーリーをお伝えします。
消費者一人一人が海の課題を解決できるシーフードを
海にはたくさんの課題があります。獲れる魚の減少、海の環境の変化、海洋汚染など。なかでも私たちの暮らしに影響が大きいのは海にいる魚、獲れる魚の量が少なくなっていることです。私たちが海の恩恵をサステナブルに受け続けるためには 人間が魚をたべる量より、魚が生まれる量が多いことがサステナビリティには大切です。


しかし、それを実現するには、漁業者が魚を獲る量を調節するなどのさまざまな工夫が必要です。UMITO SEAFOODは、そのようなサステナブルな漁業を目指し海を守る漁業者を応援できるシーフードを社会へ届けたい、という思いのもと誕生しました。


「たべてつくる、おいしい漁業」をコンセプトに据えて、UMITO PartnersはUMITO  SEAFOODの商品の企画・開発に着手。ECサイトを開設し、販売をおこなっています。
食卓をサステナブルにする、海の幸が詰まった「パスタソース」と「アヒージョ」
現在、UMITO SEAFOODは、2つの商品ラインナップがあります。一つが「
」、もう一つが「
」です。
「北海道苫前町のミズダコをつかったレモンバジルのパスタソース」は、ミズダコの旨みと食感を最大限に引き出すため、こだわって粗挽きにしたミズダコがたっぷり入っています。


バジルの爽やかな香りとレモンのアクセントが、ミズダコのうまみを一層引き立てる一品に仕上げました。
「鹿児島県江口浜のツキヒガイと北海道苫前町のミズダコのアヒージョ」は、パスタソースに使用している北海道苫前町のミズダコに加え、県外へはあまり流通していない貴重なツキヒガイを丸々2個使った贅沢なアヒージョです。


ツキヒガイとミズダコの濃厚な旨味が溶け出したオイルは、パンにつけてもパスタに絡めても美味しく召し上がれます。また、ドレッシングやソースとして、さまざまな使い方を楽しむこともできます。
いずれの商品も保存料・着色料・その他添加物を使用していないため、安心して食べることができます。
水産物の背景にある物語、海のサステナビリティを目指す漁業者の取り組みに光をあてる
UMITO SEAFOODは、人にも海にもやさしいシーフードを目指して、「海を守ること(獲る・育てる過程で海の生き物が減りすぎない取り組みや海洋環境への配慮)」「生産者の顔が見えること(誰がどこでどのように獲った・育てたかがわかること)」にこだわり、商品を企画しています。


ミズダコは北海道苫前町から、ツキヒガイは鹿児島県江口浜からサステナブルな漁業に挑戦する漁業者の水産物を調達しており、それぞれの水産物の背景には、生産者(漁業者)のたゆまぬ努力があります。
<北海道苫前町のミズダコ 生産ストーリー>
〜 豊かな町づくりをサステナブルなミズダコ漁から〜
苫前町のミズダコはみずみずしく、強い旨味が特長です。苫前町では昔からミズダコ漁が盛んで、「樽流し」と呼ばれる伝統漁法が残っています。
この地で持続可能なミズダコ漁業と、地域づくりを目指して活動するのは、北るもい漁協の苫前支部・樽流し部会の漁業者の皆さんです。


部会長を務める小笠原さんがサステナブルな漁業に立ち上がったきっかけは、漁業の衰退や水産資源の減少に不安を覚えたことにあります。漁業をサステナブルにすることが地域のサステナビリティにも直結すると考え、ミズダコの自主的な資源管理に取り組んでいます。
資源管理では、稚内水産試験場のアドバイスを得て、ミズダコの現状を把握することからスタート。操業毎に漁獲したミズダコの尾数、重量、サイズ、操業日数、紛失した漁具の数などを記録しています。そしてミズダコの漁獲数が一定数を下回った場合は漁獲しない、という共通のルールを定め、それに則って漁業をおこなっています。こうした取り組みを「水産資源管理」と呼びます。


「資源管理を行い乱獲を防ぐことで、ミズダコの量が増えてきました。」と小笠原さんは話します。
小笠原さんたちは、こうした前向きな変化に興味を持ってくれる漁業者を増やし、今は苫前町だけで自主的なルールとして行っている資源管理を公的なものにして、もっと広い地域を対象にすることを目指しています。
<鹿児島県江口浜のツキヒガイ  生産ストーリー> 
〜 サステナブルな漁業を目指す漁師が守り育てるツキヒガイ 〜
東シナ海に面した鹿児島県日置市の「吹上浜」。日本三大砂丘の一つであり、日本渚百選にも選ばれている日本の原風景を思わせるような美しい場所です。
そこで育つ「月日貝(ツキヒガイ)」は、昔から地域の人々に親しまれている貝の一つです。身は甘みと旨みが強く、大きな貝柱が特長です。表が「太陽(日)」のような緋色、裏が「月」のように白い ことから「月日貝(ツキヒガイ)」と呼ばれるようになったそうです。
ツキヒガイは日置市や江口漁協にとって、経済的にも地域社会的にも大切な水産物である一方、その漁獲量はピーク時の約51%まで減っています。


江口漁協ではおもに真鯛やシラスを漁獲してきましたが、真鯛の漁獲量はピーク時の約60%まで減少、シラスについては、なんとピーク時の約5%まで漁獲量が激減しています。真鯛やシラスに比べて単価の高いツキヒガイは、地域や漁協の存続をかけて守るべき水産物なのです。


そこで、サステナブルなツキヒガイ漁業を実現しようと立ち上がったのが、佐々(さっさ)祐一さんをはじめとする地域の若手漁業者による「吹上浜の未来を考える漁業者たち」です。
これまで江口漁協では、ツキヒガイを維持・管理するために、自主的に禁漁期や操業時間・水揚げ量・サイズにルールを設けるなどをしてきましたが、佐々さんたちは地域と漁業のサステナビリティのためにさらなる行動を起こしました。


鹿児島大学や「いおワールドかごしま水族館」などから協力を得て、ツキヒガイの生態を研究中。水族館で貝がどのように生まれ育つのかを調べたり、カメラで海底の様子を撮影し、海の中の貝の状況を調べたりしています。


佐々さんは「ツキヒガイは生態自体がまだ謎に包まれている。海の中にどれだけいるのかもわかっていない。どうしたらツキヒガイ漁がサステナブルになるのか、まずは知ることが必要。」と話し、自らが地域の関係者と連携して生態調査・モニタリング・自主的な管理を通して海を守るための活動をしています。
ウミとヒトの関係をポジティブに
私たち消費者が、サステナブルな漁業者の水産物を食べて応援することは、活動する漁業者の励みになり、生業の支えになります。そしてそれが、サステナブルな取り組みを志す漁業者を増やすことにもつながる好循環を生み出し、海と漁業のサステナビリティの実現にパワーをもつと考えています。


UMITO PartnersはUMITO SEAFOODを通じて、今後もウミとヒトの関係をポジティブにすることを目指します。




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