［なすと豚肉のレシピ］簡単でおいしい！麻婆なす＆味噌豚肉炒め

5～11月が旬のなすですが、中でも8～10月頃に収穫されるものは味わいが濃厚になり、一番おいしいといわれています。秋なすと豚肉のおかずレシピを紹介します。

なすはあくが強いので、切ったまま放置しておくと変色してしまいます。調理の仕方に合わせてあく抜きをしましょう。
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「秋なすは嫁に食わすな」ということわざもあるなす。「年中出まわっているなすでも秋なすがいちばんおいしいので姑が嫁を憎んで食べさせないこと」という説や、「なすは水分を多く含むため、姑が嫁の体を気づかっていること」などの説があります。

なすに豚肉のうまみがしみ込み、ごはんにぴったりのおかずです。

ひき肉を使ったコクうまの定番料理！ 　　

材料（4人分） 　　
なす：小5本
豚ひき肉：100g
長ネギ：1/2本
ニンニク：1片
ショウガ：1片
サラダ油：大さじ2
水溶き片栗粉：水100ml、片栗粉大さじ1
ごま油：小さじ1
[A] 　　
豆板醤：小さじ1
醤油：大さじ1
酒：大さじ1
塩：小さじ1/4

なすはへたを切り落とし、縦4～6等分に切り、水にさらしておく。

長ネギ、ニンニク、ショウガはみじん切りにする。

フライパンを熱し、サラダ油と2を入れて弱火で炒める。

3の香りが出たら、豚ひき肉を加えてほぐし、炒める。火が通ったら水気を切った1を加え、炒め合わせる。

4にAを入れて調味し、水溶き片栗粉を加え、とろみをつける。ごま油を入れたら完成。

小間切れ肉でボリュームのある一品。 　　

材料（4人分） 　　
なす：2本
豚もも肉（小間切れ）：160g
タマネギ：1/2個
ごま油：小さじ2
水溶き片栗粉：適量
[A] 　　
酒：小さじ1
砂糖：大さじ1
味噌（白味噌や合わせ味噌など）：大さじ1弱
醤油：小さじ1

なすはへたを切り落として半月切りにし、水にさらしておく。

豚もも肉は食べやすい大きさに切り、タマネギは薄切りにする。

フライパンにごま油を入れて熱し、1、2を加えて炒める。

3にAを加えて調味し、水溶き片栗粉を加えてとろみをつければ完成。
秋においしくなるなす。いろいろな料理に使って、その味わいを楽しんでみてください。

深みのある鮮やかな皮の色が｢茄子紺｣と呼ばれるように、日本では昔から親しまれ、地域ごとにさまざまな品種が発達しました。
どんな調味料ともマッチするのは、味にクセがないことと、果肉に細かい空気の隙間があるスポンジ状のため。油や調味料、だしをよく含み、おいしくなります。
最終更新:2023.01.03
最終更新：
文：アーク・コミュニケーションズ
写真：清水亮一（アーク・コミュニケーションズ）
写真（撮影協力）：吉田めぐみ
監修：カゴメ
出典：
北陸農政局　今月の園芸特産作物（なすについて）
農林水産省　農作物についての故事・ことわざ（秋なすのことわざ）
独立行政法人農畜産業振興機構「食べて知る、野菜の底力」（なすは水分を多く含む）
農林水産省　めざましごはん（麻婆なす）
伊勢原市　食育（豚肉となすの味噌炒め）