ニワトリ3羽を連れて全国の学校や施設を訪問し、命や食、養鶏について伝える「ふれあい講演会」を行います。講演料の出にくい学校でも活動を継続するため、クラウドファンディングで活動資金を集めます。準備が整い次第すぐに開始予定です。自己紹介
はじめまして。ニワトリのYouTube「チキンズチャンネル」の藤田義生(ふじたよしお)と申します。
私はこれまで、会社員として働く傍ら、自宅でニワトリ3羽を飼い、その魅力をYouTubeで発信してきました。チャンネル登録者は4.5万人を超え、視聴者の多くが「鶏の見方が変わった」「かわいくて感情豊かな生き物だと知った」と感想を寄せてくださっています。このたび会社を退職し、3羽のニワトリとともに全国をまわる活動を本格的に始めることにしました。このプロジェクトで実現したいこと
ニワトリ3羽を連れて全国の学校や施設を訪問し、「ふれあい講演会」を行います。卵や鶏肉と違い、「生きたニワトリ」は昔のように身近な存在ではなくなりました。子どもたちが実際にニワトリとふれあいながら
命や食、養鶏、アニマルウェルフェアについて学び、考えるきっかけを届けたいと考えています。
また、ニワトリたちの穏やかなふるまいや愛らしいしぐさは、子どもから大人まで笑顔にしてくれます。
その効果に注目し、病院や福祉施設などでの「チキンズセラピー(動物介在活動)」としての役割も広げていけたらと願っています。
2025年8月に退職後、準備が整い次第すぐに活動を開始し、まずは100施設訪問を目標に全国をまわります。公立学校では講演料が出ないことも多く、活動資金をクラウドファンディングで集めたいと考えています。この取り組みをきっかけに、全国規模で継続可能な活動へと育てていきたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
YouTube収益化停止─「画面の向こうから現実の世界へ」
2025年3月、私のチャンネルを含む多くの「鶏系チャンネル」が突然収益化を停止されました。
どの動画がダメだったのかも知らされず、修正の余地もないままです。私のチャンネルには4.5万人以上の登録者がいて、「ニワトリが大好き」「癒される」「また見たい」という声をたくさんいただいていました。
収益化停止を報告した動画には260件以上のコメントが寄せられ、その多くが応援のメッセージでした。
その時、私は思いました。「画面の中だけじゃなく、鶏たちと一緒に“会いに行く”活動ができるのではないか」と。人を癒す鶏の動画だけでなく、もっとニワトリのために行動したい。欧米のようにニワトリたちが苦しまない世界を作りたい。そう思ってプロジェクトを立ち上げました。
見えない鶏たち─「当たり前」の食卓の裏側にあるもの
スーパーに並ぶ卵や鶏肉を見て、「この命がどんなふうに育ったのか」を想像できる人は、どれくらいいるでしょうか。実際、日本では養鶏や畜産の現場はほとんどメディアに取り上げられることがなく、消費の背景が知られる機会が非常に限られています。
「鶏は3歩歩けば忘れる」「鶏頭」─こうした言葉が今も当たり前に使われていますが、実際に一緒に暮らしてみると、ニワトリはとても頭が良く、感情が豊かで、仲間を思いやるやさしい生き物です。命ある存在として見てもらえないまま、ただ“効率よく育てられ、消費される対象”となっていることに、ずっと違和感を感じてきました。
アニマルウェルフェアを“知るきっかけ”として広げたい
今、日本でもようやく「アニマルウェルフェア(動物福祉)」という言葉が少しずつ知られはじめています。しかし欧米と比べると、認知度も実践も、まだまだ大きく遅れています。アニマルウェルフェアは、「動物に苦痛を与えないよう配慮しよう」という、人にも動物にもやさしい考え方です。
ですが、それによって生産性が落ちたり、価格が上がったりすることを理由に、敬遠されがちなのも事実です。私は、アニマルウェルフェアを「押しつける正解」として伝えたいのではありません。そうではなく、「知って考えるきっかけ」として届けたいのです。
本や映像ではなく、「ふれること」から始めたい
子どもたちにとって、命の重みを本当の意味で実感できるのは、実際にその命にふれたときです。ニワトリをそっと抱きしめたときのぬくもり、羽のやわらかさ、おねだりする鳴き声─そうした“体験”が、言葉よりもずっと心に残ると私は信じています。
「なぜ食べるのか」「どんな命を選ぶのか」それは一人ひとりの価値観や生活状況によって異なる、答えのない問題です。でも、「知らないまま選ぶ」のと「知った上で選ぶ」のでは、大きな違いがある─それだけは、伝えたい。
だから私はニワトリ3羽とともに、全国の学校や施設をまわります。かわいいをきっかけに鶏のことをもっと知ってもらいたい。そして養鶏業界でニワトリがどのような環境に置かれているのか、知って考えるきっかけを作りたい。子供たちが考えることによって、ニワトリたちの未来も変わると信じています。
現在の準備状況
活動名を「チキンズ(人間1名+雌鶏3羽)」とし、専用のウェブサイトを制作中です。クラウドファンディングのリターンについては、9月以降の発送を目標に準備を進めています。
また、現在勤めている会社は8月末で退職予定で、暑さのやわらぐ9月中旬ごろから学校や施設への訪問活動をスタートする予定です。
クラウドファンディングの開始に合わせて、しばらく停止していたYouTubeチャンネル「チキンズチャンネル」も再始動。今後は収益の有無にかかわらず、活動の様子や鶏たちの魅力を引き続き動画で発信していきます。
皆さまからのご支援は、訪問活動の交通費や運営費として大切に使わせていただくほか、学校のない休日には「チキンズとおでかけガイド(鶏たちと観光地をまわる企画)」も実施予定です。平日の空き時間にはライドシェア等で生活費を補いながら、持続可能な形で活動を続けていきます。
リターンについて
【3,000円】 お礼のメッセージ。CAMPFIRE内の機能を使ってお送りいたします。
【5,000円】チキンズうちわ(35cm × 25cm)+手書きのお礼メッセージ
【10,000円】チキンズフォトブックミニ(24P、文庫サイズ)+チキンズうちわ(35cm × 25cm )手書きのお礼メッセージ
【30,000円】チキンズフォトブックレギュラー(24P、A5サイズ)+チキンズうちわ(35cm × 25cm )+手書きのお礼メッセージ
【50,000円】チキンズフォトブックラージ(24P、A4サイズ)+チキンズうちわ(35cm × 25cm )+手書きのお礼メッセージ
【100,000円】チキンズとおでかけ!東京発半日ガイドご招待(5時間・4名様まで)+チキンズフォトブックラージ(24P、A4サイズ)+チキンズうちわ(35cm × 25cm )+手書きのお礼メッセージ
※半日ガイドについて。東京駅発着。自家用車のCX8でご希望の公園や観光地をガイドいたします(ペット可の場所に限ります)。YouTube「チキンズチャンネル」に出演いただけます(希望者のみ)。東京駅までの交通費や宿泊などについては各自でご負担・手配をお願いします。開催日時は2025年10月〜2026年3月までとなります。ご希望の日程や場所についてはメールにてご連絡いたします。
【200,000円】チキンズとおでかけ!東京発一日ガイドご招待((9時間・4名様まで)+チキンズフォトブックラージ(24P、A4サイズ)+チキンズうちわ(35cm × 25cm )+手書きのお礼メッセージ
※一日ガイドについて。東京駅発着。自家用車のCX8でご希望の公園や観光地をガイドいたします(ペット可の場所に限ります)。YouTube「チキンズチャンネル」に出演いただけます(希望者のみ)。東京駅までの交通費や宿泊などについては各自でご負担・手配をお願いします。開催日時は2025年10月〜2026年3月までとなります。ご希望の日程や場所についてはメールにてご連絡いたします。スケジュール
8月20日 クラウドファンディング終了
8月 チキンズWebサイト開設
9月 リターンの準備、発送
9月中旬 ふれあい講演会・チキンズセラピー開始
最後に
命の背景を「知る」ことで、世界の見え方が変わります。何も知らなければ、ただ選ぶだけ。でも、知っていれば選び方は変えられる。
養鶏のニワトリたちは過酷な環境の中でも必死に生きています。この活動は、命のぬくもりとふれあいを通して、子どもたちや多くの人に「やさしい選択肢」を知るきっかけを届けたいという挑戦です。
私たちの一歩が、やがて社会のやさしい変化につながるように。小さな命と一緒に、全国をめぐる旅に出ます。どうか、応援よろしくお願いいたします!
※学校・施設関係の皆さまへ
ふれあい講演会にご興味がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。チキンズのWebサイトはまもなく公開予定です。Instagram(チキンズチャンネル)のDMでもお問い合わせを受け付けています。