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千葉大学医学部附属病院とナインアワーズ睡眠データを利用する共同研究の契約に向けた覚書を締結

2025.06.30 13:00

株式会社ナインアワーズ

株式会社ナインアワーズ（東京都千代田区、代表取締役CEO：松井隆浩）と千葉大学医学部附属病院（千葉県千葉市中央区、病院長：大鳥精司）は、睡眠データを利用する共同研究の契約に向けた覚書を5月9日に締結しました。
睡眠データは、ナインアワーズが今後、千葉県内に新たな宿泊施設を開業し、宿泊客の了解を得て取得します。ナインアワーズでは現在、運営するカプセルホテルの一部店舗で、宿泊客を対象とした睡眠解析サービスとして、カプセルベッド内のセンサーが測定した体動・いびき音・寝顔画像などのレポートを提供しています。

今後、共同研究を行う際には、同社が宿泊客に当院への提供に関する了解を得たうえで、睡眠データを当院に提供し、当院は睡眠データを解析、疾患予防などさまざまな研究に活用していくことを想定しています。

ナインアワーズは、医療機関との連携を軸にした新しい宿泊サービスの創出を目指し、宿泊施設内での医療現場との協働による研究開発のほか、健康や睡眠の質に着目した独自のサービス展開を予定しています。今回の覚書締結を起点に、他の大学病院・研究機関とのネットワーク形成や企業との新たなヘルスケアサービスの開発なども見据えており、予防医療やウェルネス分野の発展に寄与する、新しい産学連携モデルを提案していく考えです。