「農業由来のJ-クレジット」を活用したCO2ゼロSTAY(R)取り扱い開始!

2025.06.10 13:00
JTBコミュニケーションデザイン
~宿泊によるCO2排出相当量をカーボン・オフセットし持続可能な農業を支援へ~

 株式会社JTBコミュニケーションデザイン(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:藤原卓行、以下JCD)は、宿泊によるCO2排出相当量をカーボン・オフセットするサービス「CO2ゼロSTAY(R)」において、農業由来のJ-クレジットを活用した新たな取り扱いを開始しました。
 これにより、宿泊者はCO2排出の相殺とともに、農業の温室効果ガス削減や生産者支援にもつながる選択肢を持つことが可能になります。

 本取り組みの第一弾として、藤田観光株式会社 新宿ワシントンホテル 本館・ANNEX(別館) (いずれも東京都新宿区、総支配人:和田 修治)様にて、農業由来のJ-クレジットを活用した宿泊プラン(農業応援CO2ゼロSTAY (R)プラン)が、2025年6月10日(火)より販売開始されました。当プランでは、温室効果ガスの一種であるメタン排出の削減に貢献する「水稲栽培における中干し期間延長」の方法論を用いて生産された「蛍の里くびき米」(新潟県産コシヒカリ)を、宿泊者に提供いたします。
提供イメージ

 この取り組みは、温室効果ガスの排出量削減や創出されたJ-クレジットの流通による新たな農業モデルの構築を目指すNTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:小島 克重)様と新潟県の株式会社蛍の里(所在地:新潟県上越市)様のご協力のもと実現しました。
蛍の里様の水田
●農業由来のJ-クレジットとは
 地球温暖化をはじめとする気候変動が深刻化する中、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、CO2排出量削減への取り組みが加速しています。温室効果ガスのひとつであるメタンガスは、CO2の約25倍の温室効果があるとされており、その削減は気候変動対策として重要です。特に、稲作におけるメタン排出削減は、日本の温室効果ガス削減にも大きく寄与すると言われています。
 一方で、農業分野では生産者の減少や高齢化といった課題があり、持続可能な食料生産システムの構築が求められています。農業由来のJ-クレジットの創出とその流通は、生産者にとって新たな収入源となり、環境と経済の両立に貢献する仕組みです。
 また本J-クレジットは、「水稲栽培における中干し期間延長の方法論」に基づき創出されています。
具体的には、田んぼの水を抜いて土にひびが入るまで乾かす「中干し」期間を通常より7日以上延長することで、田んぼから発生するメタンガスを約30%削減し、その削減分をJ-クレジットとして可視化・価値化しています。
水稲栽培における中干し期間延長の方法論

 「CO2ゼロSTAY(R)」は、2023年のサービス開始以降、全国107か所の宿泊施設で導入され、累計約13万人泊に利用されています。(2025年6月現在)
また、「第1回 JATA SDGsアワード」経済・産業部門「優秀賞」、「第7回 ジャパン・ツーリズム・アワード」入賞など、観光業におけるサステナブルな取り組みとして高い評価を受けています。
 JCDは、今後も「人・企業・地域」をつなぐ最適なコミュニケーションを創出し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
●「CO2ゼロSTAY(R)」とは
 ホテルや旅館などに宿泊することで生じたCO2排出相当量をカーボン・オフセットできるサービスです。これにより、宿泊施設においては自社で設定することが難しかった環境配慮型オフセットプランの設定が可能となります。また、プランを利用されたお客様にはオフセット証明書をお渡しすることもできます。
URL:
 JCDでは、「CO2ゼロSTAY(R)」を通じ、宿泊施設やお客様が取り組む環境対策やSDGsの取組支援により、次世代における脱炭素社会の実現を目指します。脱炭素社会の実現の為に経済活動を止めるのではなく、経済活動で生じたCO2排出量をオフセットする仕組み作りが重要であると考えております。また、同時にSDGsの目標「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」にも貢献してまいります。
■新宿ワシントンホテル概要
所在地:  東京都新宿区西新宿3-2-9 TEL:03-3343-3111(代表)
アクセス: 新宿駅南口より徒歩約8分  客室数: 本館1,280室 / ANNEX(別館)337室

■藤田観光観光株式会社
『日本の観光業界の先駆けとして、1948年に「箱根小涌園」、1952年に「椿山荘(現ホテル椿山荘東京)」を開業、1955年に会社を設立。2025年11月7日に設立70周年を迎えます。憩いの場と温かいサービスを提供するとともに、ユニークな事業展開を通じてお客さまの人生の様々なシーンに寄り添い、「潤いのある豊かな社会の実現」を目指しています。』
公式HP 
■サービスに関するお問い合わせ先
JTBコミュニケーションデザイン 
ソーシャルビジネス局 ソーシャルビジネス課 グリーン事業推進
TEL:03-5657-0622  営業時間:9:30~17:30(土・日・祝日休業)
お問合せは下記、メールアドレスにお願いいたします。
E-mail:co2zero_stay@jtbcom.co.jp

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