ミラノデザインウィーク2025に出展した新しい屋外照明ブランド『yomosugara』、7月22日に発売決定

2025.05.29 13:00
株式会社タカショーデジテック
デザインと技術にこだわり抜き、自然と調和した“日本の夜の原風景”を空間にもたらす4タイプの灯りをリリース

屋外照明専門メーカーの株式会社タカショーデジテック(本社:和歌山県海南市 代表取締役社長:古澤良祐)と世界的なデザインスタジオTangent(所在地:英国ロンドン/東京 代表:吉本英樹)は、ミラノデザインウィーク2025に出展した新しい屋外照明ブランド『yomosugara(よもすがら)』について、国内での発売日が2025年7月22日に決定したことをお知らせします。
写真 太田拓実

『yomosugara』は、これまでの伝統的な和風照明にとらわれない現代的なデザインと、日本の原風景や自然と調和したやわらかな灯りで“和の照明”を再定義し、夜の庭の過ごし方を提案する新しい屋外照明ブランドです。
4月7日~13日にイタリア・ミラノで開催されたミラノデザインウィーク2025に、タカショーデジテックとして初出展し、『yomosugara』から「Shobu」、「Suiren」、「Kodama」の3シリーズ、計7製品を展示いたしました。
展示会場のレオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館「Cavallerizze(カヴァッレリッツェ)」には、白い砂利の上に黒い楕円状のプレートを点在させ、各製品をランダムに配置することで、人工的ではない自然なリズムを感じさせる空間を作り上げました。白と黒のモノトーンに絞ったシンプルな展示デザインにより、『yomosugara』の有機的なフォルムや安らいだ灯り、日本的な精神性を印象づけることに成功しました。
展示期間中は多くの建築、デザイン関係者に足を止めていただき、「未来的でミニマルなデザインが印象的」、「今までにない斬新なフォルム」、「自然とシームレスに一体化している」、「自分が空間デザインをするときに、このライトも取り入れたい」といった声が寄せられ、他にはないデザイン性を高く評価いただきました。
写真 太田拓実
【”yomosugara” New outdoor lighting brands 展示概要】
日時:プレスデイ 2025年4月7日(月)
一般公開 2025年4月8日(火)~13日(日)、10時 - 19時30分 
会場:レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館Cavallerizzeエリア
住所:via Olona 4 , 20123 Milan

発売商品ラインアップ
発売スタートとなる7月22日には、「Shobu」、「Suiren」、「Kodama」の3シリーズの中から、「Shobu」2タイプ、「Kodama」2タイプ、計4タイプの製品をリリースします。
高いデザイン性はもちろん、屋外照明専門メーカーとして20年の実績を持つタカショーデジテックの技術を細部に活かし、存在感がありつつも、周囲の環境や自然と調和する、新しい灯りの誕生を可能にしました。
また、海外自社工場での一貫製造によるコスト削減や、安全・簡単に取り付けができるローボルトシステム※の採用により、高級感のあるフォルムながら、価格面、施工面でも導入がしやすい仕様を実現しました。

『yomosugara』は、和の雰囲気に限らず様々な空間に取り入れられるデザインとなっており、旅館やホテルをはじめとする宿泊施設やウェディング施設などへの導入を目指します。
また、日本文化に関心の高い海外設計者・デザイナーをターゲットに、海外市場にも積極的に展開し、『yomosugara』を主軸としたグローバル進出にチャレンジしてまいります。なお、海外での発売は8月以降を予定しています。

※ローボルトシステム:ローボルトトランスにより、低電圧(12V/24V)に変換して点灯させる照明システム。100Vと比較し安全性が高く、電気工事資格がなくても取り扱いが可能。

「Shobu」シリーズ
端正な菖蒲の凛とした姿をモチーフにした間接光の灯具「Shobu」。 細身でシャープな造形は静かに佇み、しなやかな光を放ちます。アプローチの足元を灯す「Shobu double」(2灯型)と、空間に奥行きをもたらす「Shobu triple」(3灯型)をラインアップします。
【Shobu double 仕様】サイズ:W230×D150×H605mm
重量:1.5kg
本体材質:アルミ/アクリル
電圧:24V
消費電力:4.0W
価格:148,000円(税抜)
【Shobu triple 仕様】サイズ:W295×D225×H1005mm
重量:2.5kg
本体材質:アルミ/アクリル
電圧:24V
消費電力:5.9W
価格:198,000円(税抜)
【特徴】LED収納部から先端にかけて薄く加工することで、刀にもなぞらえる菖蒲の葉のような研ぎ澄まされたフォルムを実現。
点灯時には、ポール前面に美しい光のグラデーションが広がり、落ち着きのある空間を演出します。




「Kodama」シリーズ
樹木に宿る精霊をその名に冠した「Kodama」。有機的なフォルムと、クリアな膜に覆われた光を特徴とし、 自然に寄り添うあかりを灯します。2つの灯具を備えた「Kodama garden」は、それぞれの高さと向きを変えることができ、連灯することでゆらぎのある景色を演出します。柔らかく大きな光で周囲を照らす「Kodama floor」は、一灯でも存在感を持ち、 安らぎのある空間をつくりだします。
Kodama garden 仕様サイズ:W330×D150×H615mm
重量:2.2kg
本体材質:アルミ/ガラス
電圧:24V
消費電力:4.0W
価格:115,000円(税抜)
Kodama floor 仕様サイズ:Φ290×H380mm
重量:8.0kg
本体材質:アルミ/アクリル
電圧:24V
消費電力:2.0W
価格:165,000円(税抜)
【特徴】
光が拡散する発光部を、更にクリアなグローブで覆うことにより、水の膜に覆われたような、なめらかで自然環境にしっくりと馴染む灯りを実現。
「Kodama garden」のアーム部分は伸縮可能で、灯具も回転できる仕様となっており、連灯時などランダムな配置をお楽しみいただけます。
屋外照明ブランド『 yomosugara 』とは
ブランド名の「よもすがら」は万葉集でも使われた日本の古語で、夜通し、一晩中などの意味をもちます。昔の人々がよもすがら人や風景に思いを馳せた時間の豊かさをブランド名に込めました。『yomosugara』は夜の過ごし方を現代に問いかける。そんな灯りのブランドです。
Shobu
Kodama floor
Kodama garden
『yomosugara』は、日本の原風景や日本人の自然に対する考え方にフォーカスすることで生み出されました。私たちの考える日本らしい灯りは、夕暮れから夜にうつりかわる薄暮の時間の薄明りや、夜の川に映る月明りといった、日本人が古くから親しんできた自然と共にある灯りです。海外の装飾的で主張の強い照明とは異なり、自然に寄り添ったデザインは日本的な心安らぐ夜の灯りとして、やわらかな和の空気を醸し出します。
和の空間での使用だけでなく、さまざまな空間に取り入れられるデザインとなっており、海外の設計者・デザイナーや日本文化に関心の高い層をターゲットに、海外市場を主軸とした日本発の屋外照明ブランドとして展開しています。
『yomosugara』ブランドサイト 
『yomosugara』公式Instagram 
屋外照明のエキスパートのタカショーデジテックと世界で活躍するTangentのコラボレーション
2015年にロンドンにて創業したTangent。デザインとエンジニアリングの発展的な融合を得意とし、Lexus やHermesをはじめとした世界的なラグジュアリーブランドへのデザイン提供や、ドバイにある世界最大の高層タワーのブルジュ・ハリファのファサードで使用されたアニメーションなど世界中で活躍しています。
これまでもタカショーデジテックとTangent、吉本英樹氏は六本木アートナイト2022にて展示された『INAHO』の製造や、名古屋駅前のミッドランドスクエアで2022年に展示されたクリスマスツリー、和歌山県高野山の宿坊『恵光院』の壁面アート『月輪(がちりん)』などでコラボレーションしており、タカショーデジテックの技術とTangentのデザインに互いに可能性を感じ、2023年にパートナー契約を締結。
住宅や商業施設、宿泊施設など、様々な空間において顧客の要望に合わせた最適な照明計画を提案し、屋外空間を生み出してきたタカショーデジテック。そのバックグラウンドを元に、商品の企画から開発、製造を一貫して行なっており、屋外環境下でも安心して使用できる安全で高品質な製品を作り出しています。この経験と、世界で活躍しているTangentのデザイン力が融合し、オリジナリティの高いデザインと独自の世界観を生み出す屋外照明ブランド『yomosugara』が誕生しました。




株式会社タカショーデジテック
和歌山県海南市に本社を構え、「屋外照明事業」「LEDサイン事業」「イルミネーション事業」「デザイン事業」を主要事業として展開。「光の演出で人の心を彩る」光を通して人の心に感動や安らぎを与えることを経営理念、行動指針として、「今ある光の入れ替えでは無く、今暗いところに光を灯す」を掲げる。
照明の企画、開発、製造からプランニングや施工までを一貫して行っており、屋外環境下でも安心して使用できる安全で高品質な製品を販売。低電圧で安全性が高く電気工事士資格がない方でも照明を扱えるローボルトを中心とした約2,200アイテムの屋外照明のラインアップは、一般住宅からホテル旅館、アウトドア施設、商業施設などの大規模空間まで幅広く対応。東京スカイツリータウン内にある東京ソラマチや、グリーンスプリングス、大阪のてんしば、福岡のPayPayドームなど全国各地のイルミネーションに携わる。
また、2017年に始まったイルミネーションイベントの『フェスタ・ルーチェ』の企画運営や、2022年に実施した『照らしちゃる矢櫃 -YABITSU LIGHT UP PROJECT- 』は世界3大デザイン賞のiFデザインアワードや日本空間デザイン賞、日本サインデザイン賞を受賞するなど、光による地方創生にも取り組む。
TANGENT
2015年、英国ロンドンにて、Tangent Design and Invention Ltd社として創業。2021年、東京に株式会社Tangent Japanを設立し、日英を拠点にさらに活動の幅を広げる。デザインとエンジニアリングの発展的な融合を得意とし、世界的なラグジュアリーブランドに多くのデザインやコンセプトを提供するほか、テクノロジー起点の新規事業開発から、街づくりに関わるまで、幅広い領域において活躍する。
主な作品に、ミラノデザインウィークにてLexusと発表されたインスタレーション『Beyond the Horizon』(2024)、種子島宇宙芸術祭のための巨大な壁面アート『Orb』(2023)、伝統的な金沢箔と最先端レーザー加工技術を融合したアート『Dawn』(2023)、国際高級時計サロンSIHH(Salon International de la Haute Horlogerie)でのHermesパビリオンのインスタレーション『Here』(2019)、Wonderglassから発表されたガラス彫刻『Rise』(2017)、世界最大の高層タワーBurj Khalifaのファサードのためのアニメーション『Ascension』(2016)、風に揺れる稲穂から着想を得た照明『Inaho』(2013)など。

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