「勝手に財布さわらないで！」通勤ラッシュはトラブルの宝庫。善意が報われない「信頼不全」の行方【専門家解説】

警察庁が発表している「遺失物取扱状況」によれば、全国で届け出られた拾得件数は4,404,325件。物品の上位は証明書類が17.5%、ついで有価証券類、衣類・履物類と続く。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。
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「落とし物を届ける行為は、昔なら善意と捉えられましたが、時代は変化しています。昨今は拾って声をかけたら“つけてたでしょ？”と睨まれたなど、届ける…