【異例の売れ行き!3万部突破】俵万智さん『生きる言葉』――SNSの時代を生き抜くあなたへ、届けたい「ことば」の魅力

2025.05.15 17:12
株式会社新潮社
歌人・俵万智さんのはじめての言葉をめぐる論考作品『生きる言葉』が、4月17日(木)に発売されました。歌集、評伝、エッセイなど多くの著作のある俵さんの、自身初めてとなる熱のこもった言葉をめぐる論考作品。発売後、フジテレビ「ノンストップ!」、TBSラジオ「武田砂鉄のプレ金ナイト」に出演し、SNSでも話題に。発売後1ヶ月を前に、この度4刷目の重版が決定しました。
スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、じつにやっかいです。「言葉の力が生きる力」とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何なのか……恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のあり方を、歌人ならではの視点と自身の体験から徹底考察します。言葉を愛してやまないプロフェッショナルが考える「コミュ力」の真価とは――。

本書では、現代を代表する歌人ならではの「言葉」をめぐる考察が、実体験とともに続々展開されます。塩梅が難しい恋愛や日常の言葉、子育てを通して知った言葉の愉しさ・奥深さ、ネットやSNS上で出合う予想外の反応、演劇の舞台やドラマの中のセリフの妙、歌会ならではの体験と効用、和歌がコミュニケーションの中心だった「源氏物語」の時代から「万智さんAI」の現在地まで――日本語の足腰を鍛え、思いを相手に届けるために大切なことは何か、言葉のとびかう様々な現場で考え抜きました。歌集、評伝、エッセイなど多くの著作のある俵さんですが、自身初めてとなる熱のこもった言葉をめぐる論考作品です。
■ 本書の目次より
1 「コミュ力」という教科はない
2 ダイアローグとモノローグ 
3 気分のアガる表現 
4 言葉が拒まれるとき 
5 言い切りは優しくないのか
6 子どもの真っすぐな問いに答える 
7 恋する心の言語化、読者への意識
8 言葉がどう伝わるかを目撃するとき 
9 和歌ならではの凝縮力と喚起力 
10 そこに「心」の種はあるか
11 言葉は疑うに値する
■ 著者コメント
スマホが普及し、SNSが登場した。「書き言葉としての日本語が、一部の人のもの」という感覚は、今の若者にはほぼないだろう。「普通の人が普通に使う書き言葉としての日本語の、足腰を鍛える」ことが、よりいっそう重要になってきた。言葉が生きる力とも言える時代に、どんなトレーニングが有効だろうか。自分の発した言葉が、真に「生きる言葉」となるために大切なことは何だろうか。あるいは生きた言葉とは、どんな表情をしているのだろうか。本書では、そういったことを意識しながら、現代の言葉にまつわるあれこれについて考えてみたい。

(「はじめに」より抜粋 )
■ 書籍内容紹介
スマホとネットが日常の一部となり、顔の見えない人ともコミュニケーションできる現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。言葉の力が生きる力とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何か――恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のつかい方を、歌人ならではの視点で、実体験をふまえて考察する。
■ 著者紹介:俵万智(たわら・まち)
(C)新潮社
1962(昭和37)年大阪府生まれ。歌人。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代に佐佐木幸綱氏の影響を受け、短歌を始める。1987年に『サラダ記念日』が280万部のベストセラーとなり社会現象に。88年に現代歌人協会賞、2021年に迢空賞を受賞。『チョコレート革命』『未来のサイズ』『アボカドの種』『愛する源氏物語』の他、歌集、評伝、エッセイなど多くの著書がある。
■ 書籍データ
【タイトル】生きる言葉
【著者名】俵万智
【発売日】2025年4月17日
【造本】新潮新書/新書版ソフトカバー
【定価】1,034円(税込)
【ISBN】978-4-10-611083-2
【URL】

あわせて読みたい

SNSでも大反響、『読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全』が発売2週間で早くも3刷決定!
PR TIMES
『AIと話した7つのこと』シリーズ第3弾!「言い訳」「ごめんなさい」…心のことばをAIと語る、やさしく深い対話集。
PR TIMES
コンビニでアート展!障がいのあるアーティストによる「ファミマギャラリー」を開催
PR TIMES Topics
11万部の大ヒットエッセイ『僕には鳥の言葉がわかる』が、第13回河合隼雄学芸賞を受賞!
PR TIMES
ベストセラー『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』姉妹編、川上和人さん著『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』が6月25日発売!
PR TIMES
“毎日の腸活”を応援する腸活ドレッシング発売
PR TIMES Topics
8万部突破!俵万智さん『生きる言葉』のヒットの理由は、子育て世代とSNS時代のリアルに寄り添う「ことば」の力
PR TIMES
言葉を伝え、表すための極意【俵万智さんインタビュー】
大人のおしゃれ手帖web
旬のフルーツを贅沢に盛り付けたわかさ生活とのコラボ新作パフェ登場
PR TIMES Topics
サラダ記念日は唐揚げ記念日だった? 俵万智「唐揚げをカレー味にしたら、ボーイフレンドがすごく気に入ってくれて…」
TOKYO FM+
俵万智 AI短歌についての考えを語る「入選するために作るのではなく、それを目標に自分で歌を紡ぐことに意味がある」
TOKYO FM+
日本酒蔵のこだわりの詰まったオリジナルかき氷を期間限定で販売
PR TIMES Topics
俵万智『サラダ記念日』が「『“いいね”の元祖ですね』と言われますけど…」当時、歌に込めた思いとは?
TOKYO FM+
俵万智 NHK大河ドラマ『光る君へ』に登場した「『藤原道長の歌をディスった』とか言われましたが、ディスったわけではありません(笑)」深意を語る
TOKYO FM+
金木犀の秋季限定アイテム登場
PR TIMES Topics
俵万智「『嫁さんに なれよ』だなんて カンチューハイ 二本で言って しまっていいの」という歌に…」ベストセラー『サラダ記念日』制作秘話
TOKYO FM+
有名エッセイスト、息子の「忘れ物ない?」への返答に「これは一休さんレベル」「サラダ記念日やな」の声!
All About
【Minimal】夏季限定「カカオ80%で実現した驚きのフルーティなチョコレート」
PR TIMES Topics
作家・くどうれいんと歌人・染野太朗がタッグを組み、恋の短歌に挑んだ『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』の連載を書籍化! 書き下ろしも多数で、ファン必見の一冊に
PR TIMES
くどうれいんと染野太朗の短歌連載「恋」の書籍化が決定! 9月19日に発売 
Numero TOKYO
初コラボ!日本酒「AKABU×UNITED ARROWS 別注 純米大吟醸 2025」発売
PR TIMES Topics