HERALBONY LABORATORY GINZA ギャラリーにて、5月24日より展示「HERALBONY ISAI 光を織りなす」を開催

2025.05.13 14:00
ヘラルボニー
写真家・高木由利子氏が撮り下ろししたアトリエの情景と作家の「手仕事」に焦点を当てた「新たなクリエーションを提案」
photo by Yuriko Takagi

株式会社ヘラルボニーが展開する自社ブランド「HERALBONY」は、「HERALBONY ISAI」の第2弾の発表に伴い、作家の「手仕事」に焦点を当てた「HERALBONY ISAI 光を織りなす 」を5月24日(土)~6月23日(月)期間、銀座の「HERALBONY LABORATORY GINZA」ギャラリーにて開催いたします。
「HERALBONY ISAI」とは
異彩を放つ作家の表現からインスピレーションを受け、アートの新たな提案を目的にこれまで世の中にない新しい価値を創出し、新たな可能性を広げるHERALBONYブランドの表現ラインです。2023年に発表した第一弾ではアートを主役に、衣服をその「運び手」としてとらえる視点からプロダクトを展開しました。第二弾となる今回は、「手仕事」に焦点を当て、さらなる深化を図ります。
「HERALBONY ISAI 光を織りなす」
photo by Yuriko Takagi

アーティストの手仕事をHERALBONY ISAIの視点で再解釈したクリエーションを展示。写真家・高木 由利子(たかぎ ゆりこ)氏に依頼し、アートが生み出される過程を撮影しました。アトリエでの情景とともに作品をご覧いただく試みです。
展示空間は、写真を制作風景をのぞく窓に例え、アーティストが制作している際の時間と気配が窓から立ち現れるような空間を目指しました。「手仕事」に対してHERALBONY独自の解釈とクリエイティブを加えることで、表現としての新たな提案を行っています。
手仕事について
本展示では、織りの中に独自の世界を宿す作家・五十嵐 久(いがらし あらし)氏の作品を取り上げています。自閉症の特性のひとつである“常同行動”として、毎日同じリズムで織り機に向かうその姿は、 「生きること」と「表現すること」が重なり合う、静かな祈りのようにも映ります。展示されるISAIシャツは、五十嵐氏が手作業で織ったテキスタイルを用い、異なる柄に配慮しながら丁寧に仕立てた一点ものです。
これまでISAIシリーズのアートピースはジャカード織りで表現してきましたが、今回は五十嵐氏の手織り作品に加え、5名の作家が直接手を施した一点もののアートピースもご提案します。
この展示を通して、手織りや手仕事の繊細さと美しさに光をあて、作家の一手一手が積み重なって生まれる色彩や質感、 そして静かに繰り返される営みに想いを巡らせていただければ幸いです。

〈起用作家〉
五十嵐 久(工房集)
石原 直典、山口 慶祐、佐藤 輝尚(アトリエ・ブルート)
三輪 晃之、余語 充敦(さふらん生活園)
写真家・高木由利子氏が撮り下ろし
写真家・高木由利子氏とともに、五十嵐氏のアトリエを訪れてアートが生み出される過程を撮影いただいた写真を展示しています。作品の背景にある“時間”と“気配”を写真として丁寧に捉えていただきました。

〈プロフィール〉
東京生まれ。武蔵野美術大学にてグラフィックデザイン、イギリスのTrent Polytechnicにてファッションデザインを学んだ後、写真家として独自の視点から衣服や人体を通して 「人の存在」を撮り続ける。近年は自然現象の不可思議にも深い興味を持ち、「chaoscosmos」というプロジェクトにて映像を含め新たなアプローチに挑戦し続けている。撮影地は日本を拠点に、アジア、アフリカ、南米、中近東に及ぶ。
展覧会概要
・展示期間:5/24(土)-6/23(月) 11:00-19:00
・定休日:火曜日(祝日の場合、翌日)※最終日のみ15:00閉店
・場所:HERALBONY LABORATORY GINZA(東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル1階)
販売について
本展示では、作品を鑑賞するだけでなく、実際に身にまとうことでアートを身体で感じる、新たな体験をご提供します。すべての作品はご購入いただけます。言語や視覚に加えて、感覚を通してアートと向き合うひとときを、どうぞお楽しみください。本展覧会の作品については「HERALBONY LABORATORY GINZA」の店頭のみ販売予定。
※一部の作品は、HERALBONY公式オンラインストアで販売する可能性がございます。
【株式会社ヘラルボニー概要】
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。自社ブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年9月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目5−16 銀冨ビル3F受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登

コーポレートサイト:
オンラインストア:
アートデータにおける著作権表示のお願い:
本文書に掲載されているアート作品の画像データは、すべて著作権者の貴重な作品です。これらの写真を使用する際には、必ず作品タイトルと作家名をご記載ください。

あわせて読みたい

2025年3月10日(月)から「テレ東系 SDGsウイーク 2025」開催!福祉×アートで大注目の「ヘラルボニー」とコラボ!
ラブすぽ
渋谷スカイでも話題の「ヘラルボニー」アートイベント松坂屋で期間限定開催3/5~
NAGOYA.(ナゴヤドット)
東京ばな奈×ドクターイエロー!東京土産にぴったりなオリジナルデザインのエコバッグ登場
PR TIMES Topics
歌人・上坂あゆ美と巡る、のびのびとして、自然な“佐渡島の美”。銀河芸術祭や大野亀、大川屋外版画美術館まで
CREA
ヘラルボニーが新店舗オープン。訪れる人の価値観を変え100年先まで続く文化をつくる
コロカル by マガジンハウス
オリジナル生ごみ処理機 「パリパリキュー 春を待つシマエナガPPC-11F2-SME」登場
PR TIMES Topics
盛岡の人気店「Nagasawa COFFEE」監修のヘラルボニーオリジナルブレンドコーヒーとアートコースターの発売決定!
PR TIMES
Wpc.|HERALBONY ヘラルボニーの契約作家7名が描く”異彩のアート”が夏の青空を彩る日傘に
PR TIMES
植物の香りをまとうフレグランスハンドクリーム登場
PR TIMES Topics
ホラン千秋、障害のある作家の才能が輝く場「ヘラルボニー ラボラトリー ギンザ」へ
GOETHE
「APPI JAZZY SPORT 2025 Supported by HERALBONY」3月22日(土) 岩手県で5年ぶりに開催!
PR TIMES
【メルキュール京都ステーション】簡単にオリジナルラベルを作れるサービス「Snap Drink」導入
PR TIMES Topics
ヘラルボニー、母の日向けオリジナルギフトセットを5月1日より発売
PR TIMES
”異彩を放つアート”がWpc.のビニール傘を大胆に鮮やかに彩る ヘラルボニーの契約作家が描く5種のアートをデザインしたビニール傘発売
PR TIMES
OFFICE DE YASAI新商品「1/3日分の野菜が摂れる 具だくさん豚汁」
PR TIMES Topics
HERALBONY Art Prize 2025開催記念山手線ラッピングトレインを運行します
PR TIMES
ヘラルボニー初の飲食店、Cafe&Dining&Bar「無題」が岩手県盛岡市の旗艦店内にオープン
PR TIMES
ヘラルボニー、契約作家20名のアート作品がEテレの新番組コーナー「コントライターズ」の舞台を彩る
PR TIMES
ヘラルボニーによる国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025 Exhibition」が今年も開催へ
美術手帖