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サイエンスが令和7年度知財功労賞「大阪・関西万博特別賞」を受賞～大阪・関西万博の機運醸成に貢献～

2025.04.21 10:00

株式会社サイエンス
　ファインバブルを独自の技術で効率よく吐水する技術を多種多様な分野に導入し、人々の暮らしをより豊かにすることを目的とする株式会社サイエンス（所在地:大阪市淀川区、取締役会長青山恭明）は、4月18日(金)に赤坂インターシティコンファレンス（東京都港区）にて開催されました、経済産業省、特許庁が主催する令和７年度知財功労賞の知的財産権制度活用優良企業等表彰におきまして、これまでの万博への取り組みや定期的な情報公開、また1970年大阪万博からの接続性などが評価され、「知財功労賞　大阪・関西万博特別賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。

　当社が手掛ける、2025大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンにて出展中の「ミライ人間洗濯機」は、「カラダだけでなく、ココロも自動で洗浄」をコンセプトとしたお風呂時間の新習慣を提案。ミラブル技術を活用して、身をゆだねているだけで全身を洗浄するだけではなく、背面のセンサーを使用して入浴者の心電図をモニタリングし、よりリラックスやリフレッシュができる空間をつくります。

　また、「ミライ人間洗濯機」は、大阪・関西万博会期中に一般の来場者様にも入浴体験をしていただきます。当社会長の青山が「70年万博の人間洗濯機ではプロのモデルさんが入浴していたが、私はその時小学校４年生で『入りたい』と思っていた。今回は一般公募をして、入浴された方に生涯の思い出を作っていただきたい。」と考えました。会期中は多くの方にミライの入浴を体感いただきます。

●知財功労賞について

　経済産業省特許庁では、毎年、知的財産権制度の発展及び普及・啓発に貢献のあった個人に対して「知的財産権制度関係功労者表彰」、また、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して「知的財産権制度活用優良企業等表彰」として、経済産業大臣表彰及び特許庁長官表彰を行っています。また、令和７年度知財功労賞から、農林水産・食品分野において、知的財産権その
他の知的財産を効果的に保護・活用し、事業経営の発展に顕著な成果を収めた企業等に農林水産大臣表彰及び輸出・国際局長表彰を行います。

　さらに、令和7年度に限り、2025年日本国際博覧会（以下、「大阪・関西万博」という）の開催に際し、知的財産を活用した大阪・関西万博の機運醸成や大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」と親和性が高い取組を行う企業等に対し、大阪・関西万博特別賞を表彰します。これらの表彰を合わせて、「知財功労賞」と総称しています。

●受賞のポイント

・工業用で主に使われていた気泡を民生品へ活用する方向へと発想転換し、微細な気泡を増加させ、
　水流を与えることで汚れを浮かせて洗浄できる特徴を生かしてシャワーヘッドなどを開発。泡と水
　流を生み出すコア技術は特許で保護し、「ミラブル」商標でブランド化する知財ミックス戦略を展
　開。ライセンスせず自社のみで製造することで、品質担保と技術流出を防止するほか、宇宙や介護
　など、多様な企業との連携にも繋がっている。

・更に、「マイクロバブル」と「ウルトラファインバブル」のISO化、JIS化に参画し、言葉の定義や
　測定方法等を定めることにより、品質で劣る製品と差別化し、自社技術の優位性を確保している。

・大阪・関西万博では、大阪ヘルスケアパビリオンで、少量の水で洗浄できる「ミライ人間洗濯機」
　「宇宙シャワー」など、ファインバブル技術を実装した様々な特許技術を展示し、環境、衛生、
　QOLなど、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に資する技術を発
　信。1970年大阪万博の「人間洗濯機」との接続性や、大阪・関西万博関連の取り組みを定期的
　に公開するなど、大阪・関西万博の機運醸成にも貢献している。
　当社は、ファインバブルの専業メーカーとして、ミラブル技術を民生品だけでなく、医療・介護・農水産業・工業用洗浄・業務用水栓など、幅広い分野に広げて参りました。その一部を万博で披露するとともに、万博を機に世界、そして宇宙にも幅を広げ、社会課題の解決に貢献して参ります。