東京都、DXで約86%工数削減達成!観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」東京都×スタートアップで文化財管理を効率化

2025.04.16 11:00
ボールドライト株式会社
文化財の認知と訪問率向上を図るデジタル文化財マップも通年公開

ボールドライト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮本章弘、以下、ボールドライト)は、「東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」にて東京都と連携し、提供する観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」を活用した「文化財DXプラットフォーム(文化財管理システム)」を開発した結果、「東京文化財ウィーク」の運営工数を約86%削減することに成功しました。さらに、通年公開されている文化財情報を網羅したデジタルマップ「東京都文化財マップ」も新たに作成し、都内の文化財への認知度向上を図ります。
|スタートアップとの対話を通じた課題発見と先進的解決
「東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」はスタートアップと都政現場が集まり、都政現場が抱えている課題や対応策を議論し、解決を目指すプロジェクトです。ボールドライトと東京都は同プロジェクトで協働し、東京都が毎年秋に都内の文化財を特別公開する「東京文化財ウィーク」の運営に関する課題解決に取り組みました。
|デジタル化による認知度向上と効果検証の改善
東京都は以前から文化財情報をWEBサイト上で公開していましたが、平面マップと一覧表示のみで見づらく、検索もできない仕様だったため、文化財の認知度不足の一因となっていました。

どこにどんな文化財があるかを誰にでも分かりやすくするため、東京都は観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」を活用し、2024年秋に都内の文化財情報を集約したデジタルマップを作成、期間限定で公開しました。デジタルマップ化により、見やすさと探しやすさが向上し、文化財の認知度向上を大きく促進しました。また、同マップに関するアンケート調査では、デジタル化による利便性向上に対し、多数の利用者から肯定的な評価が寄せられました。
また、デジタル化により「プラチナマップ」のダッシュボードで利用状況の分析が可能になり、情報発信後の効果検証不足の解消も達成しました。
|文化財管理DXプラットフォーム開発により、運営工数約86%削減に成功
次のステップとして、今回、文化財所有者との頻繁なメールのやりとりや事務作業をなくし、運営効率化を図るため、「プラチナマップ」の管理画面を基盤に文化財管理DXプラットフォームを開発しました。同DXプラットフォーム上に情報連携、情報更新、承認ワークフローまでを一元化した結果、DX導入前は1件あたり18分だった作業時間が2.5分までに削減され、約86%の運営工数削減に成功しました(下図参照)。
また、文化財所有者自身で情報を登録・更新できるようにしなったことで、最新情報や画像を含む充実したコンテンツも提供可能になるという新たなメリットも生み出されました。

|通年公開中の文化財が一目でわかる「東京文化財マップ」も公開
文化財DXプラットフォームの構築により、管理業務を大幅に効率化した東京都は、今まで十分に行えていなかった広報活動に力を入れていく方針です。文化財のさらなる認知拡大を目指し、2025年2月25日(火)より都内の文化財が一目で分かる「東京都文化財マップ」も追加公開しました。
本デジタルマップでは、文化財のさらなる訪問促進・周遊促進のため、以下機能を追加しました。
(1)周遊促進:巡って楽しいチェックインと称号バッジ
   文化財への訪問時、デジタルマップのスポット詳細画面からチェックインを可能に
   チェックイン数により異なる称号バッジを獲得可能に(全13種)  
(2)訪問促進:人気文化財ランキング
   各文化財の閲覧数と「いいね」数から人気ランキングを表示


ボールドライトは今回の「東京都現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」を経て、令和7年3月28日(金)付けで、令和6年度現場対話型スタートアップ協働プロジェクトにおける新商品等の生産・提供による新事業分野開拓者に認定されました。今後は東京都の幅広い公共分野へ観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」を普及拡大し、より多くの自治体・行政機関における本質的な課題発見とDXによる解決を推進してまいります。

▼東京文化財マップ
▼現場対話型スタートアップ協働プロジェクトについて
▼ボールドライト株式会社 × 教育庁地域教育支援部/協働ストーリー
|会社概要
社名:ボールドライト株式会社
事業内容:観光DX関連事業、商業施設DX関連事業、システムおよびソフトウェア開発事業、ビジネスコンサルティング事業、デジタルマーケティング事業
設立年月日:2019年4月3日
WEB サイト:
【サービス紹介】
プラチナマップは、オリジナルのデジタルマップを誰でも簡単に作れる「マッププラットフォーム」です。スタンプラリー、クーポン、予約機能、混雑情報配信などの機能など、観光DXに特化した機能を多数実装。必要な時に必要な機能を必要な分だけ利用できるのが特長です。

あわせて読みたい

精密誘導IoT技術でドローンやロボットの施設内自動運用をcm単位で制御。さらにリアルタイムでのデジタルツイン生成技術により、次世代施設管理の実現へ2.
PR TIMES
北海道斜里町との観光施策向上のための取り組み
PR TIMES
【数量限定】アウトドアシーンで活躍する合成香料フリーのオーガニックボディスプレー発売
PR TIMES Topics
23区初、デジタル業務に特化した障がい者就労継続支援A型事業所「デジタルイノベーションセンター丸の内supported by 三菱地所」開設
ラブすぽ
生成AIで建設現場を支援!業務効率化を目指す 東北電化工業の“DXの取組み”に注目
TOKYO FM+
植物の香りをまとうフレグランスハンドクリーム登場
PR TIMES Topics
富士モータースポーツフォレストがもっと楽しく、もっと便利に!デジタルマップ「プラチナパーク」を導入
PR TIMES
<国内初>よみうりランド・稲城市ほか、官民連携によるデジタルマップ導入で来場促進と地域活性化を目指す
PR TIMES
まるで花束みたい!「母の日限定オリジナルバウムクーヘン」
PR TIMES Topics
【東京都稲城市】よみうりランドが運営する4施設と、市全域で使える2つのデジタルマップを公開!
STRAIGHT PRESS
「北海道グリーンランド」が回数券の電子化で観光DXプラットフォームNutmegを導入
PR TIMES
DIIIGデジタルマップに「雨雲レーダー」を実装!リアルタイム天候情報で快適なイベント体験を
PR TIMES
「おきなわワールド」が入園および体験のセット券電子化で観光DXプラットフォームNutmegを導入
PR TIMES
【デジタルマップ事例】「西陣を周遊して楽しむこと」を目的に作成されたイラストマップ「around 西陣 MAP」をスタートアップ iHistory Inc. の『PointMap+』でデジタルマップ化
ラブすぽ
株式会社Dental Predictionが東京都による社会課題解決型スタートアップ支援事業「Tokyo Co-inNovators」【コンセプト検証支援】第1期採択企業に選出
PR TIMES
CVCファンド「KIRIN HEALTH INNOVATION FUND」がIoT技術と生成AIでグローバルに現場DXを推進するMODE社へ出資
PR TIMES
地方創生により参画しやすいファンド形成へ。函館・旧相馬家住宅を対象不動産とした「LEVECHYファンド19号」の運用期間の変更について|不動産クラウドファンディング「LEVECHY(レベチー)」
PR TIMES