タグ・ホイヤーの蘇るアイコン、再登場したタグ・ホイヤー カレラ デイデイト

2025.04.01 08:00
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン株式会社 タグ・ホイヤー
時代を超えて受け継がれてきた伝統、腕元に輝く勝利、サクセスウォッチとしての存在感を融合させ、「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」が、新たな時代に向けて再登場。
Watches & Wonders 2025、ジュネーブ - 2025年4月1日:大胆な革新性と精度を極めるクラフトマンシップで知られるスイスの高級時計ブランド、タグ・ホイヤーから、感動的な進化を遂げたタイムレスなアイコン「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」が発表されます。これは、モーターレーシングのヘリテージに深く根ざし、いつの時代にも色褪せないデザイン、比類のない性能、歴代の世界トップクラスのドライバーたちとの揺るぎない絆で知られるタイムピースが、さらなる高みへと格上げされ、際立った進化を遂げたことを記すものです。今回タグ・ホイヤーは、伝統とモダニティを融合させた6つの魅力あふれる新作モデルで、卓越したウォッチメイキングへ反映した、ブランドのひたむきな想いを表現します。
長年にわたりタグ・ホイヤーのコレクションのラインナップにおいて重要な地位を占め、ブランドを代表する定番タイムピースとして高い評価を得てきた「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」。その控えめなエレガンスと確かな機能性で、多くの人々の腕元を飾り、その心を捉えてきました。「カレラ デイデイト」の重要性を深く認識しているタグ・ホイヤーは、このモデルをさらなる高みへと引き上げるため、自社製ムーブメントのアップグレードとデザインをさらに洗練させることにより、多様な顧客ニーズに応える幅広い選択肢の提供を実現しました。
モーターレーシングを愛する想いが紡ぐストーリー

「タグ・ホイヤー カレラ」の重要性を理解するには、ジャック・ホイヤーが自身のモータースポーツへのあふれる情熱を体現する時計を構想した1960年代初頭にまで時を遡る必要があります。1950年代にメキシコで開催され、無謀なまでの大胆さとその結果得られる栄光に包まれた過酷なロードレースとして知られる伝説の「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」に感銘を受けたジャック・ホイヤーは、このレースに果敢に挑んだドライバーたちの精神を捉えた時計を製作することを決意します。

ジャックがこだわったのは、高い視認性、精度、実用性。つまり、レースでほとばしるアドレナリンに負けないラギッドさを備えながらも、さりげなくエレガントな時計でした。

こうして1963年に「タグ・ホイヤー カレラ」が誕生。そのすっきりとしたラインと革新的なクロノグラフデザインにより、一躍モーターレーシングの黄金時代を象徴する寵児となります。ただし、モータースポーツの世界でその地位を揺るぎないものにしたのは、優勝したドライバーにゴールドの「タグ・ホイヤー カレラ」を贈るというジャックの妙案でした。こうしてモーターレーシング界だけでなく、この時代を代表する人物たちが着用した「カレラ」は、瞬く間に成功のシンボルとなり、時には、勝利を呼び込む存在とさえみなされるようになったのです。
「タグ・ホイヤー カレラ」が“サクセスウォッチ”であることを示す最も顕著な例のひとつが、1970年に発表された「タグ・ホイヤー カレラ Ref. 1158」です。ホイヤー社がスイス証券取引所に上場したことを記念して誕生したこの時計は、ジャック・ホイヤー自身を含むホイヤー家のメンバーが着用していました。これに続いたのが、ブランドが大成功を収めた時代。特に、1971年のフェラーリとの計時に関する契約がハイライトとなり、1975年にはフェラーリのドライバー、ニキ・ラウダが念願のF1ワールドチャンピオンに輝きます。

その後も、偉大なレーシングドライバーたちの腕元を飾りながら、「タグ・ホイヤー カレラ」の勝利をもたらす旅は続きます。1971年、伝説のドライバー、マリオ・アンドレッティにゴールドの「ホイヤー カレラ」が贈られると、翌1972年、まるでその「カレラ」の勝利の女神が宿ったかのように、フェラーリはこの年のモーターレース界を席巻。アンドレッティは、デイトナ6時間レース、セブリング12時間レース、ブランズ・ハッチ 1000kmレース、ワトキンス・グレン6時間を次々と制しました。こうして「タグ・ホイヤー カレラ」は、勝利のシンボルとなり、口に出さなくても、身に着けるだけで勝利をもたらすと信じられるようになったのです。
F1の黄金時代、トップでフィニッシュラインを越えたドライバーは、観衆が喝采をあげる中、勝利と卓越性の永遠のシンボルである月桂冠を首にかけて表彰台に上りましたが、「タグ・ホイヤー カレラ」もこうしたチャンピオンたちの腕元を飾り、忘れられない瞬間を共に刻んだのです。

スウェーデン出身のF1のレジェンド、“スーパースウェード”ことロニー・ピーターソンや、現代のチャンピオン、マックス・フェルスタッペンもまた、「タグ・ホイヤー カレラ」とモーターレーシング界とのつながりを強固にした並外れたアスリートたちです。勝利の瞬間に「ホイヤー カレラ」が腕に輝いている彼らの姿は、精度、達成、勝利のシンボルとしての時計のレガシーをさらに強く印象づけてきました。

そして2025年。タグ・ホイヤーは「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」を発表し、モーターレーシングの歴史的瞬間の数々と「タグ・ホイヤー カレラ」との深いつながりを讃えることで、この豊かなヘリテージを継承し続けます。その輝かしい過去を礎にしたこの新作には、「タグ・ホイヤー カレラ」を何世代にもわたり特徴づけてきた成功と自らの限界を超えていく精神が反映されています。
汎用性と個性にこだわってデザインされた、新作「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」。それぞれに異なるダイヤル、素材、ストラップを備えた6モデルをラインナップすることにより、タグ・ホイヤーはこの新作コレクションをどんなシーンにも、好みにも合うものにしています。大胆な色使い、洗練された仕上げ、実用的な機能性など、このコレクションは、「タグ・ホイヤー カレラ」のタイムレスなDNAに根ざしながら、あらゆる人に語りかけます。

それぞれのモデルに独自の個性を与えているのがダイヤル。「タグ・ホイヤー カレラ」のシグネチャーブルーを纏ったモデルは、クラシックなエレガンスを醸し出すサンレイ加工サテン仕上げが施されている一方、スモーキーレッドのオパーリンダイヤルは、洗練されたモダンなタッチを添えています。また、控えめな上品さを好む人のエレガントなチョイスとなるのが、ブラックオパーリンのダイヤル。ブレスレットは、ステンレススティール製のタイプと、サテン仕上げを施したステンレススティールと18K 5Nローズゴールドを組み合わせたタイプの2種類があります。汎用性を高めるためにこのコレクションにさらに顔を並べるのは、グレイン仕上げを施したブラックダイヤルのモデル。印象的なレッドラッカー仕上げのセンター針と鮮やかなブルーでダイヤルにアクセントをつけ、スポーティでダイナミックな魅力をプラスしています。さらに、ロジウムコーティングや18K 5Nローズゴールドコーティングを施した針とインデックスなど、慎重に選ばれたディテールがその美観を高めています。

特に注目すべきモデルが、今回のコレクションの主役を務める「タグ・ホイヤー カレラ デイト ツインタイム」。モータースポーツの黄金時代を彷彿させるレーシングカーのカラーリングに着想を得たティールカラーを纏ったサンレイ加工サテン仕上げのダイヤルは、ツートーンカラーのフランジによって見る人を瞬時に魅了する視覚的インパクトを放ちます。ブランドの伝統を受け継ぐ「タグ・ホイヤー カレラ GMT」にインスパイアされた先端部分を赤くしたGMT針は、目の肥えた時計愛好家に贈る控え目なオマージュ。その形状は、時計師が使うピンセットのような精密工具をそれとなく連想させます。ロジウムコーティングを施したアラビア数字と組み合わされることで、機能性が高まり、世界を飛び回る人にとっての洗練された実用的なモデルが誕生しました。
腕元を飾る精度と快適な装着感

「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」では、一目でそれと分かるシルエットはそのままに、さりげないながらもインパクトのある改良を加えています。スタイリッシュな外観を保ちながら、より大きく間隔を空けた目盛りなど、視認性を向上させるよう、あらゆるディテールにこだわった3Dダイヤルデザインが特徴です。このコレクションの中心を成すデイデイト機能は、日付ディスク(モデルによっては同系色)が、ダイヤルにシームレスに組み込まれ、三角形のハイライターが遊び心のあるモダンなタッチを添えています。

このコレクションでは装着感にもこだわり、今の時代のニーズに合うようブレスレットとストラップのオプションを見直しました。ステンレススティール製ブレスレットには、新しいクイックチェンジリンクシステムが採用されています。これによって、工具を必要とすることなく、自宅で簡単にサイズ調整ができるようになります。このユーザーフレンドリーな機能は、ブレスレットの先が細く、柔軟性のあるデザインと相まって、実用性とエレガンスを両立させています。一方、ファイングレイン仕上げを施したブラックダイヤルのモデルに取り付けられているレザーストラップは、両サイドにライトブルーのライニングが見え、これが控えめながらもインパクトのあるデザインになり、これまでにない新鮮な印象を与えています。

「タグ・ホイヤー カレラ デイト ツインタイム」には、新しいクイックリンクチェンジシステムとダブルフォールディングバックルを備えた、アイコニックなステンレススティール製カレラH型ブレスレットが取り付けられています。
カレラを支えるメカニズム

新作「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」を駆動するのが自社製ムーブメントTH31。AMTとの共同開発によりタグ・ホイヤー専用に製造されたTH31-02とTH31-03(ツインタイム用)は、約80時間という驚異的なパワーリザーブを実現し、5年間の延長保証も適用されます。こうしたムーブメントは、シールド型のローターがケースバックから覗き見ることができるだけでなく、高級感あふれる仕上げが施され、コレクターや愛好家をうならせるクラフツマンシップのさらなるオーラを纏っています。

また、「タグ・ホイヤー カレラ」を長年愛されるものにしてきた快適な装着感はそのままに、ベゼルの形状をより薄く洗練された形にアップデートすることで、クリスタルの開口部が広くなり、ダイヤル全体の存在感が増し、視認性が向上しています。

ダイヤル構造も一新。ドーム型風防であるグラスボックスデザインから着想を得た立体的な要素を取り入れることで、可読性を向上させつつ、時計に奥行き感とバランスがもたらされています。

ケースバックにあしらわれた“勝利の冠”の刻印は、控えめながらも深い意味を持つ要素でもあります。「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」のそれぞれのモデルを「カレラ」が紡いできたモーターレーシングの歴史と結びつけながら、身に着ける人の勝利を呼び込む存在としての役目も果たします。この成功と達成のシンボルはまた、「タグ・ホイヤー カレラ」を過去の偉業とも結びつけ、時計を身に着ける人たちに「カレラ」の歴史を具体的な形で思い起こす機会を提供すると同時に、さりげないサクセスウォッチとしてその人生を彩ります。

何世代にもわたりタグ・ホイヤーの代名詞となってきた、勝利、精度、卓越性といった価値観をタイムレスに象徴する「タグ・ホイヤー カレラ デイデイト」。モーターレーシングの黄金時代に優勝ドライバーの腕元を飾ったゴールドのモデルから、今回の大胆な再解釈まで、このアイコニックなタイムピースはさまざまな偉業を称えるものとなっています。
今、新たな時代に向けて「カレラ」が進化する中、まだ答えられていないひとつの問い。

「次に誰の勝利をこのカレラが見届けることになるのだろうか?」

<タグ・ホイヤー カレラ デイデイト>
WDA2110.FC6614 /59万9,500円(税込予価)/ 2025年4月発売
TH31-02 / 自動巻 / ブラックダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 41 mm / 100m防水 / パンチング加工を施したブラックカーフストラップ
WDA2111.BA0043 /63万8,000円(税込予価)/ 2025年4月発売
TH31-02 / 自動巻 / ブラックダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 41 mm / 100m防水 / ステンレススティール製ブレスレット
WDA2111.BD0001 /126万5,000円(税込予価)/ 2025年4月発売
TH31-02 / 自動巻 / ブラックダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 41 mm / 100m防水 / ステンレススティールと18K 5Nソリッドローズゴールド製ブレスレット
WDA2112.BA0043 /60万5,000円(税込予価)/ 2025年4月発売
TH31-02 / 自動巻 / ブルーダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 41 mm / 100m防水 / ステンレススティール製ブレスレット
WDA2113.BA0043 /60万5,000円(税込予価)/ 2025年4月発売
TH31-02 / 自動巻 / スモーキーレッドダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 41 mm / 100m防水 / ステンレススティール製ブレスレット

<タグ・ホイヤー カレラ デイト ツインタイム>
WDA2114.BA0043 /69万3,000円(税込予価)/ 2025年4月発売
TH31-03 / 自動巻 / ティールカラーダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 41 mm / 100m防水 / ステンレススティール製ブレスレット

www.tagheuer.com
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#TAGHeuer #タグホイヤー

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