近年、「ヘルス&ウェルネス」や「トータルビューティ」への関心が高まる中、ヘアケアの分野でも新たなアプローチが求められています。今回、日本アムウェイとアデランスが手を組み、頭皮に着目したヘアドライヤーを共同開発し3月12日(水)に一般発売しました。
日本アムウェイは、2013年にリニューアル以降70万人に愛用され、リピート率の高いヘアケアブランド「サテニーク」を通じて、髪と頭皮の健康を追求し続けてきました。一方、アデランスは、長年にわたり毛髪の専門家として確かな技術力と実績で、多くのお客さまの髪の悩みに寄り添ってきた企業です。この2社のコラボレーションがどのように実現し、どのような価値を生み出したのか—。
「サテニーク スカルプ&ヘア ドライヤー」の製品コンセプトと特長について教えてください。
岡村(日本アムウェイ):
一般的にヘアドライヤーというと、髪を乾かすことに着目したものが主流です。私たちはアデランスさんと協力し、健康な髪が育つ「土壌」である頭皮に着目したヘアドライヤーを開発したいと考えていました。
髪が美しい方は、頭皮の状態も良いことが多いです。私は頭皮が柔らかく、血行が良いと、健康な髪が育ちやすいと考えています。だからこそ、髪だけでなく頭皮環境まで考え、次世代ヘアドライヤーを作りたいという想いがありました。
また、アムウェイはアメリカの企業ですが、今回のヘアドライヤーは日本向けに、日本で開発した製品です。日本人の髪質やニーズをしっかりと考慮し、お客さまにお届けできるようこだわりました。
高木氏(アデランス):
私は基本的に美容関連の卸売を専門に担当をしています。美容室の業務用は朝から晩まで使うこと、そして女性にも使いやすいことを考えると、使いやすく、持っていても疲れにくいドライヤーが最適だと考えました。
そこで、今回のヘアドライヤーは、従来品※1よりも軽量でありながらパワフルな速乾※2 を兼ね備えたコンパクトモデルとして開発しました。
特にこだわったのは、その軽さです。コードを除いた本体重量はわずか370g。これは従来品※1の約半分の重さで、従来品※1と比べ長時間使用しても手が疲れにくく、快適にお使いいただけるものを目指しました。
さらに、パワフルだけでなく、プラス&マイナスイオンの働きによって静電気を抑制し、仕上がり感もサポートできるように考えました。最大の特長の一つが、頭皮に着目した「赤色ナローバンドLED」の搭載 です。乾かしながら頭皮※3に光を届けることが可能になりました。
※1 サテニーク バランスイオン ヘアドライヤー
※2従来品比 調査機関:丸石ラボ株式会社 調査日:2025年1月30日、試験標題:ドライヤーの検査能力評価試験
※3角質層まで
従来のような製品単体ではなく、今回は育毛剤の「サイトマックス」と「サテニーク」を組み合わせたソリューションとして打ち出していますが、その具体的な内容を教えてください。
岡村(日本アムウェイ):
今回、「革新的なソリューション※4」をキャッチコピーとして、ヘアドライヤー、進化した育毛剤「サイトマックス」、そしてスカルプ製品を強化し、リニューアルしたヘアケアブランド「サテニーク」 の3つのアイテムを組み合わせました。目指したのは、髪と頭皮の健康に3つのアイテムでアプローチするトータルソリューションです。
これら3つを組み合わせてご提供するのは、アムウェイ史上初の試みとなります。髪の美しさを引き出すには、健康な髪が育つ土壌である頭皮を毎日ケアすることが重要です。そこで、毎日のケアの中で頭皮環境を整え、美しい髪を育てるための新しいアプローチを提案しました。
このトータルソリューションを通じて、多くの皆さまが健やかに保てるようサポートしていきたいと考えています。
※4「サテニーク™ スカルプ&ヘアドライヤー」「サイトマックス™」「サテニーク™」の3つを組み合わせて提供するアムウェイ史上初の試みこと
コラボレーションが実現した背景について教えてください。
岡村(日本アムウェイ):
これまでのヘアドライヤーは、髪の美しさにフォーカスしたものでしたが、次に発売する新しいヘアドライヤーは、スカルプ(頭皮)ケアに着目したトータルヘアソリューションを実現するために開発を進めたいと考えていました。
もちろん、開発にあたりさまざまな企業に声をかけましたが、その中でアデランス社とお話をさせていただく機会があり、そのご提案は素晴らしいものでした。
何よりも、アデランス社は55年以上にわたって髪一筋で取り組んできた企業であり、髪や頭皮に関する知識・技術に絶対的な信頼があります。また、約8年前からサロンでの使用を考えてヘアドライヤーを開発してきた実績も非常に魅力的でした。
サロンでは、家庭よりもドライヤーが過酷な環境で使用されます。一日に何度も使われるため、速乾性や耐久性、さらには美容師の方がストレスなく扱える軽さやコンパクトさも求められます。そのような環境下で培われたアデランス社の知見を活かしながら、日本アムウェイが理想とするヘアドライヤーを開発したいという思いが強まりました。
また、アデランス社と協業することで、アムウェイの会員の皆さまのお役立ちにもつながると考えました。実際に、製品プロモーションなどを一緒に開催することができ、価値のあるコラボレーションになったと感じています。
少し裏話をすると、今回の共同開発を実現するにあたり、社内の説得にはかなり苦労しました。日本アムウェイがアデランス社からドライヤーを仕入れ、販売するという形になりますが、アデランス社の製品は非常に高価であり、その価値を社内に理解してもらうのが大変でした。
日本人であれば誰もが知る会社ですが、日本アムウェイの役員には外国人が多いため、アデランス社の実績を理解してもらうことから始めました。まずはアデランスさんの日本での知名度や店舗数などをまとめた資料を作成し、その価値を理解してもらう努力をしました。説得には時間がかかりましたが結果、今回のコラボレーションが実現しました。
このような経緯を経て誕生したヘアドライヤーは、まさにアムウェイとアデランスの強みを融合させた、スカルプ&ヘアケア製品 だと思っています。
お互いのビジネスモデルの悩みや課題について教えてください
高木氏(アデランス):
髪に対する悩みを持っているお客さまを中心に、ウィッグやヘアケア商品などの提案を行ってきました。その後、美容室を中心にB to Bとして提案を行っていく中で、もっと多くの方に当社製品を知ってもらいたいと思うようになりました。
当初、日本アムウェイ社に提案したヘアドライヤーは、良い反応をいただいたのですが、それは当社の既製品のものでした。そこから岡村さんの開発への情熱に寄り添い、ここでしか買えないオンリーワンのものを開発したいと思いました。そこで、さらにお客さまのニーズを掴み、全く新しい形の製品開発が実現できました。
開発にあたりどのような壁や課題がありましたか?
高木氏(アデランス):
今回の製品開発において、私たちが当初からこだわっていたのは、「サテニーク バランスイオン ヘアドライヤー」のふわっとした風の出方を踏襲することでした。最近のヘアドライヤーは、コンパクトで送風口が小さく、モーターのパワーが強いため、風がストレートに強く吹き出す傾向があります。確かに速乾性を高めるには適していますが、ただ強い風を出すだけではなく、「ふわっとした柔らかい風」を同時に実現するのは非常に難しい課題でした。
そこで、何度も試作品を作製し、アムウェイさんと一緒に風の出方を徹底的に検証しながら開発を進めました。
実際にお客様の反応をお聞かせください。
岡村(アムウェイ):
昨年9月頃から、全国のイベントや全国6か所のアムウェイ・プラザで製品をお試しできる機会を提供し、実際に多くの皆さまに製品を体験していただきました。まず多くの方が感動されたのは、その軽さとスタイリッシュなデザインでした。
実際に手に取った瞬間、「こんなに軽いんですね!」という声を多くいただきましたし、洗練されたデザインについても高評価をいただきました。また風の強さや速乾性に驚かれる方も多く、「こんなにパワフルなのに、軽くて使いやすい」といったコメントもありました。
さらに、アデランス社とのコラボレーションについても、日本アムウェイとアデランス社との共同開発を実現したことをとても驚きと共に喜ばれています。
「人生100年時代」を迎えるにあたり、ヘルス&ウェルネスやトータルビューティに対して両社の価値観や理念を教えてください。
高木氏(アデランス):
アデランスは1968年創業以来、男性のウィッグからスタートし、事業を拡大し、現在はトータルヘアソリューションを提供する企業になりましたが、お客さまの髪の悩みに向き合う姿勢は創業当時から変わりません。現在、17の国と地域に61社※5のネットワークを展開し、お客さま満足度を重視した商品開発を行っています。これからも毛髪・美容・健康のウェルネス産業を通じて、世界中の人々の笑顔と心豊かな暮らしに貢献していきたいと考えています。
※5 2025年2月時点
岡村(日本アムウェイ):
日本アムウェイは長年、「ヘルス&ウェルネス」を軸に、健康的なライフスタイルの実現をサポートしてきました。私たちは、美しさは外側だけでなく、内側からの健康によって引き出されるものだと考えています。そのため、スキンケアやヘアケアだけでなく、栄養補助食品やライフスタイル全般にわたるトータルウェルネスを提供することを大切にしています。
「人生100年時代」と言われる現代において、自信を持ってポジティブな気持ちで生活する上で、髪の毛は非常に重要な要素です。
それらを踏まえ、今回の「サテニーク スカルプ&ヘアケア・ソリューション」は、髪の美しさの根本である頭皮に着目して企画開発されました。髪そのものだけでなく、3つの製品を使用することで、その土台となる頭皮をケアし、より美しく健やかな髪へと導くことを目指しています。
そして、このソリューションを実現するにあたり、長年にわたり「髪一筋」で研究・開発を続けてこられたアデランス社とコラボレーションができたことは、非常に意義深いものになりました。
アデランスがヘアケアにおいて大切にしていることは何ですか?
高木氏(アデランス):
アデランスにご相談に来られる方は、何かしらお悩みをお持ちです。それらを解決して、お客さまの笑顔と心豊かな暮らしに貢献すること、また「最高の商品」を提供することを使命としています。私たちは、商品が単なるアイテムではなく、お客さまのライフスタイルをより良くするものであるべきだと考えています。
次に、それを実現するためには「最高の技術と知識」が必要です。今回のヘアケア・ソリューションにおいても、アデランスの知見と日本アムウェイの研究・開発のノウハウを融合させ、高品質の製品をお届けすることを目指しました。
そして最後に、それを「心からおもてなし」すること。私たちは、製品を単に販売するのではなく、お客さま一人ひとりの悩みに寄り添い、最適なケアを提案し続けることが重要だと考えています。
日本アムウェイのサテニークブランドが目指す理想のヘアケアとは?
岡村(日本アムウェイ):
今回、ヘアドライヤー、進化した育毛剤「サイトマックス」、そしてスカルプ製品を強化したリニューアルしたヘアケアブランド「サテニーク」 の3つのアイテムを組み合わせた、アムウェイ史上初の 「サテニーク スカルプ&ヘアケア・ソリューション」が実現しました。
これは、髪と頭皮の健康をトータルでサポートします。
髪は見た目にももちろん影響し、以前の社内調査によると、髪をしっかりお手入れされているかどうかで、見た目年齢が「8.5歳」違うという結果が得られました。
今後も、毛髪に悩まれている方々のニーズに寄り添い、ターゲットに合わせたソリューションを提案し続けていきます。毎日のお手入れを通じて、髪の土台である頭皮を健やかに整え、力強く立ち上がる美しい髪を目指せるよう、これからも最適なヘアケアの形を追求していきます。
最後に、お客さまへ向けたメッセージをお願いします。
高木氏(アデランス):
今まで製品プロモーションを通じて製品のスペックなどはお伝えさせていただきました。これからはお客さまに実際ご使用いただき、その製品の技術力や品質を実際に感じとっていただけると嬉しいです。
岡村(日本アムウェイ):
ドライヤーは、毎日使うものです。そこで、単に髪を乾かすルーティンにするのではなく、このヘアドライヤーを使用する時間が頭皮や髪のケアタイムになり、毎日少しでも頭皮と髪にいいことをしているという気持ちになっていただけたら嬉しいです。