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TELA 2025年春夏コレクション発表 - 「ロマンティック・ミニマリズム」が描く新たなフェミニニティ

2025.03.25 10:00

大磯産業株式会社
ランジェリーのエッセンスと洗練されたテーラリングが融合。フェミニンとモダンが共鳴するSS25コレクション

大磯産業株式会社（代表: 大磯隆重）が日本代理店を務める、イタリア発のブランド「TELA（テラ）」が、2025年春夏コレクションを発表。「ロマンティック・ミニマリズム」をテーマに、ランジェリーの要素を取り入れた洗練されたアイテムを展開する。

SS25 TELA

ヴィンテージのスカラップ刺繍やエラスティックなルーシングディテール、ストラップレスのトップスやドレスが、フェミニンなムードを演出。素材にはサテンやサテンライクな光沢感のあるファブリックを採用し、柔らかな印象を生み出す。
カラーパレットは、ミント、ピンクの花びら、ライムなどのラグジュアリーなパステルカラーが中心。これらをメンズテーラリングやデニムと組み合わせることで、洗練されたモダンなスタイルを提案する。

TOPS: ESME / BOTTOMS: BELUGA

TOPS: DOTTIE / BOTTOMS: SAHARA

都会的な要素を加えたテーラリングは、ブランドのコアを継承しながらも進化。アーシーグリーン、ゴールデンウィート、クリームといった伝統的なニュートラルカラーに加え、グラウンドコーヒー、ルバーブ、ティールといった深みのある夏色を交互に使用。ライムライト、サンオレンジ、コバルトブルーがアクセントカラーとして際立つ。
今季のサルトリアルなガーメントでは、メンズのベストにフォーカス。そのシルエットだけでなく、フルイド・コントラストのツイルや、バックに調節可能なベルトを取り入れたデザインが特徴となる。
また、ランタンやバルーンシルエットが再登場し、アウトドアジャケットやステートメントカーゴパンツ、スカートにはユーティリティディテールを採用。フェミニンとミニマル、そして機能性が共存するコレクションに仕上がっている。

OUTER: BLOSSOM

JACKET: NOMADE

ONE-PIECE: FIONA

TOPS: GENNY

BOTTOMS: SCARABEO

VEST: NOTO

TELAは、織物の構造からインスピレーションを得たブランド名を持ち、シンプルなデザインの中に繊細な質感と奥行きを秘める。女性らしさを軸に、洗練されたテーラリングと現代的なアプローチで世界的に評価されている。

Federica Moraクリエイティブディレクターのフェデリカ・モラは、Max MaraやCERRUTIでの経験を経て2010年にTELAを設立。マニッシュなテーラリング技術とリラックステーラリングを融合させ、女性のためのコンテンポラリーファッションを提案し続けている。
2025年春夏、TELAが描く新たなファッションの可能性に注目。

Creative Director: Federica Mora

TELA（テラ）
ブランド名「TELA」は、織物の専門用語に由来し、イタリア語ではシンプルな織物の構造を意味する。
一見すると単純ながらも、そこには質感が秘められており、イタリア語において「TELA」は女性名詞であり、ブランドのコンセプトもまた女性らしさに根ざしている。フェミニンでミニマルなデザインながら、細やかなリサーチに基づきコレクションを構築。
「TELA（平織の布）」は表裏が同じでどちらの面も同じ表情を持つため、ありのままを見せる存在。計算されたコンセプトではなく、洗練されたセンスから生まれた本物の製品を思わせる。
また、イタリア語で「TELA」は「絵画のキャンバス」も意味し、感情や気分、アートの表現としての側面を持つ。
仕立ての世界では、「TELA」という言葉は最初のプロトタイプを指し、そこから最終的な衣服のイメージを掴むことができる。この「TELA」という概念には、本質的に多様性が含まれており、染色、プリント、洗い加工、ダメージ加工、アイロン掛けなど、さまざまな方法で変化を加えることが可能。
さらに、「TELA」は新たなプロジェクトの象徴でもある。作家にとっての最初の構想、画家にとっての白いキャンバスのような存在。決して匿名的でも一般的でもなく、むしろ無限の可能性を秘めたもの。

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