総接触人数45万人!渋谷の街中で最新カルチャーを体験できる“DIG SHIBUYA 2025”開催レポート

2025.02.27 11:00
SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会
ドローンショー、巨大インスタレーションなど33プログラム、総勢250名以上のアーティストが参加し、アートとテクノロジーが街を彩る4日間
(C)SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会

SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会(所在:東京都渋谷区、実行委員長:大西賢治、以下:実行委員会)は、渋谷区とともに、渋谷の街中をアートとテクノロジーで彩る“DIG SHIBUYA(ディグシブヤ)2025”を、渋谷公園通りを中心とする徒歩15分圏内で2025年2月8日(土)から2月11日(火・祝)の4日間開催いたしました。
アーティストの大平龍一氏が公園通りの交通規制の中行った巨大インスタレーション「パイナップルスクランブル」や、国内最大級の2,200機のドローンを使ったドローンショー、そして坂本龍一トリビュートの音楽フェス「RADIO SAKAMOTO Uday -New Context Fes × DIG SHIBUYA-」をはじめとする33プログラムが展開され渋谷の街を訪れた45.4万人*に、新しいアートやテクノロジーに触れていただきました。
*渋谷公園通りとMIYASHITA PARKを2月8日(土)~11日(火・祝)11-18時の間に通行した人の人数と、2月8日(土)18時にドローンの発着地点から半径1km以内にいた人の合計数/ヤフーデーターソリューション DS.INSIGHT
DIG SHIBUYA 2025とは
2024年に始まり今回で2回目の開催。「渋谷まるごと、ART×TECHの実験中。」をコンセプトに、アートとテクノロジーを掛け合わせ、渋谷という最先端を発信するエリアの中で最新カルチャーを体験できる回遊型のアート&テクノロジーイベントとして、本年は10万人**が渋谷の展示エリアに来街。スクランブル交差点や北谷公園などの公共空間からクラブ・ミュージックバーなど、渋谷区内に点在するベニューを分散型の美術館に見立て、国内外で活躍するアーティストのアートインスタレーションや、渋谷で活動する新進気鋭の団体の新しいテクノロジーやアイデアなど、オンラインやオフラインを問わず、多彩な表現方法でクリエイティブを発信します。渋谷に刺激を求めて集まる人に向けて、坂を登り、街をめぐってカルチャーやテクノロジーに触れる機会を創出します。アーティスト、起業家、スタートアップなどあらゆるクリエイティブなことを行っている人や団体を称賛し、ここ渋谷の街から新しいカルチャーを生み出すきっかけづくりを行なっています。
**2月9日(日)車両規制エリアでの展示期間中に渋谷公園通りとMIYASHITA PARK北側を通行した人数(ヤフーデーターソリューション DS.INSIGHT)とオフィシャルプログラムであるOpening Session、BYOD²、RADIO SAKAMOTO Uday -New Context Fes × DIG SHIBUYA-の来場者合計人数
DIG SHIBUYA 2025プログラム(抜粋)
(1)公園通り車両規制エリア:パイナップルスクランブル by 大平龍一
アーティストの大平龍一氏が神南小学校の子どもたちと共にアクションペインティングの手法で彩色したカラフルな大型パイナップルを、3時間限定で車両規制を行った公園通りに「移動する彫刻」として4点展示。併せてパイナップル的当て大会や、環ROY氏の特別ライブ、DJアクト、キッチンカーなども出店し、多くの方が公園通りの真ん中を歩きました。(協力:NANZUKA)
- 開催日:2025年2月9日(日)12時~15時 / 2月10日(月)と11日(火・祝)の2日間、北谷公園にて展示
パイナップルスクランブル
環ROY氏&大平龍一氏
参加型パイナップル的当てゲーム

(2) RADIO SAKAMOTO Uday -New Context Fes × DIG SHIBUYA-
ラジオ局J-WAVE(81.3FM)にて20年に渡り放送してきた坂本龍一氏のレギュラープログラム「RADIO SAKAMOTO」の「意思」を受け継ぎ、進化させ、拡張させる、一夜限りのトリビュートフェス。世代もジャンルも異なるアーティストが、坂本龍一の楽曲をアレンジしたり、DJでミックスしたりと、様々な形でトリビュートを表現。沢山の方々にお越しいただき、SHIBUYA O-EAST/東間屋/duo MUSIC EXCHANGE、3会場を回遊しながらパフォーマンスをお楽しみいただきました。
- 出演アーティスト:Cornelius、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS、真鍋大度+岡村靖幸、TOWA TEI、SE SO NEON、Balming Tiger、DONGROSSO、砂原良徳、Dos Monos、原口沙輔、北村蕗 他
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS (C)アンザイミキ
Cornelius (C)アンザイミキ
真鍋大度+岡村靖幸 (C)Daisuke Miyashita

(3) Shibuya Crossing Night Art
スクランブル交差点の大型ビジョンを深夜24時~25時にアートでジャックする試み。公募12団体のうちの4団体が4つの大型ビジョンを活用しながらそれぞれのアート作品で、通りすがりの方の心にと残る作品を展示。日本韓国、中国などのアジア勢を筆頭に、南米や欧州から参加したアーティストが渋谷の夜を彩りました。
- 参加団体:Flavia Mazzanti by CONTRAST、Florian Zumbrunn with Jetski、TREATMENT、Refraction DAO
(4) Open-Call Program - 公募プログラム
国内外から採択された12団体の公募プログラムが期間中展開。
<1>イマーシブシアター daisydoze「The Letters」
渋谷の街を舞台に音声ARを活用し、登場人物の囁きを聞きながら歩いて巡る体験型音声イマーシブシアター。実在した代筆屋と彼を取り巻く人々の心情と渋谷の街、そして演者が交わり合い、参加者の心を揺さぶります。
<2>カラフル盆栽 mokemoke「SABI」
カラフルなもけもけをまとった盆栽「もけぼん」による、生きた植物と繊細で奥深い毛並みの対比から生まれる違和感を楽しめる展示。
<3>イマーシブ体験 XRT「Around The Corner」
史跡の記憶解剖し、再構築することを目的とした社会文化的探究プロジェクト。70年代の香港の公団住宅を背景として活用し、モーションキャプチャーなどの技術により、来場者は自らが目の前の公団住宅に入り込むことができる体験型プロジェクト。
<4>体験型仏教美術 「サイバー南無南無 @渋谷」
3Dで起こした渋谷の街に溶け込む仏教美術とテクノロジーアートの融合体験。
<5>Digital AI Fashion Movie展 「NFFT2025」
世界で活躍する32名のAIクリエイターによるファッション表現を展示。AIによるムービーだけでなく、リアルな洋服も展示され、フィジタルな体験も。
<6>音声体験 Timo Wright「Remnant Layers」
今回のために収録した渋谷の音風景を聞きながら時と共に音がどのように変わり、将来どのような音になるか考察する作品。
<7>XR体験 TYO「DO the XR」
XRテクノロジーを活用し、伝統芸能、演劇、パフォーマンス、ダンス、音楽などジャンルを横断したさまざまなカルチャーを体験。
OpenCall-公募プログラムで採択された団体の展示

<8>参加型ゲーム シブヤピクセルアート実行委員会「みんなでやるRPG 『パソコンクエスト』」
タワーレコード渋谷店の大型モニターを活用し、各々のスマホを片手に皆でリアルタイムに楽しむ参加型ゲーム企画。
<9>デジタルアート作品 Florian Zumbrunn with Jetski「Odysseys」
フランス在住の作家が自然をテーマに作成したジェネラティブアートシリーズ。作品展示と、スクランブル交差点での屋外展示を展開。抽象的、けれど誰もが懐かしいような感覚に浸れるアート作品。
<10>デジタルアート作品 「TREATMENT vol.03」
アジア各国のクリエイターが「巨大なメディアに何が放映されている渋谷が理想か」を考え、問題提起をした作品の集合体。
<11>デジタルアート作品 Flavia Mazzanti by CONTRAST「絡み合う物質、共鳴する身」
デジタルアートや、没入型技術、実験的なアニメーションを用いて身体とその物理的。社会的環境の関係に焦点をあて、新しい視点を提供する作品。
<12>デジタルアート作品 Refraction DAO「IRL - A collection of art for public screens globally - (Shibuya Crossing Edition)」
国内外総勢24組のコラボレーション、35のアーティスト集団が参加したアート作品。全ての作品がDIG SHIBUYAのために制作されたオリジナルで、デジタルの枠を超え、公共のスクリーンを連動させることで、街にアートを実装します。
(5) DIG SHIBUYA DG Drone Show - ドローンショー
国内最大級2,200機のドローンを活用した国内最大規模のドローンショーをイベント初日の夜に開催。渋谷エリアの夜空をさまざまなアートで彩り、ドローンと生演奏のライブを融合した夜空のエンターテインメントを展開しました。
(6) BYOD² - BRING YOUR OWN DATA & DISPLAY
MIYASHITA PARKの地下駐車場で行われたデジタルアートの展覧会。世界中から誰もが自身のデジタル作品をアップロードできるオープンな展示会の公募には150の作家、500作品が集まり、実空間にある50のスクリーンを埋め尽くしました。
(C)NEORT

(7) インタラクティブインスタレーション“Echo”
言葉や音を光の波やパルスに変換するインスタレーションが、MIYASHITA PARKを訪れた人同士のコミュニケーションを新たに生み出し、国籍を問わず大人から子供まで、様々な方々にお楽しみいただきました。
(8)その他プログラム
DIG SHIBUYA 2025 Opening Event & Meet Up、Finder Files、NEWVIEW、PAC-MAN Rally with Flickplay、Hello! Mr.Pink、MAPP_SHIBUYA WEEK、SHIBUYA OPEN LIVE at DIG SHIBUYA 2025、2024年度 CCBTアーティスト・フェロー 活動成果発表 HUMAN AWESOME ERROR「Super Cells Infinite」、Creativetech Shibuya、Commons Archive Collective、「渋谷パブリックライフリサーチ」プロジェクト、ShibuyaReloaded、SILENT MUSIC、SHIBUYA WARM-UP STATION - 渋谷夜間観光案内所、DIG Shibuya Connect with Google Startup を含めた全33プログラム
DIG SHIBUYA 2025 開催概要
- 正式名称:DIG SHIBUYA 2025 (ディグシブヤ)
- 開催日程:2025年2月8日(土)から2月11日(火・祝)の4日間
- 開催場所:渋谷公園通り周辺エリア 他
- 参加費用:無料(ただし、一部のプログラムは有料)
- 主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会・独立行政法人日本芸術文化振興会・文化庁
- 共催:渋谷区
- オフィシャルパートナー:株式会社J-WAVE、株式会社デジタルガレージ、東急株式会社、東急不動産株式会社社、日本航空株式会社、株式会社パルコ、ブラックマジックデザイン株式会社、Flickplay
- パートナー:三井不動産株式会社、株式会社アスコットジャパン、株式会社Infinect、Airbnb Japan 株式会社、株式会社オーディオテクニカ、Google for Startups、クラシエ株式会社、KDDI株式会社、ゲール・アーキテクツ、CyberAgent Legit、Zora Labs、タワーレコード株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、TOPPANデジタル株式会社、NEWVIEW(STYLY/PARCO/LOFTWORK)、Peatix Japan株式会社、フリットジャパン株式会社、X Vision株式会社
- 協力:ケベック州政府在日事務所、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント、しぶきたパートナーズ、渋谷スクランブルスクエア株式会社、渋谷新聞、フィンランドセンター
- メディアパートナー:ENGAWA株式会社(Tokyo Weekender)、CINRA、NiEW 株式会社
- 後援:東京都(パブリックアート部分)、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン
- 連携協力:シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT](CCBT主催事業)
- 委託:令和6年度日本博2.0事業(委託型)
- 特別協力:渋谷公園通り協議会、渋谷公園通商店街振興組合、渋谷センター商店街振興組合、渋谷道玄坂商店街振興組合、渋谷百軒店商店会
- クリエイティブ・サイト開発:株式会社モノサス
- 事務局: 株式会社シブヤテレビジョン
- 広報・調査 : indigo株式会社、株式会社III Three
- 調査プラットフォーム: 株式会社はこぶん
- アート企画: NANZUKA、NEORT
- URL:
- instagram:
SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会 概要
渋谷にある150を超える文化・エンターテインメント施設を区の文化的な資産として位置づけ、AI、Web3、XRなど先端技術を取り入れた施策を実施支援することで、その魅力を国内外に伝え、文化・観光・産業活性化を図ることを目的につくられた実行委員会。
クリエイティブ産業を渋谷から盛り上げていく視点を持ち、DIG SHIBUYAなど主催イベントの他、海外から誘致したイベントなどを通して、区民・来街者が、気軽にアートや最新テクノロジーに触れる機会を創出し、発信しています。

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