【出版記念トークショーで見えた"向き合う"愛】24時間マラソントレーナー・坂本雄次さんと親交の深い、徳光和夫さん、大島美幸(森三中)さんとともに"夫婦愛"を語りつくした60分!

2025.02.18 14:10
株式会社主婦の友社
奇跡の出会いから339通の手紙に紡いだ感涙の純愛物語『天国ゆきのラブレター』坂本雄次 著
株式会社主婦の友社は、24 時間マラソントレーナーの坂本雄次さんが、奥様・節子さんとの15歳での出会いから、昨年3月に節子さんが永遠の眠りにつくまでの61年の歳月を、ふたりの間で交わされた339通の手紙とともに振り返った『天国ゆきのラブレター』(
)を 2024年12月25日(水)に発売いたしました。

出版を記念し、2025年1月29日(水)目黒の弊社オフィスにて、著者の坂本さんと親交の深い、徳光和夫さん、 森三中・大島美幸さんをゲストにお迎えし、坂本ご夫妻の61年の日々、"夫婦愛"をテーマにお話しいただくトークショーを開催!

「読後感が大変すばらしい!60歳以上の方にとってはお世辞でなくバイブルとなる1冊だと思います。」ー徳光和夫さん

「皆さんがこの坂本先生と節子さんのような心の交流ができていたら、いざこざなんて起こらないんじゃないかと思います。本音で愛を伝えられたら平和につながる、そんなことを教えてくれた本です。」
ー大島美幸さん


夫婦の縁・かたちとは?「奇跡の出会い」から語る
坂本夫婦・2人の出会いは修学旅行。当時15歳の中学生だった坂本さんと、担当バスガイドだった節子さん。「15歳で女性に惚れるとこんないい文章が書けるのか!」とラブレターが段々文学的になる坂本少年にびっくりしたという徳光さん。

坂本さんが17、18歳の頃、東京電力の企業内学校のカウンセリングの先生から言われた結婚前のアドバイス。「あなたは1人の女性の人生の鍵を持つことになる。その鍵が正しい使い方かどうかは数十年経ってみないと分からない。その鍵を持つことの自覚をしっかり持ちなさい。」

一方、徳光さんは、24歳で結婚、22歳でその鍵を落としたかもしれないと(笑)。また、短歌がお好きだった節子さんに代わり、2人の結びついた人生を「いにしえの 昭和の都にひきかえし 6年目には発車オーライ」と詠いあげ、自身は「夫婦生活60年目を迎えました。女房に言わせれば、『プロポーズ あの日に戻って 断りたい』みたいなことだと思いますけどね。」と自嘲し、会場を笑わせました。

また、坂本夫婦と対極とも言える、交際0日婚で当時話題となっていた大島さんは、お互いの事がまだ何も分からないままに結婚、旦那さんの電話番号も前日に知ったといい、笑いを誘いました。"入口は違えど愛のかたちは様々"夫婦円満は変わりません。堂々と話す大島家の愛の深さを知りました。

人をサポートすることの意味
長い間、トレーナーとしてサポートしてきた坂本さん。人を支える、サポートとはどうあるべきか、教えるとはなにか?ずっと学び考え続けてきたが、それを教えてくれたのが節子さんだと口ずさむ。11年、13年に24時間マラソンランナーに挑戦した徳光さん、大島さん。実際に坂本夫婦からのサポートを受けたお2人は、「最高の人生のサポーター坂本さんをサポートしたのが節子さん」だと感じたとのこと。
『ウルトラマラソンのサポートを数多く経験していく中で、最も大きかったのは「人をサポートすることの意味・意義・方法」を学んだことだ。そして、人も社会も政治も経済も、あらゆる物事において、最も必要で大切なのは「支え合いであり、人を慈しむ心である」ということに気づいた。』本書より抜粋


押しつけがましくないのがこの本の魅力!「向き合う」ことの大切さ
ゲストが語った「向き合う」ということ。節子さんとの一途の愛を貫いたからこそ、たくさんのことに向き合うことが出来た坂本さん。

大島さんが当時走っていた時に1番印象に残っていることが、坂本さんから言われた「24時間走るときは痛みがくる。痛みは、向き合うんだ。」という言葉。痛みはいつも逃してきた、痛みと向き合ったことがなかった大島さんにとって、「それは自分から出た痛みだから向き合って」と言われて、ハッとしたといいます。自身を振り返り、「坂本先生に心開いてなかったんだって。人に心を開かないと向こうも開いてくれないんだって。坂本先生と節子さんのおかげです。」と向き合うことの大切さを学び、人生の師匠に感謝していました。

物事に面と向かって向き合うのは当たり前のことだが、怖いこと、逃げたいと思うことも多くあります。でも潔く向かっていくことの大切さを坂本さんは教えてくれました。

「一言ラブレター」~もし、パートナーにラブレターを送るなら?~
トークショー後半では、著書のタイトルにちなみ『もし今この瞬間、妻、夫にラブレターを送るなら』として 「一言ラブレター」をゲストのお2人にお書きいただき、ラブレターの達人ともいえる坂本さんにご披露いただく企画を行いました。
徳光さんは愛妻へ贈る一句として『初デート あの日戻り 二度惚れし』と披露。タータンチェックのスカートを着こなしたコーラ瓶のような後ろ姿の彼女に惚れ、結婚後はお互いにいい人生を送ってきた正面からの彼女を見ての二度惚れの状況を詠んだ一句。先日ひ孫が生まれたというデレデレの徳光さんは少し照れ臭そうにしている中、いつも当たり前の存在になっている奥さんに二度惚れはなかなかできない、と何度惚れしたか分からない坂本さんも、今度徳光さんの奥様に直接お伺いしてみたいと話していました。
一方、25年で結婚24年目となる大島さん。『イラッとしたり、ムカついたりしてしまうけど、それは愛情です!』と想いを伝えました。「53歳になって怒られることないでしょっ?て話ですね(笑)今日で言うと、お風呂の鏡の水滴を取れ、って5年言っているのに、2度しか取ったことないんですよ。鏡ってカルキがあるから取らないと5万くらいかかるんです。それが嫌だって言ってるのに、全然やってくれないんです。」とぼやき、3度目はいつでしょうかね?(笑)と会場が笑いに包まれました。坂本さんはそんな様子に「もうこのまんまだ」と悟り、30年くらいたった時に、またご自身たちが振り返られたらいいなと思うと伝えていました。

坂本さんの「走る」を支えた純愛夫婦のストーリー、徳光さんが捧げた愛の川柳、交際0日婚の大島さんが語る夫婦円満のかたち、どのお話も暖かく愛溢れるお話でした。

撮影/三角茉由

■著者プロフィール
坂本 雄次(さかもと ゆうじ) 
1947年、神奈川県生まれ。東京電力陸上部の監督を15年間務め、その間にマラソン未経験者を育成し、2時間30分台で走れるランナーを数多く輩出する。その後45歳のときにランニング企画・運営専門会社「ランナーズ・ウェルネス」社を起業し、湘南国際マラソン、横浜マラソン、100キロウルトラマラソンを富士五湖、八ヶ岳野辺山高原、丹後、飛騨高山、白山白川郷で、24時間リレーマラソンを夢の島、平塚でプロデュースするなど各地でマラソン大会をゼロから立ち上げる事業を展開。ランニングスポーツを公金に頼らず地域振興として位置づけた第一人者である。2024年には異ジャンルとなる事業を起業し、日本の歴史・風土・伝統技術、匠を次代に継承するための「日本細見旅づくり」に取り組んでいる。
■書誌情報
書名: 天国ゆきのラブレター
著者:坂本雄次
定価:1,760円(税込)
判型、ページ数:四六判、218P、上製版 
ISBN:978-4-07-460010-6
発売日:2024年12月25日(水)
出版社:主婦の友社
【Amazon】
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※電子書籍も好評発売中!

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【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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