山梨から世界へ！フォーカス初の海外事業展開が決定！ 2025年6月オーストラリアでのオリジナルウェア販売事業開始！

株式会社フォーカス
オリジナルグッズ製作サイト「CLAT-JAPAN」（読み：クラティージャパン）を運営する 株式会社フォーカス（本社：山梨県甲斐市、代表取締役 常松憲太）は、初の海外進出として、オーストラリアでのオリジナルウェア販売事業を2025年6月（予定）開始いたします。

オリジナルプリントウェア販売は、売上高ベースでみると、会社全体の約70％を占める当社の主軸事業です。その中でも主力のTシャツは、季節商品であるため、注文数には繁閑差があります。その点を改善するために、カタログ販売を中止し、EC販売への切り替えを行ったり、ウェアの種類を増やしたり、キャップやバッグなどアイテムの幅を広げたり、プリントだけでなく刺繍加工を取り入れたりと、さまざまなアイデアと工夫で大きく成長してきました。
今回は、日本と季節が逆で、時差がわずか1時間であるオーストラリアの市場を開拓し、さらなる利益の平準化と事業の拡大を図りたいと考えています。現地調査を進め、オーストラリアでも、コミュニティ単位でオリジナルウェアをつくる文化があり、オリジナルウェアの製作事業もほぼ当社と同じ流れで行われていることがわかっています。
現在は、海外事業担当のメンバーが中心となって、サイトの構築を進めています。1月には社長の常松が現地を訪問し、交渉や視察を行い、2025年6月のローンチを目指しています。
オーストラリアでの事業を成功させ、その先には欧米諸国にも進出し、世界に通用するビジネスへと成長させてまいります。

【海外事業展開の背景とそこにかける思い】
今回のオーストラリアでの事業展開は、フォーカスの未来を左右する社運をかけた一大プロジェクトです。日本では、人口減少とともに労働人口の減少も加速していることから、コミュニティも減少し、当社の事業規模は縮小が見込まれます。そこで、会社の発展のためには、新しいチャレンジが必要だと考え、海外事業展開を決断しました。海外のコミュニティからの受注もできる環境が整えば、売上規模の拡大が期待できます。さらに、本プロジェクトの成功の先には、オーストラリアだけでなく、欧米諸国への進出も視野に入れられるため、当社のビジネスは、世界標準であることを証明できます。
「集う価値に彩りを」をという当社のバリューを信念として、お客さまの持っている価値を理解し、そのエネルギーや情熱を受け取り、今後は、世界中のお客さまへ共通の価値を提供します。

【株式会社フォーカスについて】
2009年 現代表取締役の常松憲太が、前職の経験を経て独立し、株式会社フォーカスを設立。当初は、BtoBのグッズ販売が事業の中心であり、現在主力のプリントTシャツ事業のシェアは、全体売上高の約3割程度でした。その後、プリントTシャツを注文した高校生たちから、たくさんの手紙や写真を通じて感謝のメッセージを受け取り、これまでビジネスライクに考えていた自分の世界観が変わり、プリントTシャツ事業に特化しました。発注者を喜ばせることだけを考えていたが、プリントTシャツを通じて、高校生たちの思い出を作る価値を提供していることに気づき、社会の利得を優先した事業を行う決断をしたのが、2012年のことです。2014年には、EC販売をスタートさせ利益の平準化に成功。2020年コロナ禍の影響により、売上高が大きく減少、社員の相次ぐ退職で倒産の危機に見舞われましたが、当時中小事業向けに実施された融資を原資として、プリント自社工場に設備投資を行い、さらに社員の年収を1人平均100万円アップしました。その結果、2021年の売上高は目標の1.5倍を達成し、会社の早期立て直しを実現できました。今後は、EC海外販売の展開、株式上場に向けて、社員一丸となり、さらなる成長を目指して日々の事業に取り組んでいます。

■会社概要
企業名　　　：株式会社フォーカス
本社所在地　：山梨県甲斐市篠原984-1
電話　　　　：055-278-2311
代表取締役　：常松　憲太
設立　　　　：2009年5月14日
資本金　　　：8,500万円
従業員数　　：133名（2024年9月1日時点　グループ合計）
事業内容 　 ：オリジナルプリントウェアの販売
事業所 　 ：グループ会社（プリントセンター）
　　　　　　株式会社フォーカスクリエイティブ
　　　　　　静岡県浜松市浜名区新原4214-2

■直近の売上推移
2019年　12.6億円
2020年　9.9億円
2021年　14.7億円
2022年　20.6億円
2023年　29.2億円
2024年　33億円