バーチャル⇄リアルの祭典『VketReal 2024 Winter』開催レポート

2025.01.22 20:04
株式会社HIKKY
池袋サンシャインシティに来場者1万人&売上目標200%達成!有志スタッフ100名超と創る新たな可能性を発見
 株式会社HIKKYは、2024年12月21日(土)~22日(日)の2日間、ギネス世界記録(TM)を4つ取得した世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」(以下Vket)から生まれたリアルイベント『VketReal 2024 Winter』を、東京都豊島区の「池袋サンシャインシティ」で開催しました。
 これまで入場料は基本的に無料でしたが、今回から「だれでもエリア」(無料)に加えて、「コミュステージワイワイエリア」と「パラクリエリア」という有料エリアを新たに設置。有料チケットが目標の2倍以上となる4,000枚超の売り上げを達成し、2日間の総来場者数は約1万人となるなど大盛況でした。
 また、新たな取り組みとして、VketRealの事前準備や当日の運営を手伝ってくれる有志スタッフをSNSなどを通じて募集したところ、100名以上が参加して一緒にイベントを創り上げてくれました。
 今回実施したチケットの有料化や有志スタッフの募集など様々な企画が成功したことで、今後も安定して持続的に開催できる下地を作ることができました。さらに、首都圏だけでなく、各都市でのVketRealの実施できるなど新しい可能性も見出すことができました。今後のVketRealの成長にご期待ください。

公式HP:
※当社調べ:2024年8月1日~12月1日におけるGoogle検索結果において
【トピック】
-池袋サンシャインシティに2日間で約1万人が来場
-有料チケットが目標の倍以上となる4,000枚超の販売を達成
-100名以上の有志スタッフと共に創る新しい祭典
-世界初※の自分のアバターデザインのクレジットカードが作れる「マイアバターカード」などバーチャル文化に寄り添った企画が好評
-パラクリのプレミアム出展や初のフード提供といった新しい企画にも積極的にチャレンジ

※当社調べ:2024年8月1日~12月1日におけるGoogle検索結果において
「だれでもエリア」はバーチャルユーザーの文化に寄り添った企画が大好評!
■「Avatar Maker」に大行列!自分だけのオリジナルアバターが簡単に作れることに驚きの声も
 HIKKYは、「Avatar Maker」を紹介するブースを設置し、長蛇の列ができるほどの人気でした。Avatar Makerは、WEBブラウザ上でパーツなどを組み合わせるだけで簡単に自分だけのアバターを作成することができるサービスです。
 ブースでは、実際にAvatar Makerを操作してアバターの作成体験をしてもらいました。来場者からは「普段Unityでアバター改変をしているからあまり必要性は感じていなかったが、実際に触ってみると想像以上に簡単に高いクオリティーのアバターを作ることができて良かった」などの感想をたくさんいただき大好評でした。
公式HP:
■アバター接客「バーチャリン」でガチャガチャを購入!不思議な体験に来場者も興味津々
 WeaverseLab株式会社は、全ての接客をVRで行うアバター接客システム「バーチャリン」を展示しました。電子決済で商品を購入すると、リアルに置いているガチャガチャを、バーチャル上で接客をしているスタッフが回してくれます。
 中身を取り出して空になったカプセルは、VR空間にいる人と連動したアームに手渡しすると、そのままゴミ箱に入れてくれるという不思議な体験が出来ました。
 バーチャルとリアルが連動した企画に、来場者も興味津々で写真や動画を撮ったり、VR側のスタッフとお喋りをするなどの触れ合いを楽しんでいました。
■VRChatで大人気の「ムルル」ぬいぐるみをお迎えする人で溢れる会場
 株式会社diVRse(ダイバース)は、夏のVketRealで大好評だった人気アバター「狐Akyo」のぬいぐるみを再販しました。それに加え、VketReal 2024 Winterで初めて、人気アバター「ムルル」のぬいぐるみを一般販売し、どちらも完売するほどの人気を集めました。
 ブースでは、「ひろってください」と書かれた箱の中に入った「ムルル」や、クリスマス衣装を着た「狐Akyo」が来場者を迎えてくれました。全長75cmもある「ムルル」のぬいぐるみを購入し、カバンから顔をのぞかせながら歩いている来場者の姿も多く見られました。
■自分だけのオリジナル名刺やトレカが好評!その場で作って友達と交換する人も多数
 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社と株式会社BeBlockは、来場者が自分のアバター画像を名刺やトレカに印刷できる「アバター印刷所」を、会場の入口近くにオープンしました。
 VRChatユーザーが集まるオフ会では、ユーザー同士で名刺を交換したり、スマホに映したアバター画像を並べて記念写真を撮ったりする文化があります。このため、オフ会で使いやすいアイテムを作れることが分かると、開幕直後から大勢の人が列を作るほど人気を集めました。
 予想を超える人気ぶりで、2日目のお昼には予定していた数量がすべて売り切れました。その場で印刷したアイテムを使って記念写真を撮ったり、名刺交換する来場者の姿もたくさん見られました。
■500人がチェキで思い出を残した圧巻のアバターチェキウォールがSNSでも話題に
 毎回大人気の「MYアバターチェキウォール」は、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社の協力で、チェキがプリントできる“チェキ” INSTAX SQUARE Link(TM)を使って設置。2日間で、約500人が来場の記念を残しました。
 これまでは、1回につき1枚しか印刷できませんでしたが、今回から1回で2枚印刷できるように変更しました。1枚はウォールボードに貼り付けて、もう1枚は持ち帰れるようにしたところ、「フレンドと一緒にチェキを持ちかえれて嬉しい」「思い出を手元に残せるのはありがたい」といった声が多く寄せられSNSでもたくさんの投稿があるなど好評でした。
■バーチャルユーザー必見!自分自身のアバターをプリントしたクレカでクリエイターを応援できる取り組みに興味津々
 ナッジ株式会社の協力で、自分自身のアバターの自撮り写真をプリントできる、世界初(※)のクレジットカード「マイアバターカード」の受付ブースを設置しました。
 来場者からの反応はとても良く、(自分のアバターをクレカのデザインにできると聞いて)「クオリティーを上げた写真を撮りなおして、最高のクレカを作りたい!」という声も多くありました。
 「VketReal 2024 Winter」に続き、1月31日までは無料でお申し込みいただけます。詳しくは、下記のプレスリリースをご確認ください。
※当社調べ:2024年8月1日~12月1日におけるGoogle検索結果において
■バーチャルとリアルでコミュニケーション!VRChatのスタッフとお喋りもできる!
 VRChatでは、リアル会場にVRChatスタッフ(運営スタッフ)が来るとともに、VRChatとリアル会場を繋いで、バーチャルでもリアルからでも運営の人と直接会話ができるブースを用意しました。
 ブースでは、オリジナルステッカーやチラシ、VRC+限定ステッカーを配布。VRChatの新機能や今後のアップデート予定を見ながら、VRChatへの要望・感謝などを直接伝える機会に来場者も喜んでいる様子でした。
■会場に散りばめられた謎を解け!美味しいご褒美もプレゼント
 株式会社大丸松坂屋百貨店は、「ミステリーウォーク」と題した謎解き企画を実施しました。会場内に大丸松坂屋百貨店とVkerReal 2024 Winterにまつわる謎が記されたパネルを4つ設置。同社が販売している3Dアバターの間違い探しといった様々な謎を解いて、答えをブースに持って行くと美味しい楽しいスイーツなどをプレゼントしました。
 会場に設置された謎パネルの前には人が集まり、スマホで写真を撮ったり、友達と一緒に謎を解いている姿もたくさんありました。先着250名限定の企画でしたが両日とも全て配布し終わる好評ぶりでした。
■のばまんさんとやみえんさんがリアルに登場!フォトカード手渡し会に行列!
 UUUM株式会社は、UUUM所属の動画クリエイター「のばまん」さんと「やみえん」さんによる「オリジナルフォトカード」のお渡し会を実施しました。
 同社はVket2024 Winterでもブースを出展しており、海賊に扮したのまばんさんとやみえんさんが、パラリアルお台場に海賊船を率いて登場しました。
 VketRealでは、その時に撮影した海賊姿の2人が並んだ、ここでしか手に入らない「オリジナルフォトカード」を、多くのファンに直接手渡しで配布して話題となりました。
■124作品が集結!滋慶学園の学生が描く「BOUNDLESS」の世界!最優秀賞者には表彰状授与
 滋慶学園ブースでは、学生がメタバース空間をWEBブラウザで作成できる「Vket Cloud」や、簡単にアバターを作成できる「Avatar Maker」を利用して、Vket 2024 Winterのテーマ「BOUNDLESS」に沿って作った作品を展示しました。
 ブース部門では、124作品の応募がありその中から優秀賞9作品・最優秀賞1作品が選出。他にもゲーム部門では31作品中優秀賞4作品、最優秀賞1作品、アバター部門では58作品中優秀賞5作品が選ばれました。
 22日には最優秀賞受賞者をコミュニティステージに招待し、表彰式を実施。会場は熱い拍手に包まれ、表彰状を手にした受賞者の笑顔が輝きました。
■Vketアンバサダーたちが「ウェルカム!」と来場者をお出迎え
 会場入り口には、大型の縦長モニターにVketのアンバサダーが入れ替わり立ち代わり来場者を出迎え、コミュニケーションがとれる「ウェルカムアバター」を設置しました。VTuberなどバーチャルで活躍している人たちと直接会話できるとあって来場者も大興奮で会話を楽しんでいました。
バーチャルとリアルを繋ぐ企画が会場を盛り上げた「コミュステージワイワイエリア」を紹介
■V決闘がクリスマスバージョンに模様替え、チョコフォンデュ争奪戦に挑め!
 VketReal 2024 Summerで好評だった、バーチャルとリアルで遊べる射的屋台風ゲーム「V決闘」が冬バージョンに進化して再登場。2日間で、リアル側は800人以上、バーチャル側は約1,700人が参加するほどの人気コンテンツとなりました。
 リアル側の参加者は、協賛の株式会社東京マルイから提供された「エアソフトガン」と、株式会社IntoFree提供の「Tundra Tracker」を組み合わせた「特製ガンコントローラー」を手に、バーチャル側の参加者に照準を合わせてショット。バーチャル側はそれをうまく回避しながら「チョコフォンデュ」を集めてポイントの獲得を目指しました。
 今回、一番大きなパワーアップである「特製ガンコントローラー」は、「思っていたより軽かった」「銃の形なので狙いやすかった」「エアソフトガンを初めてさわることができた」といった感想も多く、とても好評でした。
■イマーシブストアは今回も大好評!バーチャル接客が新時代の働き方になるかも!?社会課題の解決策としても注目!
 HIKKYは、2024年夏のVketRealで初登場したバーチャル接客ソリューション「飛び出す!しゃべって繋がるイマーシブストア」を再展示しました。本ソリューションは、外装を可搬性に優れた設計へ、内装をより洗練されたUXデザインへとアップグレードし、次世代の買い物体験をさらに進化させました。HMDを使用せずとも没入感のあるアバター接客を実現し、バーチャル実演販売を通じて購買意欲を刺激させる新感覚の購入体験を提供しました。
 また、アバター接客は、現実での活動が難しい人々や遠方に住む人々が、好きな場所から自由に働ける機会を提供するなど、社会課題の解決にも寄与する可能性を秘めています。HIKKYは、この「イマーシブストア」を社会的な価値を持つソリューションとして、今後もさまざまな分野へ展開していく予定です。
 本ソリューションは、HIKKYとソニー株式会社の技術によって生み出されました。HIKKYの独自技術によって体験設計やサービス全般の開発が行われ、裸眼でも実在感のある立体映像(3DCG)を見ることができるソニー株式会社の空間再現ディスプレイ『ELF-SR2』を重要な要素として採用することで、世界でも希少な体験を提供しています。
■音声で指示して”文字”を集めよう!ソニーの最新技術を体験
 「あつめて!もじモジ探検隊」は、WEBブラウザでメタバースを作って遊べる「Vket Cloud」上で、ソニー株式会社の「多接続音声ネットワーク技術」を活用し”バーチャルとリアルの境界線を融かす”新しい体験型コンテンツです。
 メタバース会場の参加者は、リアル会場の参加者からの映像や音声による指示に従い、メタバース会場の多数の参加者と会話しながら、散らばった文字を集めてお題に合った言葉を完成させて得点を競いました。2日目に行われた公開実証実験本番では、バーチャル会場に100名以上が参加し、多くの注目が集まりました。
 アンケートでは、参加者の8割が従来のメタバースイベントに比べて盛り上がったと感じて、9割がまたイベントを体験したいと回答しました。
■飲食ブースをVketReal初出店!Vketをモチーフにしたオリジナルフード&ドリンクが完売!
 VketRealでは初の取り組みとして、自社開発のオリジナルフードとドリンクを提供する「Vket食堂」と「VketBar ディープシーサイド-DeepSeaSide-」を会場内にオープンしました。
 Vket2024 Winterの企業ワールドや人気マスコットキャラクター「ムーイ」をモチーフにした料理が「かわいい!」と話題になり、SNSに写真をアップする人が続出しました。
 「異世界マルシェ防衛戦線」に出てくるドラゴンの討伐数によって、提供数が増える「VketReal狩猟祭」という企画もVketと連動して実施。バーチャルのドラゴンを狩ってリアルに届けるという、今までにない体験が好評でした。
■歌って踊ってパフォーマンス♪バーチャルとリアルを繋ぐステージに大興奮
 コミュニティステージでは、VRChatなどのバーチャル空間や、バーチャルを超えてリアルでも活躍するコミュニティとVTuberたちが大集合。多彩なパフォーマンスを披露しました。
 出演は、サキュバス酒場LILITHやGirl's voice bar Castrato、フレンチメイドカフェ ふる~る、どりーむぷらねっと、VRホストクラブ "Ephemeral"、電脳カルテといった接客&トークイベントをはじめ、nyaruchuuu、SpookyGirls、iro〆mono projectの音楽ライブや、カデシュ・プロジェクト、くらげビート、VRCお笑い道場、BlueHorizonsといった団体が作品の公開やお笑いライブ、航空ショーなどを行い盛り上げました。
バーチャルとリアルで活躍するクリエイターが大集合した「パラクリエリア」が大盛況
■初展開の「プレミアムブース」には本気のブースが集結!
 クリエイターとの交流や買い物を楽しむ「パラクリエリア」には、2日間で70サークル以上がそれぞれ工夫を凝らしたブースを出展。開場と同時にたくさんの人が詰めかけ、エリア全体が熱気に包まれていました。
 過去のVketRealのパラクリと同じ枠であるスタンダードブースに加えて、今回から「プレミアムブース」を展開。プレミアムブースは、バーチャルとリアルの両方で活躍するクリエイターの中でも、より深く大規模なサークルを選んで出展してもらいました。スタンダードと比べてより広いスペースを用意したことに加えて、開催期間の1日しか出展できないところ、両日出展することができるという特別な枠になっています。
 QuickBrownは、VRChatにある鏡「アバターミラー」をリアルに再現。MaSiRoプロジェクトは、手を繋いで一緒に歩くことができるメイドロボットを紹介。「VRホビーロボット集会」は、勇者技術研究所とコラボして巨大ロボット「ファイバリオン」などを展示。3Dスキャン同好会は、全身を撮影してリアルの姿をそのままバーチャル化するブースを出して注目されていました。
■バーチャル空間からリアル会場でお買い物!?Vketウォークの新企画が好評
 バーチャルとリアルを繋ぐ「Vketウォーク」でも新しい取り組みを実施しました。Vketウォークは、アバターを映したモニターを担いだ人が会場を歩き回り、バーチャルに居ながらリアル会場を散策しているかのような不思議な体験ができる企画です。
 今回は、お住まいが遠方でVketRealの会場に直接行くことができない人が、パラクリエリアに出展しているクリエイターとコミュニケーションをしながら、実際にその場で商品を購入できるという新時代の買い物を楽しんでもらいました。
 参加者からは「会場でしか買えない商品もあるから諦めていたけど、買えてとても嬉しかった」「ぜひ次回も参加したい」と大変好評でした。
ユーザー開催のオフ会を応援!相互でVketRealを盛り上げ
 初めての取り組みとして、ユーザーが主催するオフ会を応援し、VketRealを中心にお互いを盛り上げる企画「公認コラボオフ会」を実施しました。
 今回は、VRChatで人気のワールドのひとつである「ポピー横丁」や、人気コミュニティの「居酒屋和み」「放課後ダーツ部」に加え、店長がVRChatユーザーでもある「カフェ&BAR Function」、バーチャル空間で音楽活動をしている「あいどるわ~るど」の5つの会場を用意してもらいました。
 VketRealを楽しんだ人が次はオフ会会場に参加し、またVketRealの会場に戻ってくる。参加者がそれぞれの会場を行き来しながら2日間を大いに楽しみつくしました。

【VketReal 2024 Winter 概要】
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