経済予測のプロ村上尚己氏が徹底分析!止まらない円安の真相に迫る『円安の何が悪いのか?』が登場

2025.01.10 17:00
フォレスト出版株式会社
「俗説」がはびこる議論に終止符を打つ一冊!1/9(木)以降順次全国の書店・ネット書店で発売!

フォレスト出版株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役:太田 宏)は、『円安の何が悪いのか?』(村上尚己・著)を2025年1月9日(木)以降順次発売します。本書は、「円安」について経済予想のプロが徹底分析し、「俗説」が蔓延る議論に終止符を打つ一冊です。
■「俗説」が蔓延る議論に終止符を打つ!

 過去3年間続いた円安について多くのメディアが否定的な評価を下しています。

「円安が国民の生活を苦しくしている」
「円安によって経済状況が悪くなる」
「円が安くなり国家の価値が下がる」
「円安により日本の産業が弱体化する」

 こうしたニュアンスの評価が散見されます。しかし、経済予測分析のプロとしての評価が高いエコノミストの村上尚己氏は、2022年から24年まで進んだ円安は「行き過ぎて」もいないし「日本経済に悪影響を及ぼす」こともないと言います。

■円安は日本を救うのか?それとも滅ぼすのか?

 「円安=悪」という論調は、無責任なメディアや一部の経済学者による俗説であり、明らかな誤解です。そもそも為替レートは通貨の価値を示すがいずれかもしくは両国の通貨価値が動けば変動します。

 たとえば、米ドルの価値が高まると、その分だけ相対的に円の価値が下がりドル高・円安になる。じつにシンプルなメカニズムによって為替レートは日々動いています。為替レートを決めるのはマネタリーベースの比率などであり、それらをコントロールしているそれぞれの国の金融政策であると言えるでしょう。

 こうした単純な理論が正しく解説されないままに円安悪玉論がまかり通っているのが現状です。2008年のリーマン・ショック後に日銀による金融政策の失策により超円高を招き、2012年までデフレと円高の悪循環に、自ら陥ってしまったことは周知の事実です。

 長いデフレ不況のトンネルを経て、アベノミクスから10年を経過して、再び日本経済は息を吹き返そうとしている昨今。いかに円安が日本経済にとって大きな効果を生んでいるか。本書ではなるべく多くの資料をひもときながらじっくりと検証します。

■本書の構成

 第1章円安悪玉論を検証する
第2章日銀が犯した歴史的な大失政
第3章円安の追い風を吹かせた米国経済
第4章日本にとって円安と円高のどちらが有利なのか?
第5章円安がもたらす7つの効果

■著者プロフィール

村上 尚己(むらかみ なおき)
エコノミスト
アセットマネジメントOne株式会社シニアエコノミスト。1971年生まれ。1994年東京大学経済学部卒業後、第一生命保険に入社。その後、日本経済研究センターに出向し、エコノミストとしてのキャリアをスタートさせる。第一生命経済研究所、BNPパリバを経て、2003年からゴールドマン・サックス証券でエコノミストとして日本経済の予測全般を担当。2008年マネックス証券チーフエコノミスト、2014年アライアンスバーンスタンマーケットストラテジスト。2019年4月から現職。経済予測分析のプロとしての評価が高く、投資家目線で財政金融政策を分析する。

著書『「円安大転換」後の日本経済』(光文社)、『日本人はなぜ貧乏になったか?』(KADOKAWA/中経出版)、『日本経済はなぜ最高の時代を迎えるのか?』(ダイヤモンド社)、『日本の正しい未来』(講談社)など。
■担当編集の一言コメント

 「円安は日本にとって不利である」という論調が多いなか、「いやいや、これまでの円高×デフレの不況地獄から抜け出せるから円安はウェルカムだ」という見方もあり、そのどちらにも説得力があるように映ります。ホントのところどうなのか、経済予測のプロフェッショナルとして評判のエコノミスト・村上尚己さんに書いてもらいました。

■書籍概要
書籍名 : 円安の何が悪いのか?
著者  : 村上 尚己
ページ数: 176ページ
価格  : 1,320円(税込)
出版社 : フォレスト出版株式会社
発売日 : 2025年1月9日(※以降順次)
ISBN  : 978-4-86680-820-8




【書籍詳細】
【Amazon】
■会社概要

 会社名  : フォレスト出版株式会社
 所在地  : 〒162-0824
        東京都新宿区揚場町2-18 白宝ビル7F
 設立日  : 1996年4月1日
 代表取締役: 太田 宏
 業務内容 : 出版物の企画・制作および販売
 URL   :

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