「もうやってらんねぇよ！」徳本一善ら後輩の突き上げに…24年前の箱根駅伝　伝説の“三つ巴の5区”のウラにあった法大主将の「ブチ切れ秘話」

青学大、駒大、国学院大の「三つ巴」の前評判から、青学大の優勝で幕を閉じた101回目の箱根路。「三つ巴」と言われて箱根ファンの記憶に甦るのが、2001年の5区・山上りでの争いだろう。先頭を行く法大・大村一（4年）を、後ろから順大・奥田真一郎（3年）と中大・藤原正和（2年）が追いかけた伝説のレース。この時、3人の争いが最後の最後まで縺れた理由は、実力的に「格下」のハズだった大村が、学生トップ級の2人を相手に予想外の奮闘を見せたことが大きかった。山中で吹き荒れた強風ともあいまって起こった波乱の主役は、あの時一体何を思っていたのだろうか？(photograph by (L)フォート・キシモト、(R)NumberWeb)