[世界に広がる日本固有品種] 日米の甲州ワインを知る・味わうテイスティングイベントを2月5日夜に開催

2024.12.30 10:00
一般社団法人OIV登録品種協議会
米国カリフォルニア州ナパ・バレーで「甲州」に取り組むワイナリー、日本で「甲州」を長年栽培する代表的産地のワイナリーが、ワインとフィンガーフードを楽しみながら、甲州への想いを語ります。
一般社団法人OIV登録品種協議会は、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)に登録された日本の3品種、甲州、マスカット・ベーリーA、山幸を中心に、日本固有のブドウ品種とそのワインの国内ならびに国際的評価向上を目的に活動しています。

甲州は、2010年に国際ブドウ・ワイン機構(OIV)に品種登録された日本固有のブドウ品種です。その栽培エリアは日本が中心ですが、今やドイツ、アメリカなどでも栽培がスタートし素晴らしいワインが生み出されています。なぜ、日本以外の地で日本固有品種「甲州」にチャレンジしているのか。

今回のイベントでは、米国ナパバレーで甲州のワインづくりに取り組むKazumi Winesからお二人をお迎えし、日本で「甲州」に長年取り組んできた代表産地である勝沼・鶴岡のつくり手と共に、それぞれが生み出すフラッグシップのワインをテイスティングしながら甲州への想いを語っていただきます。

トークセッションの後は、内田由美子氏監修のスペシャルな「甲州ワインに寄り添うフィンガーフード6種&ワイン赤飯」と共に、参加ワイナリーのワインを含む計10種程度の日本固有品種ワインを愉しんでいただきます。この時間ではつくり手の方々と直接お話し交流することもできます。是非、この貴重な機会を逃さぬよう、ご参加ください。

【開催日】2025年2月5日(水)18:30~21:00  18:00入場開始  
【開催場所】 丸の内二重橋ビル 6F DMO東京丸の内  
   東京都千代田区丸の内3丁目2番3号
(東京メトロ千代田線「二重橋前」駅 B5出口・日比谷線・千代田線都営地下鉄三田線「日比谷駅」B5出口直結)
【参加費・定員】 10,000円 先着40名   
チケットはPeatixで12/30(月) 17:00より発売
<登壇者のご紹介(敬称略)>
ジャック K. 坂崎
90 PLUS WINE CLUB 代表
1946年生まれ。熊本県出身。10歳の時に家族とともに渡米した日系アメリカ3世。カリフォルニア大学バークレー校卒。
日本のスポーツ・マーケティングのパイオニアとして、スポーツ・ビジネスを日本に導入。サッカーのトヨタカップ、テニスのデビスカップ、フェデレーションカップ(フェドカップ)、世界陸上など多くの世界的大会に携わる。日本のスポーツビジネスの歴史を築いたと言われるほど、その歴史に大きく関わった。ジャパン・スポーツ・マーケティング株式会社元会長。
2009年にカリフォルニア・ナパのプレミアムワインを日本の会員に提供する90 PLUS WINE CLUBを設立。マイク・ムーン氏をはじめとするナパの重鎮達と親交を深め、多くのワイナリーと提携実績をもつ。現在は、Kazumi Wines LLC 会長、Napa Valley Koshu LLC オーナーも務める。
ミッシェル・和美・坂崎
90 PLUS WINE CLUB ジェネラルマネージャー
アメリカ、カリフォルニアで生まれ、東京で育つ。東京アメリカンスクール卒業後カリフォルニア大学デービス校に進学。ファッション・デザイン専攻。イタリアのマランゴーニ学院でマスターを取得後、ミラノでミッソーニ、ニューヨークでアルマーニ・エクスチェンジのファッション・デザイナーとして働く。
父親がナパ・ヴァレーで90 PLUS WINE CLUBをスタートさせ、そのビジネスを構築し管理するために誘われ、ジェネラル・マネージャーとして8年間働く。その間、何百ものワイナリーを訪れるなかで自身のワインを造ることを夢見始める。
WSET(ワイン&スピリッツ・エデュケーション・トラスト)の最上位資格Diploma資格を取得。2015年ペレー家から、彼らのラザフォードのヴィンヤードで育った最高級のソーヴィニヨン・ブランの葡萄を提供してもらえる事となり、『Kazumi Wines』を造りあげ現在に至る。
川島 旭
ピノ・コッリーナ ジェネラルマネージャー
ワインのバイヤーとして世界各地のワイナリーを巡る。 2008年に山形県に移住し、ワイン醸造をすべく山形県鶴岡市松ヶ岡地区で山形大学に土壌調査を依頼し土作りをスタート。ブドウができると、慶応大学先端生命化学研究所と連携し、メタボローム解析でブドウのポテンシャルを調査。丸3年を費やした研究で土地のボテンシャルを確信し、ワイナリー「ピノ・コッリーナ松ヶ岡」を建設。2020年より醸造を開始し、ナチュール製法にて西洋品種のほかに鶴岡甲州という古木で作る在来品種のワインも製造。 「土地を反映した世界基準のワインを狙う」と栽培から醸造まで監修し、複数のワインがコンクールで優勝するなど高評価を得る。 2023年G7広島サミットでは、「鶴岡甲州2021」「メルロー2021」の二本が公式採用。
内田 圭哉
白百合醸造株式会社 常務取締役
1994年生まれ、山梨県出身。 白百合醸造(株)、4代目として迷うことなく父と同じ、東京農業大学醸造学科に進む。 卒業後、渡仏。ブルゴーニュでフランス国家資格上級技術者免状栽培醸造責任者を取得。 改めて、ワイン造りは天職であると思う。 2020年8月に新型コロナウイルスの影響により帰国し、2021年4月より白百合醸造(株)に正式入社。 2021年デキャンタワールドワインアワードで、「勝沼甲州2019」が97ポイント、プラチナ賞受賞。2023年G7広島サミットで、「甲州 Vigne de Nakagawa2021」採用。2024年日本ワインコンクール2024で「甲州 Vigne de Nakagawa2023」甲州部門 金賞、部門最高賞受賞など。
内田 由美子
白百合醸造株式会社 専務取締役
フィンガーフードプロフェッショナルマスターディプロマ取得
JSA認定ソムリエ

ワイナリーに嫁ぎ40数年、最初は全くワインが飲めなかったものの、美味しい食べ物とワインが合うと相乗効果でよりワインも食べ物も美味しくなること、そして楽しい仲間が集うと、至福のひとときとなることを知り、今ではワイナリーにおいても、その魅力を伝える伝道師的存在。
「食べる宝石~フィンガーフード」と出会い、ワインとの組み合わせは皆を笑顔にすることを体験し自らもその腕を磨き、提供側に。
(今回のイベントでは参加者の皆さまに体験していただきたいとの思いからフィンガーフードをご提供いただくことになりました)




主催:一般社団法人OIV 登録品種協議会 (公式HP 

協力:DMO東京丸の内
※本イベントは、令和6年度 国税庁酒類業振興支援事業です。

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