ワコムのデジタルペン技術、富士通クライアントコンピューティングの電子ペーパー 「クアデルノ」 のカラーモデルに採用

株式会社ワコム
富士通クライアントコンピューティング株式会社（本社：本社：神奈川県川崎市 代表取締役社長：大隈健史 以下、FCCL）が発表した、電子ペーパー「QUADERNO（以下クアデルノ）」のカラーモデルに、ワコムのデジタルペン技術（EMR(R):電磁誘導技術）が採用されました。

クアデルノは、紙とペンのような「書きやすさ」と「読みやすさ」を実現した、超軽量・薄型の電子ペーパーです。時に膨大な量になる資料の取り込み・閲覧や、付属のデジタルペンを使って手書メモの作成やPDFへの書き込みなどができ、アナログの良さとデジタルの利便性を兼ね備えています。

付属のデジタルペンには、ワコムの技術を引き続き採用いただき、紙にペンで書くかのような快適な書き心地の実現に貢献しております。ペーパーレス化が加速し、デジタルデータの管理・活用が進む中で、新しいクアデルノとワコムのペン技術で、手書き可能な電子ペーパーとしてのメリットを最大限に引き出し、お客様の想像力・思考力を高めるのにお役に立つことを目指しております。

新しいクアデルノでは、従来機の薄さ、軽さ、書き心地はそのままに、表示のカラー対応により視覚的な整理や学習効果の向上、ビジネス用途での利便性拡大に加え、音楽演奏を楽しむお客様の場合には、楽譜への「赤入れ」やポイントの書き込みが容易になり、演奏時の重要なポイントを視認しやすくなるなどの効果も期待されるなど、多様なシーンでご活用いただけます。

ワコムはOEMのお客様や文房具業界、クリエイティブ・コミュニティーをはじめとした、様々なエコシステムパートナーとともに、今後も革新的なデジタルペンとデジタルインクのソリューションを生み出してまいります。


【ワコムについて】
株式会社ワコム（東証一部： 6727）は、デジタルペンの技術を通して、「デジタルで描（書）く」体験をお客様の様々なニーズに合わせてお届けする、「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。ワコムのペンタブレット製品は、全世界150以上の国と地域で、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しまれる方まで幅広くご愛用いただいております。また、「書いて学ぶ」ことが欠かせない学校や塾など教育の現場、医療現場での電子カルテ等の記入、金融機関等での各種申込書、クレジットカードの電子サイン用にも、ワコムの製品は使用されています。さらには、オフィスや家庭で使われているデジタルペンを搭載したパソコン、タブレット、スマートフォン向けにもワコムのペン技術をOEM提供しており、多くのモバイルIT機器に搭載いただいています。　ワコムはこれからも、最先端技術との連携も視野に入れた新しいデジタルペンの体験と価値をお届けしてまいります。