株式会社ひらまつ
株式会社ひらまつ(本社:東京都渋谷区、 代表取締役社長:三須 和泰、以下 ひらまつ)が運営する東京・丸の内のフランス料理店「サンス・エ・サヴール」の貝沼竜弥は、2025年1月26日(日)、27日(月) にフランス・リヨンで開催される、『ボキューズ・ドール国際料理コンクール2025 フランス本選』(以下『ボキューズ・ドール2025 フランス本選』)にアジア・パシフィック代表として出場いたします。同コンクールにおいて貝沼は、2023年11月の『日本代表選考 国内予選』、2024年9月の『アジア・パシフィック代表選手選考会』を1位で通過。フランス本選に向けてさらなる努力を重ね、日本人初の優勝を目指します。
東京・丸の内にある「サンス・エ・サヴール」の副料理長・貝沼竜弥(かいぬま りゅうや)は、
2023年11月11日(土)の『ボキューズ・ドール 日本代表選考 国内予選』を勝ち進み、2024年9月23日(月)の『ボキューズ・ドール アジア・パシフィック代表選手選考会』においても、チームJAPANを率いて堂々の1位通過を果たしました。
これにより、2025年1月26日(日)、27日(月) にフランス・リヨンで開催される、『ボキューズ・ドール2025 フランス本選』に日本代表として出場が決定。
2023年に日本代表として『ボキューズ・ドール 2023』に出場した石井友之(いしい ともゆき)に続き、ひらまつから2期連続での日本代表選手の選出となります。
Nature&Connectをテーマにしたプラッター料理(日本代表選考 国内予選)
子羊のロティ(アジア・パシフィック代表選手選考会)
様々な彩り野菜のラグー(アジア・パシフィック代表選手選考会)
『アジア・パシフィック代表選手選考会』では、1.レシピ(創造性)、2.レシピ(技術力)、3.組織の構成、4.チームのレベル、5.コミュニケーション力、の5つの審査項目各15点の合計75点満点中、チームJAPANは73点という高得点での1位通過となりました。
■フランス本選出場のアジア・パシフィック5か国
1位 日本 73点
2位 シンガポール 67点
3位 ニュージーランド 63点
4位 ベトナム 52点
5位 オーストラリア 48点
▼『ボキューズ・ドール アジア・パシフィック代表選手選考会2024』チームJAPAN PR動画
『ボキューズ・ドール2025 フランス本選』を戦うチームJAPAN結成
2024年11月19日(火)に執り行われた『ボキューズ・ドール2025 フランス本選』壮行会では、フランス本選に臨むチームJAPANのメンバーも発表されました。
コミ(アシスタントシェフ)には、『アジア・パシフィック代表選手選考会』から引き続き、「サンス・エ・サヴール」のパティシエ藤田美波(ふじた みなみ)。
そして新たに、審査員メンバーに「ガストロノミー “ジョエル・ロブション”」の関谷健一朗氏(せきや けんいちろう)、コーチに「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の浅野哲也氏(あさの てつや)を迎え、日本人初となる世界の頂点を目指します。
左より:コーチ 浅野哲也氏、日本代表 貝沼竜弥、コミ 藤田美波、審査員 関谷健一朗氏
チームJAPANとサポートメンバー(壮行会)
第20回 ボキューズ・ドール国際料理コンクール フランス本選 開催概要
■日程 2025年1月26日(日)・27日(月)
■開催都市 フランス・リヨン
■テーマ プラッター料理「鹿肉・フォアグラ・お茶」
プレート料理「セロリ・ストーンバス・ロブスター」
■参加国 24か国
ヨーロッパ10か国、アメリカ5か国、アフリカ2か国、アジア・パシフィック5か国、及び大会委員会が選出する2か国
■審査員 世界のトップシェフ24名(参加24か国が選出)
■審査ポイント
味、温度、見た目の美しさなどの料理や調理技術。調理中の衛生状態、食材の無駄のなさ、コミとのコミュニケーションや指導といったプロフェッショナルとしての資質など複数項目から審査。
『ボキューズ・ドール2025』チームJAPAN代表 貝沼竜弥
東京・丸の内「サンス・エ・サヴール」副料理長
1994年、新潟県出身。2014年にひらまつに入社し、2021年より「サンス・エ・サヴール」の副料理長を務める。
「料理人になり今年で10年目。料理を作る上で大切にしていることは、"ナチュラルさ"、"シンプルさ"、そして"繋がり"です。食材や道具、人、時間など、全てが繋がった時、初めて完璧で良い料理ができると思っています。料理人としてここまで自分を育ててくださったシェフや先輩方への恩返しとともに、現在自分自身が持っているすべての知識と経験を表現していきます」
▼「サンス・エ・サヴール」公式Webサイト
日本の飲食業界の未来のために、チームJAPANへご支援を
これまで同コンクールでの日本の最高位は3位。ここ数回にわたる優勝常連国は、デンマーク、ノルウェーなどの北欧勢やフランスです。この列強各国においては、『ボキューズ・ドール』での表彰台が観光産業や食材輸出産業の原動力になると捉えられ、行政の支援も含め、徹底的なサポート体制を整えて毎回進化しながら同コンクールに挑んでいます。
日本では、代表となる料理人たちに関わる飲食関係企業からの支援をいただきながら挑んできましたが、コロナを経て一層、支援企業を十分に得ることができず、今回のフランス本選に向けた資金が未だ不足しています。
「ボキューズ・ドールJAPAN」事務局では、日本の飲食の未来を拓くために、『ボキューズ・ドール』に出場する料理人への支援としてサポーター募集サイトを設立いたしました。日本の若き料理人たちの戦いにご支援をお願いします。
▼サポーター募集サイト
ROAD TO BOCUSE D'OR ボキューズ・ドールへの道
ひらまつの公式サイト「ROAD TO BOCUSE D'OR」では、ひらまつの料理人の『ボキューズ・ドール』への挑戦を紹介しています。是非ご覧ください。
▼ROAD TO BOCUSE D'OR
「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」とは
世界24か国のトップシェフたちが競う美食のワールドカップといわれる『ボキューズ・ドール(Bocuse d’Or)国際料理コンクール』は、1987年に“現代フランス料理の父”と称されるポール・ボキューズ氏により創設された国際的な料理コンクール。優勝者はもとより表彰台に登ったシェフは世界のトップシェフとして注目を集め、その多くが世界をまたにかけて活躍しています。
(C)White Mirror
▼「ボキューズ・ドールJAPAN」公式Webサイト