【2024年ふるさと納税トレンドお礼品を総まとめ】物価高の影響を受けた食料品・日用品から災害への備えを意識したお礼品まで、「日常に必要なお礼品」の人気が高まる

2024.11.07 17:01
株式会社さとふる
~保管に困るお礼品の課題を解決する、ふるさと納税の便利なサービスも紹介!~

ふるさと納税ポータルサイト「
」を運営する株式会社さとふる(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO:藤井 宏明)は、サイトに掲載しているふるさと納税お礼品情報をもとに、お礼品のトレンド情報をお届けします。
TOPIC1 物価高の影響を受け、「日常で使用するお礼品」の人気が高まる
「さとふる」の「2024年ふるさと納税お礼品人気ランキング(速報版)」では、5位にトイレットペーパー、6位にティッシュペーパーのお礼品がランクインしました。さらに、「さとふる」の2019年のカテゴリ別ランキングでは「トイレットペーパー」が77位だったのに対し、2024年は6位まで急上昇(※1)しました。2023年は18位(※1)だったことからも、同お礼品への注目度が高まったとうかがえます。

「肉」カテゴリの中で「切り落とし」がタイトルにつくお礼品への今年1月~8月の寄付件数は、2019年の同時期と比較して約2.5倍に増加したほか、「小分け」がタイトルにつくお礼品の同期間への寄付件数も2019年に比べて約30倍、前年同期比で1.4倍以上に増加しています。同お礼品は冷凍保存して少しずつ使用することができ、夕飯のメニューやお弁当などさまざまな場面で活躍するため、日常生活の中で使用頻度の高いお礼品を選ぶ方が増えたと推察されます。

なお、今年8月の「米」カテゴリお礼品への寄付件数は前年同月比で1.8倍に増加し、8月の検索キーワードランキングでは上位5位までのほとんどを「米」に関連したキーワードが占めました。そのほかにも、「定期便」カテゴリの中で「米」に関連したお礼品への8月の寄付件数は前年同月比で2倍以上に増加し、1月~8月の「パックご飯」への寄付件数も前年同期比で1.5倍以上に増加(※2)するなど、米不足を背景に身近なスーパーマーケットなどで米を手に入れにくくなったことで、ふるさと納税で「米」に関連したお礼品を求める人が急増しました。
※1 2019年1月1日~12月31日、2023年1月1日~12月31日のそれぞれのデータと、2024年1月1日~10月31日のデータを比較
※2 「パックご飯」「パックごはん」のキーワード抽出結果の合算から算出
■物価高で寄付件数が増加したお礼品例
<小分け・切り落としお礼品>
[下妻工場直送]国産豚肉こま切れ3kg(250g×12パック)[茨城県下妻市]寄付金額:12,000円
さまざまな料理に使える、国産豚肉のこま切れ3kgです。
昨年2月に、500g単位だったパッケージを250g単位に変更してお礼品を掲載したところ人気となり、今年2~8月の寄付件数は前年同期比で5.6倍以上に増加しました。

レビュー・口コミ
適量サイズで個包装されており、前日に計量することなく冷蔵庫に入れるだけなのでとても良い。普段よく買うものをふるさと納税で寄付できるのはとてもありがたいなと感じます。
【さとふる限定】艶さし!【A4~A5】佐賀牛切り落とし 1kg(500g×2p)[佐賀県吉野ヶ里町]寄付金額:9,000円
ブランド牛である佐賀牛を、切り落としで1kgも楽しむことができるお礼品です。
「さとふる」における2024年の「肉」カテゴリお礼品ランキングでは、4位にランクインしました。
今年1~8月の寄付件数は、前年同期比でおよそ50倍に増加しました。
レビュー・口コミ
冷凍なので長めに保つし、アレンジもいろいろできる。我が家は小分けにして保存しています。
お弁当に入れて豪華にするなど、たまの贅沢で使いました。
<8月の米不足に関連したお礼品>
特別栽培米南魚沼産こしひかり「ふんわりパックごはん200g×10個」[新潟県南魚沼市]寄付金額:11,000円
魚沼産こしひかり 特別栽培米を使用し、「名水百選」に選ばれた北アルプスの天然水(黒部川扇状地湧水群)で炊き上げた「白米パックごはん」です。
今年8月の寄付件数は前年同月比で6倍以上に増加しており、身近なお店で米を手に入れにくくなったことや、防災などを目的にお礼品を選ぶ人が増加したと考えられます。

レビュー・口コミ
すごくおいしかったです。災害用に買ったはずが、あれよあれよという間に消費してしまい、気づけば再度申込みしていました。
<その他 物価高トピックスお礼品>
【丸富水産】北海道産 食べ切りサイズの煮たこ足(柳たこ)小分けセット 1kg[北海道様似町]寄付金額:14,000円
天然の柳たこを活かし、昔ながらの伝統製法でたこ本来の旨みを閉じ込めた煮たこの足が、たっぷり1kg届きます。今年10月の寄付件数は前年同月比で約4倍に増加しており、たこの市場価格が上がっていることを背景に、同お礼品を選ぶ人が増えたと推察されます。

レビュー・口コミ
スーパーで買うとなかなかいいお値段がするたこ。小分けで、お刺身、カルパッチョ、たこ焼き、酢の物などいろいろ使えてとても便利です。
TOPIC2 多発する自然災害を受け、「防災グッズ」への寄付件数が増加
「さとふる」の「防災グッズ」カテゴリお礼品への2024年1月~8月の寄付件数は前年同期比で約2.7倍に増加し、2年前の同期間と比較すると約9倍に増加しました。
さらに、大きな災害の発生や注意喚起の発表に伴って「防災グッズ」への関心が高まり、その影響が検索キーワードランキングに表れています。能登半島地震が発生した今年1月には「防災グッズ」が2位に、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表された8月には8位にランクインしました。このことから、お礼品選びにも防災意識の高まりが影響しているとうかがえます。

▶キーワードごとの寄付動向や、お礼品の寄付動向詳細は以下よりご確認ください。
【ふるさと納税お礼品トレンド】10/13は「国際防災の日」災害が多かった2024年は「防災グッズ」関連お礼品への寄付件数が急増
<防災グッズお礼品例>
ふるさと 10年保存水「飲むおんせんベール」500ml(24本入)[神奈川県中井町]寄付金額:10,000円
甘みのあるやわらかでまろやかな味の温泉水で、無添加・無加工の源泉100%です。赤ちゃんのミルクにも使える軟水で10年以上の賞味期限があるので、非常時の保存水として活躍します。今年1月~8月の寄付件数は、前年同期比で22.5倍に増加しました。
レビュー・口コミ
防災のためにと思って選んだのですが、試しに飲んでみたらおいしいので、少しずつ頂いています。ローリングストックとして少しずつ使用しつつ備蓄に利用しようと思います。

非常用圧縮毛布[兵庫県多可町]寄付金額:10,000円
東日本大震災の発生直後、帰宅困難となった方々の声から備蓄用毛布の重要性を実感し開発されたお礼品です。A4サイズに圧縮されているため、会社の引き出しや防災リュックに入れて備えておくことができます。今年1月~8月の寄付件数は前年同期比で12倍以上に増加し、8月単月の寄付件数も前年同月比で23倍に増加しており、猛暑の中でも寄付者が今後の備えを意識してお礼品選びをしていることがうかがえます。

レビュー・口コミ
昨今、地震だけではなく大雨や大雪など予期せぬ災害が身近に感じられます。車内に一つ置きました。使わない事が一番ですがいつ起きるか分からない災害に備えるために必要だと感じます。
SunSoaker(サンソーカー) 携帯充電用 太陽電池シートA4-3Fタイプ[熊本県南関町]寄付金額:22,000円
軽量でA4サイズに小さく畳むことができ、コンセントがない場所でもUSBポートを使用して
スマートフォンや充電池などへの充電ができる、フレキシブルな太陽電池シートです。
キャンプなどのアウトドアだけでなく、防災グッズとしても活用できます。
今年1月~8月の寄付件数は前年同期比で約7倍に増加し、8月単月の寄付件数は前年同月比で約16倍に増加しました。お礼品のレビューでは「まだ使用してないのですが、災害グッズとして使っていこうと思います」といった声が寄せられ、災害時の備えとしてお礼品を選んだことがうかがえます。

レビュー・口コミ
注文してからすぐに届けていただけました。災害時これがあればとても安心できます。コンパクトですので保管するにも場所をとりません。
TOPIC3 ふるさと納税を通じて地域を支援「イミ消費」の動きが高まる
2024年のふるさと納税では“寄付がどう活用されるか”を考え、寄付を実行する「イミ消費」(※3)
の傾向がうかがえます。

災害発生時、ふるさと納税を活用して被災自治体の支援ができる「災害支援寄付サイト」では、1月に発生した能登半島地震や、9月に発生した台風10号など、2024年に発生した7つの災害に対してお礼品を伴わない寄付を受け付けており、合計で17億円以上(※4)の支援が集まっています。

お礼品を伴わない寄付だけではなく、被災地のお礼品提供事業者への支援につながるお礼品を選ぶ動きも見られており、該当お礼品のレビュー欄には復興を願う声や活動を応援する声が届いています。

※3 イミ消費:商品・サービスを購入するとき、その商品が付帯的に持っている“社会的・文化的な価値”に共感し選択する消費行動のこと
※4 2024年11月6日 午前9時時点
<イミ消費お礼品例>
奥能登味噌 900g×2個入り[石川県能登町]寄付金額:6,000円
創業からおよそ70年の老舗商店が作るこだわりの味噌です。今年1月~6月の寄付件数は前年同期比で28倍に増加しており、レビューにはお礼品提供事業者や地域への応援の声が多数届いています。

レビュー・口コミ
・大変な中で送っていただいた味噌。能登の事を思いながらいただいています。まだまだ復興途上でこれから寒さもあって大変だと思いますが、家族全員で能登、石川県を応援しています。
・震災の復興応援に寄付しました。とてもおいしかったです。1日でも早い復興を願っています。
【お刺身にピッタリ!】奥能登・輪島の漁師が愛用するサクラ醤油 こいくち 1L×6本[石川県輪島市]寄付金額:15,000円
今年1月に発生した能登半島地震の影響で醤油蔵が全壊し、数か月間の営業停止を余儀なくされましたが、県内・県外の醸造所の協力により販売を再開。さとふるでは6月に寄付受け付けを再開し、6月~10月の寄付件数は前年同期比で10倍以上に増加(※)しました。
※2023年6月1日~10月31日と2024年6月1日~10月27日を比較

レビュー・口コミ
・災害復旧に少しでも役に立っておいしくいただけたら、と思って選ばせてもらいました。
・刺身が好きなのと、石川県を応援したい気持ちで選びました。とてもおいしくて、刺身によく合います。おすすめです!
■猛暑で影響を受けたお礼品提供事業者を応援する「さとふる」の取り組み近年の「地球沸騰化」により、農作物の不作や生乳の不足、海洋環境の変化による不漁や過剰な豊作など、さまざまな食材が影響を受けています。そんな猛暑の影響を受ける事業者の応援を目的として、2024年9月に「ふるさとおー縁日」を開催しました。

会場では、猛暑によって品質や生産量に影響を受けた農作物を使用した屋台グルメのほか、猛暑の影響を受けて支援を必要としている、各都道府県から集まった事業者のお礼品を販売しました。
TOPIC4 年末の期限に追われず、翌年以降にお礼品を受け取れる「さとふるのあとから選べるお礼品」
「さとふるのあとから選べるお礼品」は2024年4月17日に開始した新サービスで、対象の自治体に寄付すると受け取ることができる「お礼品交換チケット」を、寄付した自治体が対象としているお礼品に交換できます。
寄付者は専用サイトを通じて、自身の好きなタイミングで「お礼品交換チケット」をお礼品に交換できるため、お礼品の受け取り時期が重なって保管場所に困るということがなくなります。また、寄付受け付けの締め切り直前に急いでお礼品を選ぶ必要もありません。
さらに、同じ自治体へ寄付して受け取った「お礼品交換チケット」は、年をまたいで積み立ててお礼品に交換できるため、1年分の控除上限額を超える寄付額のお礼品を受け取ることができます。

11月7日時点の導入自治体数は276自治体、交換お礼品点数は25万件以上で、利用した寄付者からは「後からゆっくり選べるので、期限を気にすることなく使用できて便利」「選べるライナップも幅広いのでとても気楽に頼めた」などの声が届いています。

サービス紹介ページURL:
■年末こそ活用したい「さとふるのあとから選べるお礼品」の便利ポイント
▶年末の期限に追われず翌年以降にゆっくりお礼品を選べる!
その年のふるさと納税の申込み期限は12月31日のため、年末に寄付が増加する傾向にあります。
しかし、年末の忙しいタイミングではお礼品をゆっくり選ぶ時間がない、欲しいお礼品がすでに選べなくなってしまっているということもあるようです。「さとふるのあとから選べるお礼品」であれば、年内に寄付したい自治体を選んで「お礼品交換チケット」を受け取っておけば、翌年以降にお礼品をゆっくり選ぶことができます。

▶お礼品の保管場所問題も解消!
年末に急いで寄付した結果、お礼品の届く時期が集中して冷凍庫がパンパンになってしまうなど、お礼品の保管場所に困ってしまうという声も聞かれます。
「さとふるのあとから選べるお礼品」であれば1年中好きなタイミングでお礼品を選ぶことができるので、お礼品の届く時期をずらして受け取ることができます。

▶チケットを合算して使用することで、高額なお礼品との交換も可能!
「年末に魅力的なお礼品を見つけたけど、今年利用できる控除上限額では足りない」という場面でも「さとふるのあとから選べるお礼品」を活用すれば、同じ自治体に翌年も寄付して「お礼品交換チケット」を受け取り、前年分のチケットと合算して高額なお礼品に交換することも可能です。
■株式会社さとふるについて
株式会社さとふるは、ふるさと納税(自治体への寄付)を通して地域活性化を推進しています。「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」をコンセプトに、寄付者向けに「さとふる」で寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申込み、寄付金の支払いなどができるサービスを提供しています。自治体向けには寄付の募集や申込み受け付け、寄付金の収納、お礼品の在庫管理や配送など、ふるさと納税の運営に必要な業務を一括代行するサービスを提供しています。また、ふるさと納税を活用した地域活性化の取り組みを掲載する、地域情報サイト「
」を運営しています。

以上

● この報道発表資料に記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
● この報道発表資料に記載されている内容、製品、仕様、問い合わせ先およびその他の情報は、発表日時点のものです。これらの情報は予告なしに変更される場合があります。

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