京都府福知山市
鬼だけじゃない、奥深い福知山の魅力を一つの返礼品に詰め込んでお届け 準備に奔走する「鬼くん」の舞台裏を収めたショート動画も制作中!2024年10月28日(月)より
京都府福知山市は、全国的にふるさと納税の在り方が見直される昨今、本当の意味でその土地・ふるさとの“ファン”になっていただけるよう、「文化体感型ふるさと納税」として新しい返礼品「鬼から届く福知山の福袋」の開発を進めており、2024年10月28日(月)より受付を開始いたします。
福知山市はこれまでも、鬼もヒトもみんなでワクワク、楽しみながらまちを盛り上げていくプロジェクト『ONIversal city project』に取り組むなど、まちのアイコンである“鬼”とともにまちの魅力を発信してまいりました。本年度は、福知山自慢の産品を通してその風土と文化を楽しんでいただけるよう、福知山の鬼が全国へ福をお届けします。
史上初、「鬼」から届く「福」袋は、今後も鬼とともに制作をすすめ、パッケージデザインなど順次公開予定です。
福袋の中身を紹介する福知山市イメージキャラクター酒呑童子
鬼から届く福知山の福袋のロゴマーク
文化体感型ふるさと納税とは
様々な地域でその土地の自慢の食や工芸品など魅力的な返礼品がひしめき合い、今や好きなものを「お取り寄せ」する感覚で楽しまれているふるさと納税。福知山市においても、市内の様々な企業や店舗の皆さんが魅力的な返礼品を出品されております。
今回福知山市から提案する「文化体感型ふるさと納税」は、魅力的な返礼品を皆様の元にお届けして終わりではなく、食体験とともに福知山市のまちの文化や風土に触れ、親しみ、ゆくゆくはまちに訪れるきっかけとなるような返礼品を目指します。
▼触れる
可愛らしいイラストとともに、福知山の食・産業など魅力がぎゅっとつまった返礼品をお試しいただく
▼親しむ
「鬼文化」について誰でも気軽に知ることができる絵本の読み聞かせ動画コンテンツを用意
▼訪れる
「日本の鬼の交流博物館」の招待券など、親しんでいただいた文化を実際に現地でふれていただく機会に
福知山市の新返礼品「鬼から届く福知山の福袋」開発ストーリー
福知山市は、最強の鬼・酒吞童子など3つの鬼伝説を有する「鬼の聖地」大江山、成田亨さん制作の鬼モニュメント、世界一巨大な鬼瓦がある日本の鬼の交流博物館、また市のイメージキャラクター「酒吞童子」など、まさに鬼づくしのまちです。そのため、多くの地域で恐れられる“鬼”を親しむ、少し変わった文化が根付いています。
キービジュアルについて
福知山市在住のイラストレーターであり、昨年度の『ONIversal city project』のキービジュアルを手掛けていただいた滝町昌寛さんに、今回の鬼福袋のキービジュアルイラストも制作いただきました。滝町さんならではのユーモア溢れるタッチで、鬼が全国の皆さんへ「福」をお届けしようと颯爽と駆けだしている様子が描かれています。この可愛らしいイラストは、皆様の元に「鬼から届く福知山の福袋」が届いたときに喜んでいただけるよう、配送ボックスのデザインにも活用され、また同封されているトートバックにもプリントされます。
■滝町昌寛さん プロフィール
福知山市大江町在住。1969年京都市生まれ。嵯峨美術短期大学卒業。卒業後、友禅染の職人に弟子入り。並行して水墨画教室に通う。その後、バックパッカーとして世界を旅したのち、東京の表参道でマッチの路上販売を始める。
現在は地域の特徴や特産などをテーマにイラスト化するご当地マッチの販売をメインに、Tシャツや陶器などのプロダクト製品の制作や、伊豆大島のガイドマップへのイラスト提供、ワークショップの実施など、多岐にわたる活動を行っている。
「鬼から届く福知山の福袋」開発の舞台裏に迫る!オリジナルショートムービーも制作中
「福知山市ふるさと納税応援隊長」に就任した鬼くん。
どうしたら盛り上げていけるか悩んでいるところに、日本の鬼の交流博物館の館長から鶴の一声が。「福知山の魅力をいっぱい詰めた福袋はどう?」というアイデアに、鬼くんはひらめきます。
動画はアイデア発案に悩む制作舞台裏編と、市内の店舗との商談編の2本仕立ての構成です。今後、福知山市の各公式SNSにて公開を予定しております。
「鬼から届く福知山の福袋」概要
今回福知山市と鬼が提案する「鬼から届く福知山の福袋」は「文化体感型ふるさと納税」。ただその土地の産品を「取り寄せる」のではなく、地元の風土や文化そのものに触れ、まさにふるさとのように親しみ、ゆくゆくは現地に訪れてほしい。そんな願いを込めて、福知山市がもつ様々な産品とともに、福知山市固有の「鬼文化」を体感いただけます。鬼から届く福袋として、皆様がクスッと笑えるような仕掛けや、お子様とも一緒に楽しんでいただけるコンテンツも同封しております。
写真はイメージ
<「鬼から届く福知山の福袋」内容>
■鬼からのおてがみ
■『節分で追い出された鬼はどこへ行く?』絵本読み聞かせ動画視聴カード
■「日本の鬼の交流博物館」無料招待券
■鬼トートバック
■赤鬼ほうじ茶/山城屋茶舗
■おにさんこちら/大江作業所
■鬼饅頭/新治製菓舗
■和栗のケーキ/足立音衛門
■はんなり京甘納豆(丹波黒)/丹波黒総本舗 中村屋
■季節のコーヒー/MEETS GOOD COFFEE
■スコッティカシミヤ/日本製紙クレシア
■京丹波あじわい鶏 サラダチキン/三栄ブロイラー販売株式会社 ほか1点
<納税金額>33,000円
<ふるさと納税サイト>
ふるさとチョイス:
鬼のまち、ふくちやま
■「鬼の聖地」大江山に伝わる最強の鬼・酒呑童子の伝説
左上:大江山の雲海 右上:鬼像 下:「酒呑童子絵巻」日本の鬼の交流博物館所蔵
福知山市にある大江山には、平安時代中期の武将「源頼光(みなもと よりみつ/らいこう)」が、「頼光四天王」と呼ばれる屈強な家臣らを従え丹波国大江山へ向かい、酒吞童子(しゅてんどうじ)率いる鬼の一味を討伐(鬼退治)するという伝説が伝わっています。大江山は2007年に「丹後天橋立大江山国定公園」に指定。毎秋、酒呑童子伝説と大江山をテーマとした「大江山酒呑童子祭り」が開催されています。
■昭和から令和まで、市としての「鬼のまちづくり」の取り組み
左上:鬼タク特別仕様車 左下:市役所大江支所の様子 右:「鬼伝説のまち、福知山」ポスター
昭和以降、大江山の鬼伝説がまちおこしに使われるようになりました。大江駅前では72体の鬼瓦がお出迎えし、大江山までの道中には13体の鬼像が佇んでいるなど、様々な場所に自然と鬼が共生しています。
令和に入っても、福知山市は鬼伝説をモチーフにしたPR動画やポスター、鬼ラッピングのタクシーなど、様々な鬼コンテンツを企画してきました。コロナ禍では「鬼鬼の日」の市役所大江支所職員や地域で働く人々の鬼のコスプレ姿が一躍話題に。“鬼のまち”をポップに楽しくアピールしようと、すすんで鬼マスクや角を装着し、そのシュールな姿にメディアの注目を集めることとなりました。
■「鬼の聖地」大江山にある神社の節分祭
左:大原神社 右:元伊勢内宮 ONIversal city projectキービジュアルより
大江山のふもとにある「元伊勢内宮皇大神社」の節分祭では、豆まきを行い、人に災いをもたらす三鬼(病鬼・陰鬼・貧鬼)を神前に追い込み、お祓いをして病鬼を元気に、陰鬼を陽気、貧鬼を富貴のお多福に変身させます。
■「鬼は内、福は外」?!まだまだある「鬼のまち」ならではの節分祭
大江山以外の地域にもユニークな鬼文化が残ります。福知山市三和地域の「大原神社」の節分祭のかけ声は「鬼は内、福は外」。巷にある悪いものを神社で清めたうえで(=鬼は内)、村に福をお返しする(=福は外)一風変わった節分祭。鬼がお多福に変わる演出は地元の有志により演じられ、今もなお地元のひとたちに愛されている恒例行事です。
いろんな福を感じられるまち 京都府福知山市のふるさと納税
▶個性豊かな返礼品の数々で、福知山の魅力を発信しています
福知山市では、“スイーツのまち福知山”自慢のスイーツや、“肉のまち福知山”らしさが伝わる肉グルメ、丹波くりや丹波黒大豆、ぬくもりが伝わる木工品などの森の恵みや、海へつながる由良川水系がもたらす川や海の恵みなど、事業者の皆さんのご協力のもと、福知山ならではの返礼品を取り揃えています。
個性豊かな数々の返礼品から福知山の多面的な魅力を感じていただき、福知山のファンになっていただければ幸いです。ほどよく街でほどよく田舎な福知山の、いろんな“福”を感じてください。
▶寄附金の使い道は以下の7通りからお選びいただけます
福知山市へいただいたふるさと納税寄附金は、以下の事業に役立てます。
1.教育、スポーツ及び文化・芸術の振興に関する事業
2.自然環境の保全、自然災害の防止などに関する事業
3.健康や福祉などの充実に関する事業
4.地域産業や観光の振興に関する事業
5.福知山公立大学の教育研究環境の整備や地域課題の解決等に向けた研究活動、学生への奨学金事業
6.私立高校3校(福知山成美高等学校、福知山淑徳高等学校、京都共栄学園高等学校)の教育環境の充実
7.その他、市長が認める事業
▶寄附金はこのように活用しています
令和5年度には、福知山の鬼文化を全国に発信する「ONIversal city project」や「まちをよくしよう」と挑戦する人“変化人”を応援するシティプロモーション「福知山の変」の取り組み、ICTを活用した有害鳥獣対策事業、子どもたちのスポーツ機会の格差解消のため、プロスポーツ選手を招いたスポーツ教室を定期的に開催する事業、子育て支援拠点「りとるハピネス」の整備などにふるさと納税寄附金を活用しました。