終末期の母を「死なさずにすんだ」息子の冷静判断

2024.10.20 11:30
「最期はこう過ごしたい」という希望が独り歩きし、“よりよく生きるために必要”な治療を受ける機会を逃すケースがある――。もしものときに望む医療やケアについて、本人の希望が最優先されるあまり、医療現場や家族の間で混乱が起きる場面が見られる。

これまで1000人を超える患者を在宅で看取り、「最期は家で迎えたい」という患者の希望を在宅医として叶えてきた中村明澄医師(向日葵クリニック院長)の連載。今回は、…

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