ソーシャルギフトサービス《dōzo》が「2024年度グッドデザイン賞」を受賞!

2024.10.16 14:30
株式会社 大和
ソーシャルギフトでありながら温かみのある温度感や世界観をイラストや個性的なキャッチコピー、機能面やUXの観点からも丁寧に構築している点などが評価ポイントに
株式会社大和(長野県安曇野市、代表取締役社長 川島 豊)が展開するソーシャルギフトサービス「dōzo(どーぞ)」(以下、dōzo)は、「2024年度のグッドデザイン賞(ユニット17:システム・サービス)」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせします。
※受賞ギャラリー:
グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれてきたグッドデザイン賞において、dōzoが「システム・サービス」カテゴリーの02024年度受賞対象に選出されました。
■グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に通商産業省によって創立された「グッドデザイン商品選定制度」を(財)日本産業デザイン振興会(現在の公益財団法人日本デザイン振興会)が承継し、1998年に新たにスタートした、わが国で唯一の総合的デザイン表彰制度です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。グッドデザイン賞は、製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに贈られます。かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・表彰しています。
■グッドデザイン賞 審査員による評価コメント
もらう側がギフトを選べるギフトサービスは珍しくなくなってきたが、本サービスはギフト選びのワクワク感をオンラインでいかに再現するかを追求し、ソーシャルギフトでありながら温かみのある温度感や世界観をイラストなどビジュアル面だけでなく、個性的なキャッチコピー、そして機能面やUXの観点からも丁寧に構築している点が評価された。


《dōzo》デザインのポイント
1. 「元気しチル?」「素敵なママになるあなたへ」等、相手の顔が浮かび贈りたくなるユニークなキャッチコピー
2. 選べるギフトは5~6点。あえて数を絞ることで、「相手を想って選んでいる」という情緒面の温度感をキープ
3. テーマごとの内容をイラストで表現。音楽のジャケットのように、目で見てワクワクするギフト選び体験を提供
■デザインに込めた想い
生活や好みが多様化した今、親しい友人へのギフトでも「好みに合うかな」「喜んでくれるかな」と躊躇する瞬間が増えたと感じます。《dōzo》は、当社がメイン事業とするカタログギフトの「もらった側がギフトを選べる」という特性をカジュアルなギフトシーンに応用し、ギフトコミュニケーションをもっと自由にするために生まれました。
私たちは、本当はあらゆるものがギフトになることを知っています。しかし現実には、「贈りたい!」と直感した商品があっても、相手のことを考えすぎて不安が先立ち、無難な定番商品に着地してしまうことも多いと思います。
《dōzo》は「相手がギフトを選べる」気軽さによって、従来的な「絶対に喜ばれる定番」に縛られず、その人ならではのギフト選びを後押しします。私たちは、相手を喜ばせることに偏重したギフト文化を、贈り手も自分らしくギフトを楽しむ「自由なギフト文化」に変えていきたいと考えています。


■デザインを実現した経緯とその成果
UX設計において最も重視したのは、カタログギフト的機能を「好みを知らないから贈る」よそよそしいギフトではなく、「好みを知る友人だからこそ贈れる」距離感の近いギフトとして再定義することでした。
100種類以上あるテーマは、メッセージ性のあるもの、個人の好みをベースにしたものなど、贈り手の気持ちにフィットするように設計しており、サイトを見ながら「あの人にいいかも」と特定の相手を思い浮かべてしまう体験をビジュアル・言語・MDによって総合的にデザインしました。
特にビジュアル面では様々な個性を持つ約65名のイラストレーターとのコラボレーションにより「個性に合わせて贈る」という世界観やワクワク感を体現しています。
機能面では、誕生日当日でもオンラインで手軽に贈れる「ソーシャルギフト」と、直接渡したいシーンやパーティー景品などで使える「ギフトチケット」の2種類の贈り方を用意し、幅広いシーンに対応しました。


■デザインの特徴、競合・類似デザインとの差異について

一般的に「ギフトEC」や「ソーシャルギフトサービス」はシステムによって課題を解決するため、システマチックなUIになりがちです。
しかし《dōzo》では「ギフト選びのワクワク感をオンラインでいかに再現するか」を追求し、ソーシャルギフトでありながら温かみのある世界観を構築しています。
使いやすい機能性はもちろん重視していますが、それ以上にテーマコンセプトやキャッチコピーといった企画のユニークさを《dōzo》のコア価値として位置づけ、一つ一つの商品説明文もすべて運営メンバーがオリジナルで執筆しています。
2023昨年実施したユーザーインタビュー(3~11回の使用実績があるリピーターを対象にしたデプスインタビュー)では「文章が面白くてつい読んでしまう」「商品セレクトが尖っていて、こんなギフトあるんだ!と発見がある」といったお声をいただきました。
《dōzo》概要
《dōzo》は、もらった人が5つの選択肢からほしいものを選んで受け取れるギフトサービスです。贈り手は101種類のユニークなテーマから、相手の個性に合わせて贈ることができます。
101種類のラインナップには「結婚祝い」「出産祝い」などの定番テーマはもちろん、「サウナ」や「日本酒」、「ねこ派のあの人へ」といったユニークな内容も。贈る相手のことを思い浮かべながら、楽しくギフトをさがすことができます。
贈り方は、LINEなどのSNSで手軽に贈れる「ソーシャルギフト」と、手渡し可能な「ギフトチケット」の2パターンをご用意しています。今すぐ贈りたいならソーシャルギフト、会って渡したい・パーティーで配りたいならギフトチケットがおすすめです。
もらった人への選択肢となる5つの商品は、dōzoの専属バイヤーが「贈りたくなるもの」と「もらって嬉しいもの」を基準に厳選。
また、「ソーシャルギフトはシステマチックで味気ない」と思っている人にも楽しんでもらえるよう、68名のイラストレーターとコラボし、描き下ろしの個性豊かなイラストメッセージカードをご用意しました。
主なターゲットは、ミレニアル・Z世代を中心としたデジタルネイティブ層を想定し、「20代女性」といった年齢・性別の区分によるステレオタイプな提案ではなく、「あの人の個性」にフィットするギフトをフラットに贈れるサービスを目指しています。

■サービス概要
名称 :dōzo(どーぞ)
ターゲット :20~30代のパーソナルギフトユーザー
シーン :誕生日、シーズンギフト、結婚・出産のお祝い、お疲れ様・ありがとう等のコミュニケーションギフト
チャネル :公式サイト、取扱いのある他社店舗
テーマ数 :約100種類
商品数 :500~600点 ※1テーマに5点以上掲載
価格帯 :2,200円~33,880円 ※テーマごとに異なる
公式サイト :
Instagram :
■株式会社 大和について
商号 :株式会社大和(やまと)
本社 :〒399-8204 長野県安曇野市豊科高家1178 -11
代表者 :代表取締役社長 川島 豊
創業 :昭和15年(1940年)
事業内容 :ギフト商品の企画・製作・販売、カタログギフトの企画・制作・販売および顧客対応を含む総合運営企業HP :

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