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「FOCUS ART FAIR 2024」への展示が決定。同時に製作委員会方式による資金調達をスタート。
「Saatchi Gallery」にて開催される「FOCUS ART FAIR 2024」
このたび、松岡智子は、2024年10月にロンドンの名門ギャラリー「Saatchi Gallery」にて開催される「FOCUS ART FAIR 2024」への展示が決定いたしました。これに伴い、複数の出資者が共同でプロジェクトに資金提供し、リターンとして展示会や関連イベントへの参加や特典を享受できる仕組みである「製作委員会」方式での資金調達を実施することをお知らせいたします。
特設サイト:
■「FOCUS ART FAIR 2024」とは
イギリスロンドンにて10月10日より開催予定の「FOCUS ART FAIR 2024」に、日本の芸術家である松岡智子が選出された。「FOCUS ART FAIR 2024」は、コンテンポラリーアート分野で最も有名なギャラリーの一つであるサーチギャラリー(Duke of York's HQ, King's Rd, London)にて開催中、南北アメリカ大陸、ヨーロッパ、中近東およびアジアから参加国数は15カ国から70人以上のアーティストと世界中のギャラリーが参加している。また、サーチギャラリーでこれまでに展示を行った芸術家には、Tracey Emin、Damien Hirstなど、世界的に有名なアーティストが名を連ねている。
<展示概要>
FOCUS ART FAIR 2024
Date: 10 -13 October, 2024
Location: SAATCHI GALLERY, London, UK
Opening times:
October 10th (Thur) - 3pm - 6pm (Press & VVIP preview)
October 10th (Thur) - 6pm - 9pm (FOCUS VIP Night)
October 11th (Fri) 11am - 6pm (Public hours)
October 11th (Fri) 6pm - 9pm (FOCUS Friday Lates)
October 12th (Sat) - 11am - 6pm (Public hours)
October 13th (Sun) - 10am - 5pm (Public hours)
Website:
■松岡智子よりコメント
初めまして、「意志の具象化」をテーマに制作活動を続けてまいりました。
展示作品について
今回の展示では、「意志の具象化」というコンセプトに伴い、「仮想的な思い出」をテーマに品を展示します。自分自身が信じているもの「記憶」の曖昧さについて論じます。松岡自身が大学院時代から興味をもっている「人間を人間たらしめる意志とは何か」について作品を通して問いかけを行います。現在、自分の好み、趣味など自分の意志を形作るものすら、フィルターバブルによって、曖昧にされています。自分自身の行う「意思決定」が何によってコントロールされ、意志が自分以外のものによって最高されている曖昧さについて発表します。
また、自身の大学院時代の研究テーマである神経科学の興味から、脳が感じる美しさの最小単位について日本の庭園文化について論じる「DOKEI/憧憬 aspiration シリーズ」について新たに発表を行います。
DOKEI/憧憬 aspiration #11(12.7×17.8cm、古い観光小冊子、アクリル,、2024)
SHAKKEI/借景(30.0×30.0cm、アクリル、金箔、キャンバス、2024)
UNABARA/海原(60.0×60.0cm、アクリル、キャンバス、2024)
■「製作委員会」方式での資金調達に関しまして
資金調達の背景
近年、芸術活動を継続する上で資金面の課題が顕在化しており、多くのクリエイターが作品制作や展示を行うための資金繰りに苦慮しています。特に、国際的な舞台での展示は、制作費、輸送費、現地での活動費用など、莫大なコストがかかります。
松岡はこれまで、国内外で数々の展示を成功させてきましたが、今回のロンドン展示はその中でも特に重要なステップです。そのため、資金調達の透明性を高め、芸術とビジネスの新しい関係性を構築する一助とすべく、製作委員会方式を採用しました。
松岡のプロジェクトでは、出資者は展示会のVIPイベント参加、限定作品の提供、また展示のクレジットに名前が掲載されるといった特典を受けることができます。
今回の資金調達は、アーティストと資金の問題に対する新しい解決策の提案でもあります。芸術家が作品を発表する際に直面する資金的なハードルを乗り越えるためのモデルケースとして、製作委員会方式を広く知っていただくことを目的としています。これにより、クリエイティブな活動がより持続可能なものとなり、アーティストが経済的な制約を超えて自由に創造活動を行うための一歩としたいと考えています。
松岡智子のロンドンでの展示は、単なるアートイベントにとどまらず、アーティストとサポーターが共に新しい芸術文化を創造する場を目指します。「制作委員会方式」詳細
・募集期間:2024年10月10日(木)~2024年10月31日(木)
・返礼品について:参加レポート、ロンドンでの作品等
・ご興味のある方はこちら:contact@artomoko.com
■支援者からのコメント
しろし株式会社 CEO
Setouchi Startups 共同代表パートナー
山田 邦明氏
Setouchi Startups 共同代表パートナー山田 邦明氏
誰よりも悩み、誰よりも行動して、誰よりも本気な松岡さんと一緒のプロジェクトに乗らない理由がありませんでした。 一緒に、成功させましょ!!
ソーシャルM&AファームGOZEN 代表
布田 尚大氏
株式会社GOZEN CEO 布田 尚大氏
GOZENとしてクリエイターが主導するビジネスのファイナンスの支援をする中で、松岡さんと出会いました。 様々なファイナンスのナレッジやスキームによって、アート領域が豊かに拡張していくと信じています。 松岡さんの新しいチャレンジ、心から応援します!
海野 慧氏
海野 慧氏
松岡さんをはじめ、よりチャレンジをしたいアーティストの資金サポートとして、こういった新しい取り組みが挑戦者の皆様の次に繋がる機会になれば嬉しいです。
佐藤 洋介氏
佐藤 洋介氏
松岡さんの挑戦を兼ねてより見ていました。表現の発明や、文脈(意志)をどこまで取り込めるかや、生きとし生けるものものへの賛美をどの様な形で変換できるかの追究をぜひ行っていっていただきたいです。
■Saatchi Gallery報告会の詳細
支援者を対象とした今回の展示に向けた活動報告会を以下の通り実施いたします。この報告会では、ロンドン展示に向けた準備や、製作委員会方式のプロジェクトについて詳しく説明する予定です。
日時:10月30日(水)19:00開始
定員:20名
参加費:なし
場所:株式会社ミライズワークス Tokyo Office
住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷 5-21-12 S-FRONT代々木4F
協賛:株式会社ミライズワークス
■松岡智子について
松岡智子
松岡智子は、「意志の具象化」をテーマにした現代美術家として国内外で高く評価されている。大学院では神経科学、さらに認知症に関する創薬研究に従事。東京大学大学院修了後、コンサルティングファームを経て、スタートアップに転身。アプリ開発の試みを経て、「人間を形作る意志」に対する深い洞察を追求する道を選んだ。その探求は、日常の一瞬を超えた普遍的な人間性の表現に繋がっている。彼女の作品は、国際的な美術展やパフォーマンス、チャリティ活動を通じ、社会的意義を帯びた強烈なメッセージを放つ。
歴史的に見て、「意志」をテーマに扱った作家は少なくない。例えば、19世紀に活躍したドイツの哲学者アルトゥル・ショーペンハウアーは「意志」を宇宙の根源と捉え、絵画ではロマン主義の画家たちが人間の情熱や内的葛藤を描いた。西洋の伝統において、「意志」は個人の感情や宗教的信念と結びついて描かれ、特に人間の無力さや超越的な力に対する闘いとして表現されることが多かった。日本の美術では、「意志」はより静的な形で表現され、自然と調和する個人の在り方を象徴することが多かった。例えば、禅の精神が表す無為自然は、意志を静かに見つめるアプローチといえる。
2024年の現代において、「意志」を再び描く価値は、その存在そのものが揺らぎやすい時代背景にある。AIやデジタル技術の急速な進展により、人間の意志や主体性は再定義を迫られている。松岡はこの文脈において、個人の意志がいかにして外部の力に影響されつつも自己を保持し、具現化するかを作品を通して問いかける。その作品は、静かな力強さを持ち、人間の内なる声が時代の喧騒を越えて響く様を表現している。
彼女の「意志」の具象化は、単なる感情の表現を超え、現代社会における個人の存在意義や自己実現の可能性を深く掘り下げるものである。日本と西洋の美術において、「意志」は異なるアプローチをとるが、松岡の作品はそれらを超越し、普遍的な人間の内面の探求に根ざしている。
経歴
個展:
2022年 川越市設立100周年記念「飛び立つ雁」(川越市立美術館/埼玉)
2024年 「松岡智子展」(京王百貨店/新宿)
グループ展:
2021年 「ART Shopping in Paris」(Carrousel du Louvre/France, Paris)
2022年 「BREWERY ARTWALK 2022 FALL」(BREWERY ARTWALK/US, Los Angeles)
2023年 「コンテンポラリーアートコレクション」(大丸心斎橋/大阪)
2023年 日本外務省後援日仏現代国際美術展入選展(国立新美術館/東京)
2024年 Focus ART FAIR 2024(Saach gallery/London)
2024年 原石展(渋谷ヒカリエ、東京)
パフォーマンス:
2022年 「Kawagoe Sunrise 2022」(川越市立美術館/埼玉)
2022年 「BREWERY ARTWALK 2022 FALL」(BREWERY ARTWALK/US, Los Angeles)
2022年 「大阪エキスポフェス2022」(大阪大学箕面キャンパス/大阪)
2023年 「川崎市市制施行100周年記念」(川崎市役所/神奈川)
受賞歴:
2023年 日本外務省後援日仏現代国際美術展入選
2024年 学展入選
チャリティー:
ウクライナチャリティーオークション主催(自身の作品が最高額で落札され全額寄付)
ウクライナ大使館に作品収蔵
メディア出演:
NHK WORLD-JAPAN News「Mixing Art With Online Meetings」
フジテレビ セブンルール「コロナ禍で人生が変わった7人のルール」放映