山村浩二x小川洋子『耳に棲むもの』VRアニメーション版と小説版が同時発売!クリエイターのトークイベントも開催決定!

2024.10.10 11:33
株式会社講談社VRラボ
株式会社講談社VRラボ(本社:東京都中央区、代表取締役:石丸 健二 以下当社)が企画・制作、小川洋子原作、山村浩二監督のVRアニメーション『耳に棲むもの』(以下本作)が10月10日(木)にゲーム配信サイトSteamにて発売開始されることを発表します。さらに、VRアニメから生まれた短編小説が収録された小説版『耳に棲むもの』(講談社刊)が全国書店にて同日発売になります。

今後『耳に棲むもの』のトークイベントやVR版のセール、体験イベントなど続々行われますのでぜひ、この機会に小川洋子・山村浩二が作り上げた物語の世界をご堪能ください。


【Steamセール情報】
2024年10月10日~10月24日に以下のセールを行います
◆発売記念セール20%オフ 
講談社VRラボ バンドルセール20%オフ 2024年10月10日~10月24日
◆『耳に棲むもの』『Thank you for sharing your world』『Last Dance』がバンドルセールで20%オフになります。
【トークイベント】小川洋子×山村浩二『耳に棲むもの』刊行記念・特別対談 
~『物語』が生まれるとき~
開催日時:2024年10月17日(木)19時30分~21時00分
登壇者:小川洋子、山村浩二
場所:ジュンク堂池袋本店(同時配信、アーカイブ配信あり)
詳細情報:
【『耳に棲むもの』について】
本作は、芥川賞作家で紫綬褒章受賞の小川洋子がVR作品のために書き下ろした原作をもとに、アカデミー賞ノミネートアニメーション作家で同じく紫綬褒章受賞の山村浩二がVR映画化した、画期的かつ野心的なVRアニメ-ション作品です。独特の世界観を持つ二人の巨匠が2年半の歳月を掛けてVRというメディアでしか味わえない物語を完成させました。過去一年世界中の映画祭やイベントで上映され、三大アニメ-ション映画祭であるオタワとアヌシーでそれぞれベストVRとノミネートされるなど2023年~2024年に注目のVR作品となりました。新宿のXRイベントスペース「NEUU」にて2025年1月末まで絶賛上映中。


【あらすじ】
孤独な少年の耳に棲むものとは?そしてなぜ少年の耳に!?
その少年は、毎日土を掘っては、そこで見つけたものをクッキー缶の中に集めていた。そして少年のノートには、彼の人生と、拾い集めた物たちが発する孤独な声たちが記録されていた。そんな彼の耳の奥には、4人の音楽隊と、レース状の偕老同穴に住む2匹のエビが住んでいた。彼らは、少年が涙を流すたびに演奏とダンスをして少年を励ましてくれた。彼はお礼に、拾ったものが入ったクッキー缶を振る。そうやって少年は成長していった。成人した少年は補聴器を売るセールスマンになり、孤独な声を拾い集めることも涙を流すこともなくなっていた。ある日、彼はTVのニュースで見た、日系人強制収容所で見つかった手製の小鳥のブローチに魅了され、少年の頃を思い出し、再び孤独な声たちを拾い集める旅に出る。そこで彼が出会ったものは…?


【受賞歴】
Ottawa International Animation Festival 2023 - Best VR Awards
Annecy Film Festival 2024 - ノミネート
ADC 103rd Annual Awards - Animation Bronze Cube
Kaohsiung Film Festival XR Dreamland - ノミネート
Beijing Film Festival- ノミネート
Beyond the Frame Festival 2023 - ノミネート
Lumiere Japan Awards 2023 - Special Award
Asia Digital Art Awards Fukushima 2023 - ADAA大賞・経済産業大臣賞
Cinequest Film Festival 2024 - Cinequest Award Winner
ANIFILM 2024 - ノミネート
The Fine Arts Film Festival 2024 - ノミネート
Philadelphia Independent Film Festival - ノミネート
The 29th ifva Awards - Media Arts Category Silver Award
Collision Awards 2024 - Silver Award
AIXR 2024 - ノミネート
【作品概要】
・作品名:耳に棲むもの(英題:My Inner Ear Quartet)
・製作年:2023年
・作品尺:約35分
・ジャンル:VRアニメーション
・言語:日本語・英語
・企画・制作:株式会社講談社VRラボ
・製作:株式会社講談社

【メインスタッフ】
監督:山村浩二
原作:小川洋子
脚本:小川洋子・山村浩二
プロデューサー:石丸健二
CGディレクター:Gee Yeung
音楽 : 上野耕路
音響監督:太田昌孝

【メインキャスト(日本語/英語)】
男:岡田将生/Daman Mills
少年:川口調/Nicholas Young

【監督 山村浩二(ヤマムラコウジ)について】
『頭山』(02)が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー最高賞はじめ、6つのグランプリを受賞、長編『幾多の北』(21)がアヌシー最高賞、映画祭受賞は130を超える。紫綬褒章受章。東京藝術大学教授。
【原作者 小川洋子(オガワヨウコ)について】
1962年 岡山市生まれ 早稲田大学第一文学部文芸科卒
1988年『揚羽蝶が壊れる時』で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。
主な著書に『妊娠カレンダー』、『博士の愛した数式』、『密やかな結晶』、『ことり』、『掌に眠る舞台』などがある。最新刊はエッセイ集『からだの美』(文藝春秋社刊)
【株式会社講談社VRラボについて】
2017年10月に総合出版社の講談社と国内最大手のデジタルアニメーションスタジオであるポリゴン・ピクチュアズにより設立されたVRを中心とした新しいエンターテイメントを企画・研究するスタジオです。最新のテクノロジーを最大限生かしたコンテンツとは何か?を探求し、それを形にして世界に向けて発信して参ります。

代表取締役:石丸健二
URL:kodanshavrlab.com

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