株式会社目黒雅叙園
東京都指定有形文化財「百段階段」にて、2024年10月5日(土)から12月1日(日)まで
日本美のミュージアムホテル、ホテル雅叙園東京(所在地:東京都目黒区 / 総支配人:森木 岳明) では、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて「月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~」が2024年10月5日(土)よりスタートいたしました。12月1日までの期間限定開催の本展の見どころをレポートいたします。
2,000本以上のススキが文化財に広がるインスタレーションアート(草丘の間)
「月百姿(つきのひゃくし)」は、幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・月岡 芳年が、月にちなんださまざまな物語を描いたシリーズです。本展では、「月百姿」より、前後期に10点ずつの浮世絵を展示をするとともに、現代のアーティストによる月をモチーフにした作品を展示し、文化財建築を幻想的に彩ります。浮世絵に描かれた景色が飛び出したような空間展示や、幽玄な月アートと建築とのコラボレーションなど、今昔の月が照らし出す月景色が、深い没入感をもたらします。
■「月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~」開催概要
【期間】2024年10月5日(土)~12月1日(日)※11月5日(火)は展示替のため休館
【時間】11:00~18:00(最終入館17:30)
【会場】ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
【料金】一般 ¥1,600 / 大学・高校生 ¥1,000 / 小・中学生 ¥800(税込)
※未就学児無料、学生は要学生証呈示
【販売】ホテル雅叙園東京(一般入場券)/ 公式オンラインチケット(一般入場券、グッズ付)
【主催】ホテル雅叙園東京
【お問合せ】03-5434-3140(イベント企画 10:00~18:00)
【URL】
みどころ1.月岡 芳年が紡ぎ出した月の世界を堪能
浮世絵に使われている紙や絵具は繊細で、強い光が当たると色が褪せてしまうため展示室では暗さが必要になります。その本来の正統的な展示で、浮世絵師・月岡 芳年の晩年の連作「月百姿」より 20 点を前後期に分けてお愉しみいただきます。彫りや刷りの美しさや、大胆で迫力のある構図、しみわたる月の静けさを感じながらお過ごしください。また、作品を和紙に転写し、下から明かりを照らす展示も。日頃、美術館などで目にする浮世絵とは違った視点で愉しむ「月百姿」は、本展ならではの演出です。
演出効果により鮮やかに浮かび上がる作品
みどころ2.「月百姿」のシーンをイメージしたインスタレーション
<草丘の間>
「月百姿」には、ススキが描かれた作品も多く残されています。浮世絵に描かれた風景がそのまま飛び出してきたような空間展示が「草丘の間」に出現。展示会場を埋め尽くす2,000本以上のススキの中に、直径2mの満月が浮かび上がります。ススキたなびく草原で浮世絵のワンシーンのような写真撮影が叶います。
「月百姿」のシーンをイメージしたインスタレーション
浮世絵のワンシーンのような一枚を
<漁樵の間>
琵琶湖のほとりにある石山寺にこもり湖に映る満月を眺めていた時に構想がひらめいたと伝えられている「源氏物語」。文机でぼんやりと頬杖をつく紫式部が描かれた作品「石山月」から着想を得た空間展示は水と月をテーマにしました。素材と色彩にこだわったダイナミックな展示が絢爛豪華な漁樵の間に溶け込みます。
水をテーマにした繊細なガラス作品も(ゆきあかり 作)
ガラスの中に綴られた源氏物語(玉田 恭子 作)
みどころ3.現代の技術や感性で表現された月
現代作家による多種多様な作品が展示に華を添えています。独自の紙漉きの技法で月と地球の呼応を表現した作品や、自然の光をテーマにガラスで水面に映る満月とさざ波を表したガラス、現代の日本画家と文化財建築に描かれた日本画のコラボレーションなど、現代作家の個性が幻想的な空間をつくり出しています。五感に響く幽玄の美をお愉しみください。
独自の技法で和紙を操り月の凹凸を表現(伊藤 咲穂 作)
満月の夜に水面に映る月の光とさざ波(小島 有香子 作)
文化財建築に溶け込む月と稲妻の神秘(岩谷 晃太 作)
■ドレスコード特典のご案内
着物でご来館いただいたお客様に、ホテル内の月のアートをモチーフにしたポストカードをプレゼント。入場料の優待もございます。
【入場料】優待料金¥1,400(当日券より¥200割引)
※ほかの割引とは併用いただけません。
※当日会場受付で購入の場合のみ割引適用。オンラインでのチケット購入は対象外となります。
ポストカードイメージ
■太田記念美術館との提携割引のご案内
太田記念美術館にて同時期に開催される企画展「広重ブルー」と連携し、相互割引を実施中です。
<対象期間>
2024年10月5日(土)~12月8日(日) ※「月百姿×百段階段」は12月1日(日)まで
<料金>
・太田記念美術館「広重ブルー」
「月百姿×百段階段」チケット半券、オンラインチケット画面をご呈示ください。
【料金】一般 ¥1,000→¥900 / 大学生・高校生 ¥700→¥600(税込)
・ホテル雅叙園東京「月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~」
太田記念美術館「広重ブルー」チケット半券、年間パスポートをご呈示ください。
【料金】一般 ¥1,600→¥1,400 / 大学生・高校生 ¥1,000→¥900 / 中学生・小学生 ¥800→¥700(税込)
※ほかの割引とは併用いただけません。
※当日会場受付で購入の場合のみ割引適用。オンラインでのチケット購入は対象外となります。
■オンライン限定入場券 ※数量限定
1.グッズ付チケット[数量限定] ¥3,200(税込)
2.ギャラリートーク付チケット[日時指定][定員制] ¥2,800(税込)
3.夜間スペシャルチケット[日時指定][定員制] ¥2,500(税込)
4.複数人数チケット ペア¥3,000 / 2名 トリオ¥4,350 / 3名 カルテット¥5,600 / 4名(税込)
【URL】
■連動商品のご案内
<ガイドツアー付ランチ>※要予約
オープン前の本展をダイジェストツアー後、ホテル内の美術工芸品より、月をモチーフにしたアートを鑑賞し、中国料理「旬遊紀」へご案内いたします。特別個室「南風」でも月のアートをお愉しみいただけます。
【期間】2024年10月9日(水)~11月29日(金)※水・金曜日開催
【時間】10:10 受付 / 10:15企画展ダイジェストツアー / 11:00 月のアート鑑賞 / 11:10 中国料理「旬遊紀」特別個室「南風」見学 / 11:30 中国料理「旬遊紀」ホール席にてランチ
【料金】¥7,200(税サ込)※特典や割引の対象外となります。
【定員】20名様 / 日
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570 (レストラン総合案内 10:00~19:00)
【URL】
<着物ランチ>
着物一式のレンタルと着付、館内レストランでのランチ、本展の50%優待券をセットで用意いたしました。着物は約100種類からお選びいただけます。
【期間】2024年10月5日(土)~ 12月1日(日)
【店舗】中国料理「旬遊紀」/ 日本料理「渡風亭」/ New American Grill “KANADE TERRACE” / RISTORANTE “CANOVIANO” / CANOVIANO CAFE
【料金】¥17,000~(税サ込)
【内容】着物レンタル一式・着付・館内レストランでのランチ・企画展優待券 ※11月5日(火)は休館日
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570 (レストラン総合案内 10:00~19:00)
【URL】
<月アフタヌーンティー>
本展の開会に合わせ、月をテーマに、深まる秋をイメージしたメニューをご用意いたします。空が高く澄み渡り、美しい景色を見せてくれるこの季節、芸術と食を通して五感で愉しむ月めぐりはいかがでしょうか。
【期間】2024年10月5日(土)~11月15日(金)
【時間】15:00~17:30(L.O.)
【料金】¥6,600 / グラスシャンパーニュ付 ¥8,470(税込・サ別) / 企画展「月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~チケット付¥8,200(税サ込)※11月5日(火)は休館日
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570 (レストラン総合案内 10:00~19:00)
【URL】
<ランチセット>
本展と館内レストランでのお食事(ランチまたはアフタヌーンティー)をセットでお愉しみいただけます。
CANOVIANO CAFE 料理イメージ
【期間】2024年10月5日(土)~ 12月1日(日)※11月5日(火)は企画展休館日
【店舗】中国料理「旬遊紀」/ 日本料理「渡風亭」/ New American Grill “KANADE TERRACE”/ RISTORANTE “CANOVIANO”/ CANOVIANO CAFE
【料金】¥4,400~(税サ込)
【ご予約・お問合せ】050-3188-7570 (レストラン総合案内 10:00~19:00)
【URL】
ホテル雅叙園東京とは
90年以上の伝統を受け継ぎ、2,500点もの日本画や美術工芸品に彩られた唯一無二のミュージアムホテルです。茶室に見立てた全60室の客室は、80 平方メートル 以上のスイートルームで、スチームサウナとジェットバスを完備し、シンプルさと日本の気品ある美しさを兼ね備えています。もてなしの心を継承する日本料理や中国料理、イタリア料理など7つのレストラン、日本美の粋を尽くした和室宴会場をはじめとした23の宴会施設、そして東京都指定有形文化財「百段階段」を有しています。
また、世界80カ国、520軒を超える独立系の小規模なラグジュアリーホテルだけで構成された「Small Luxury Hotels of the World(SLH)」、および世界的なラグジュアリーツーリズム・コンソーシアム「Serandipians(R)」に加盟しています。
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