CLAS
~2023年のEC化率は、BtoCで0.25%伸張、BtoBで2.5%伸張と前年より増加傾向~
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循環型の家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS(クラス)」を運営する、持たない、捨てない社会をつくる株式会社クラス(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:久保 裕丈、以下「クラス」)は、経済産業省が2024年9月25日に発表した電子商取引に関する市場調査発表に先駆け、2024年8月に株式会社カウシェ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:門奈 剣平、以下「カウシェ」)および株式会社ACROVE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 俊亮、以下「ACROVE」)の3社合同で、メディアの方を対象とした「2024年ECに関連する消費者の購買行動変化」説明会を実施したことをお知らせいたします。
開催の背景
例年、経済産業省は「電子商取引に関する市場調査」を実施し、日本の電子商取引市場の実態等について調査結果を発表しています。2024年9月25日には、コロナ収束後である2023年の市場規模およびEC化率が発表され、BtoC-ECで9.38%(前年比0.25%増)、BtoB-ECで40.0%(前年比2.5%増)と増加傾向にあり、商取引の電子化が引き続き進展していることがわかりました。
物販系分野ECの市場規模の内訳をみると、「食品、飲料、酒類」、「生活家電・AV機器・PC・周辺機器等」、「衣類・服装雑貨等」、「生活雑貨、家具、インテリア」の割合が大きく、これらのカテゴリー全てにおいて2兆円を超過する規模となっております(※1)。
(※1)出典:経済産業省ニュースリリース「
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このような状況下、家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS(クラス)」を運営するクラス、お買い物アプリ「カウシェ」を運営するカウシェ、データとEC人材で事業社と譲受ブランドの価値向上を支援するACROVEの3社は、各社からみたECに関する消費者動向の知見を共有する場として、2024年8月20日に「2024年ECに関連する消費者の購買行動変化」についてのメディア向け説明会を実施いたしました。
当日は、コマース領域に特化したVCファンドであるNew Commerce Ventures株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松山 馨太・大久保 洸平、以下「NCV」)から大久保洸平氏に参加いただき、「2024年注目トレンド5選」を発表、生成AIの実用化やソーシャルコマースの拡大といった新しい傾向を発表しました。
その後、カウシェから「世界で広がりつつある新しいECの形」として、今までのECの主流である「欲しい商品を検索して購入する」といった「検索型の購買行動」から、「ECを眺める間に商品と偶発的に出会い購入する」という「発見型の購買行動」の現れを海外の事例とともに発表。
クラスからは「従来の売り切り型ECとレンタル・サブスクECの相違点」として、一般的には売り切り型ECが当たり前の中で、レンタル・サブスクECを同じ土俵に上げるための取り組み事例や、ユーザー動向と見えてきた需要、物流2024年問題への対応などを共有しました。
ACROVEからは「ECプラットフォーム動向からみる消費者行動の変化」と題して、これまでの消費者動向の振り返りと、今後のEC事業戦略において押さえておくべき消費者動向のポイントをお話いただきました。
発表後には参加者からこれからの日本のEC市場はどうなるかについてや、「楽しさ」を重視するユーザーはECにどういったものを求めるのか、といった質問が挙げられ、今後のECの発展や新しい取り組みに対する関心の高さが伺えました。
説明会登壇者紹介(登壇順)
New Commerce Ventures株式会社大久保 洸平氏
東京工業大学大学院(技術経営専攻)卒業後、ヤフー株式会社に入社。Yahoo!ショッピングにて、出店企業へのコンサル営業、サービスEC事業立上げ、広告企画の業務に従事。またCSO(Chief Strategy Officer)室にて調査業務も担当。
2017年よりYJキャピタル(現Z Venture Capital)に参画。コマース領域を中心としたスタートアップ支援に注力。2022年よりコマース領域特化のVCファンドNew Commerce Venturesを設立。
株式会社カウシェ山田 悠太郎氏 (取締役 兼 執行役員)
東工大大学院MOT修了。2012年にドリームインキュベータに新卒で入社、戦略コンサル・買収企業のバリューアップに従事。その後スタートアップ業界へ転身。AnyPayにてブロックチェーン事業立ち上げ、ツクルバにて執行役員として事業開発、事業責任者を歴任しGMV100億円の事業成長を牽引。2023年8月より当社に参画、同年10月取締役兼執行役員に就任。
株式会社クラス住原 康介(EC事業本部 ゼネラルマネージャー)
家具・インテリア雑貨を扱うEC、ECサイト運用代行会社、北欧家具セレクトショップのEC事業責任者、ホテルや旅館の運営・プロデュースを行う企業にて、Webデザイン、オンラインストアのUI/UXデザイン、ECサイトデザイン統括、ブランディング、クリエイティブ、Webマーケティングなど、多岐にわたる業務を経験した後、株式会社クラスに参画。ブランドパーソナリティ策定、サイトリニューアル、サービス改定などを牽引する。2024年6月、EC事業本部ゼネラルマネージャーに就任。
株式会社ACROVE岡野 友哉氏(CX事業本部サービス開発ユニット マネージャー)
2016年新卒でシステム構築会社に入社しSIerとして従事。2020年にコンサルティング会社で金融、ヘルスケア領域のサービス開発、データ活用による業務改善支援を経て2022年にACROVEに入社。EC事業者様の売上最大化に向けた支援事業を行うCX事業部にてモールマーケティング、独自BIツールACROVE FORCEの開発に従事。2024年よりサービス開発ユニットのマネージャーとして、リード獲得に向けたBtoBマーケティング及び、新サービスの開発と構築に従事し、現在に至る。
今後もクラスは、「自分らしさ」と「所有しない軽やかな暮らし」を両立し、レンタル・サブスクだからこそ実現できる循環型のより良い社会づくりを目指してまいります。
家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS」について
「CLAS(クラス)」は、家具や家電をはじめとするインテリアが1点から月額制でレンタルできるサブスクリプションサービスです。
ライフスタイルに合わせて、必要なときに必要なものをレンタル、不要になったら返却することで、自由で手軽に気になる家具や家電の利用ができます。商品を「利用→返却→リペア・クリーニング→次の方へ」と循環させる、サステナブルな「所有しない利用」を推進し、誰もが自由で軽やかに、自分らしく生きることができる社会の実現を目指しています。
株式会社クラスについて
「“暮らす”を自由に、軽やかに」をビジョンに、ライフスタイルや環境の変化に合わせて、いつでも自由で最適な商品を利用することで、空間的・時間的価値を向上するため、個人・法人向けにサービス展開しています。
・循環型の家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS」:
・ビジネスに特化した法人向けサービス「CLAS BUSINESS」:
・オフィスづくりのすべての業務を代行「CLASオフィスコンシェルジュ」:
・レンタル家具で理想的な住空間を演出「CLASホームステージング」:
利用後に返却された商品は、リペア(修繕)・クリーニングを施して次の方へ再レンタルし、廃棄を回避。大量生産・大量消費の生活様式を見直した「所有しない利用」を促進して、資源を循環する「サーキュラーエコノミー」に貢献し、持続可能な「持たない、捨てない社会」の実現を目指します。
ECサイト対象エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県(※)
※大阪府・京都府・兵庫県は一部地域を除く。今後拡大予定。
※一部離島などの地域を除き、法人向けは日本全国対応。
■ 会社概要
会社名:株式会社クラス
所在地:本社 東京都目黒区青葉台4-6-6 青葉台スタジオ2F
京都オフィス 京都府京都市下京区中堂寺栗田町93「KRP BIZ NEXT」内
代表者:代表取締役社長 久保 裕丈
設立 :2018年4月24日
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