左目が義眼、右目も見えなくなることを宣告された義眼のモデル/和太鼓奏者の富田安紀子(とみだあきこ)が、夢であるパリコレに、目が見えている内に出演したいと、SDGsモデルの星咲英玲奈（ほしざきえれな）のサポートを得ながら、本年9月28日、史上初、重度視覚障がい者のパリコレ出演を実現するプロジェクト
幼いころは皆さんと同じように、普通に⽬が⾒えていました。⼩学2年⽣で視⼒に症状が出始め、⼩学5年⽣の時には両⽬がほとんど⾒えず、学校内を⼿探りで進み、給⾷では⾷べ物を指先で探りながら⾷べる⽣活になりました。 ⼩学⽣時代は激しいイジメをうけました。⾜をひっかけられたり、プールに沈められたり、⾏事で私と組むときは罰ゲーム扱い、、、、私なんか⽣きている意味がない と、包丁をお腹に刺して⾃殺しようとした過去もあります。これまでの経験や義眼との出会いなどについては、街録チャンネルに公開されていますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
視⼒低下の原因がわからず病院を転々とし、”ぶどう膜炎”と⾔う病気が発覚。左⽬は完全に失明し、⾒えない⽬をはばかってうつむき加減で過ごす⼈⽣。右⽬は、3ヶ⽉ごとに⼿術を重ねながら⾒える状態を保っていますが、いずれ⾒えなくなる と宣告されています。26歳の時に⺟の勧めで義眼を使うことになりました。義眼をつける= 2度と視⼒が回復しないと宣告されたようで⾟かったものの、義眼との出会いで⼈前で⾃信を持って笑える⽣活になったのです。
左目の義眼は定期的にメンテナンスと更新がある
義眼を⼊れたことにより、⾃分に⾃信がつき、始まったモデルのお仕事。左⽬を隠して暗い気持ちで⽣活してきた私にとっては、信じられないような展開でした。
そして、周囲の勧めもあって、まさかのミスコンテストにもチャレンジすることになったのです。
ランウェイの練習は、⾄難の業で、⽚⽬が⾒えないと距離感が掴めず、まっすぐ歩こうとしても曲がってしまうのです。両眼を閉じて、体のバランスに全集中して、何度も転びながらの特訓を続けました。18センチと⾔う⾼いヒールにもチャレンジし、ついに歩けるようになったことは⼤きな⾃信になりました。それでも、かろうじて⾒えている右⽬も、⼈⼯のレンズのため瞳孔が固定されてしまっていて、強い光が当たるステージでは全てが真っ⽩に⾒えてしまいます。同じように暗い場所も光が⾜りなくて暗闇になってしまいま す。またレッドカーペットは段差が⾒えづらく、質感も変わり、とてもつまずきやすいため、何度も場当たりを⾏って、⽬を閉じて声を出して⾳の響きを確認し、⾃分の⽴ち位置がずれていないか確認することで何とかクリアしていますが、必要に迫られて周囲に肩を借りて歩きながらの練習です。
そんな私の姿に響くものがあったのか、万全の準備で挑んだ、2つの⼤会で、準グランプリをいただくことができました。
Miss Viviana Japan 2024 準グランプリ
ミスオリエンタル日本大会2023 準グランプリ
そして私のチャレンジは⽇本だけにとどまりません。 ご縁がつながり、なんと夢だったパリコレに出場できることになりました。もちろん不安もありますが、堂々とランウェイを歩き、今まで⽀えてくださった⽅への感謝と、今なにかの壁にぶつかっている⽅々に、エールを送りたいと出場を決意しました。ランウェイでの私の相棒は和太⿎です。
4歳から始めた和太⿎では「⼭代流」の師範資格を持ち、数々のステージやパラリンピック開会式のパフォーマンス出演⽬が⾒えなくても、⽿が聞こえなくても、⾔語が違っても、太⿎の振動は体で伝わります。「視覚障がいだから」と挑戦を諦めないことで、必ず成⻑できること。本来秘めている光を放つことができること。そんな想いを、ランウェイでの⾃分の姿を通じて伝えていきたいです！ 左⽬は⼼の瞳で。右⽬は⾃分の⽬で。⼀⽣分の最⾼の景⾊を⾒て、更に⼤きく皆様のために⽻ばたきたいです！どうか応援よろしくお願い致します。
今回、パリコレに出場するきっかけは、星咲英玲奈さんとの出会いでした。
左が星咲英玲奈さん
とっても美しくて、笑いのネタやものまねも本格的過ぎて、それでいていつでもたくさんの⼈の幸せを考えている、愛の溢れる⼥性です。 当⽇は、星咲英玲奈さんに⽬のサポートをしていただきながら、2⼈でランウェイを歩きます。私の⾔葉では、英玲奈さんのことを表現しきれないので、本⼈の挨拶をのせますね！！
【重度視覚障がい者として日本史上初めてパリコレの舞台に立つことを目指します】
会場は、ヒルトン・パリス・オペラ。現地時間2024年9⽉28⽇17時以降スタートで実施予定です。円安の影響で渡航費、滞在費がかさんでいることや、⽇本での⾐装制作費などに総額320万円がかかる予定です。
みなさんと⼀緒にパリへ。がこのプロジェクトの合⾔葉。
⼀緒に、この前例の無い挑戦を追いかける仲間になってくれませんか？
ヒルトン・パリス・オペラの美しい建物【史上初の取り組みの意義を、国連（NY）とユネスコ（Paris)】に報告、世界に発信します】
私のチャレンジにをパリコレにつなげてくださった、プロジェクトの支援者であり国連のSDGsを音楽や舞台、映画などのエンターテイメントで推進するマック大久保さんが、9月18日の国連週間に、ニューヨーク国連本部でのイベントで、今回のプロジェクトを報告して、国連Webで世界配信につなげてくださることになりました！
もう、このチャレンジ、私の想像を超えていますが、さらに本番前後には、パリのユネスコ本部に訪問して、世界的な意義を直接報告できるように調整してくださっているとのこと！とっても緊張します！！
国連本部／ユネスコ本部【世界中のブランドがユニバーサル・ランウェイを取り入れる未来を目指します】
障がいがあってもなくても、ともに輝き、命の素晴らしさ、その個性を表現するランウェイがしたいと思っています。衣装を表現しながらモデルウォーキングをして終わりではなくて、私の人生の相棒である和太鼓の演奏も取り入れます！
障がいの有無、人種、性別の垣根越えた『ユニバーサル・ランウェイ』として、パリコレの舞台で義眼モデルの私、そしてSDGsモデル英玲奈さんの全力をぶつけます。なんと今回、日本のデザインチームとコラボで、オートクチュール衣装の製作が進んでいます。発表が待ち遠しいです！！
▶パリコレ出場確定！！
今年３月に『ダウン症モデル菜桜ちゃん』のパリコレ出場を叶えて、国際的な話題になったチャレンジをプロデュースした"JAPAN TIARAの髙森雄登さん"、国連のSDGsを音楽や舞台、ファッションなどで推進する"Music for SDGsのオーガナイザーMac大久保さん"から、世界４大コレクションの発表を行い、パリコレランウェイを主催するサミーナ・ムガールさんを紹介して頂き、『この2人の出演は、国際的で歴史的なSDGsランウェイになる』と評価下さり、最強タッグでパリコレ出演の夢が叶うことになりました！！！
現在、渡航に向けて、各関係者の方に確認しながら着々と手配を進めています！！
『Fashion week online』 カレンダー掲載
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▶衣装の準備について
ELENA（エレーナ）
日本から世界に発信する、新しい時代と感性、身にまとうものへの好奇心を形にするブランド。ブランドを思考・デザインするのは、星咲英玲奈と髙森雄登のユニット。
障がいのある方たちの、国際的なチャレンジの中で継続的に披露していくことで、国際的なチャレンジに関するシンボル的な衣装を目指したいと考えています。
今回は、日本の伝統織物の中でも琉球デザインの織物に注目し、沖縄と本土の架け橋として活躍されている琉球文化の伝道師タカラッキー様より、沖縄うるま市の津波三味線店の美しい布地をご提供・ご協賛頂き製作を進めています。
・・・当日プレミア発表！！
JAPANTIARA(ジャパンティアラ)
日本の『ひのもと』の語源となったヒノキを素材に、欄間彫刻や漆塗りなど日本のものづくりの粋を注いだ、繊細で美しい天然素材のティアラです。1000年の命をもち、土に還すこともでき、材料の枯渇と無縁の究極のサステナブルジュエリーです。愛と平和の象徴として制作していて、作業の最大30％ほどを障がいのあるアーティストや職人が担当することで、就労支援になっています。
私、富田安紀子と星咲英玲奈さんとで、パリコレ会場などでの記念撮影した写真や、パリで二人で選ぶパリのお土産のリターン！！パリコレプロジェクトのwebページに企業名のバナー掲載、オリジナル横断幕に皆さんのお名前を手描きして皆さんの想いとともにパリコレ会場で記念撮影するリターンなど、様々なリターンを考えました！ぜひ、選んで頂けたらありがたいです！！
8月下旬 クラウドファンディングスタート
オートクチュール衣装作成
関係費用支払い、航空券・宿泊先手配
9月中旬 国連週間 国連本部イベント
重度視覚障がい者の
パリコレチャレンジについて発表
国連webにて世界配信
9月25日 パリ到着
26日 パリ UNESCO本部
日本政府代表部に表敬訪問 予定
28日 リハーサル
現地時間17時～
パリコレ・ユニバーサルランウェイ
＠HILTON PARIS OPERA
29日 サミーナのブランド撮影協力
30日 現地ロケーション撮影
クラウドファンディング終了
10月1日 パリ出発
10月中旬～リターン開始
(準備次第でリターン開始が前後する可能性あり)
