CMCリサーチ
★SOFC/SOECの開発の歴史から最新動向までを概観。さらに高効率エネルギー変換を可能とする原理,固体電解質材料や電極材料,輸送・電気化学・機械的特性から各種評価手法の実際についてまでを詳説。
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町:
)では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「固体酸化物形燃料電池/電解セル(SOFC/SOEC)の最新開発動向と評価技術」と題するセミナーを、 講師に川田 達也 氏 (東北大学大学院 環境科学研究科 先進社会環境学専攻 分散エネルギーシステム学分野 教授)をお迎えし、2024年10月17日(木)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:55,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:49,500円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
【セミナーで得られる知識】
・ 固体酸化物形燃料電池/電解セル(SOFC/SOEC)の開発動向
・ SOFC/SOECによる高効率エネルギー変換の原理
・ SOFC/SOECの電解質・電極材料の輸送特性,電気化学特性,機械的特性の基礎知識
・ SOFC/SOECの評価手法(直流分極測定,インピーダンス測定,等価回 路解析,DRT解析,拡散係数測定,機械的特性測定,セル応力評価)の実際
【セミナー対象者】
・ SOFC/SOECの開発動向を知りたい方
・ SOFC/SOECの開発に携わっている方
・ SOFC/SOECの基礎を学びたい方
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:固体酸化物形燃料電池/電解セル(SOFC/SOEC)の最新開発動向と評価技術
開催日時:2024年10月17日(木)10:30~16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:川田 達也 氏 東北大学大学院 環境科学研究科 先進社会環境学専攻 分散エネルギーシステム学分野 教授
〈セミナー趣旨〉
固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide FuelCell:SOFC)は,高効率発電技術として,家庭用・業務用システムが開発されてきたが,最近は,これを逆動作させて,再生可能エネルギーを用いたグリーン水素製造や合成燃料製造に用いる固体酸化物形電解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell:SOEC)が注目されている。本セミナーでは,SOFC/SOECの開発の歴史から最新動向までを概観するとともに,これらの技術が高効率エネルギー変換を可能にする原理について考える。さらに,そこで使われる固体電解質材料や電極材料について,輸送特性,電気化学特性,機械的特性の特徴を解説し,材料の開発・改良において必要となる各種評価手法(直流分極測定,インピーダンス測定,等価回路解析,DRT解析,拡散係数測定,機械的特性測定,セル応力評価)の実際について詳説する。
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【★見逃し配信付き】
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイトからお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細は下記ボタンよりご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. 固体酸化物形燃料電池(SOFC)と固体酸化物形電解セル(SOEC)の開発動向
1) カーボンニュートラルと電気化学エネルギー変換
2) 熱機関と燃料電池
3) 化学エネルギーと電気・熱エネルギーの変換:概要
4) SOFC/SOECの構成と形状
5) SOFCの研究・開発の歴史
6) SOFC・SOECの国内外の開発動向
7) SOFC・SOECの課題と展望
2. SOFC/SOECの発電・電解の原理
1)化学エネルギーと電気・熱エネルギーの変換:詳細
2) 電極反応に伴うエネルギーロス
3) 発電効率,電解効率
3. SOFC/SOEC材料の基礎
1) イオン伝導と拡散
2) 輸率と電解質の効率
3) プロトン導電性電解質
4) 高温ガス電極反応の考え方
5) 空気極材料の反応と設計
6) サーメット燃料極の設計
7) インターコネクト用酸化物および合金
8) SOFC/SOEC材料の熱-(電気)化学-機械特性
4. ボタンセルの電気化学評価法
1) 単セル評価の実際と注意点
2) 参照電極が検出する電位の意味
3) 交流インピーダンス測定の概要
4) 電極課程の等価回路
5) 緩和時間分布(DRT)解析
6) 単セル解析の実例:対象セル,電解質支持セル,電極支持セル
5. 実サイズのセルの発電特性と信頼性評価
1) 単セルおよびショートスタックの評価とシミュレーション
2) セル内温度分布・電流分布の評価法
3) 動作時のセルの変形と応力の発生
6. SOFC/SOECの課題と展望
1) SOFCの主な劣化要因と対策
2) SOECおよび共電解に特徴的な劣化要因
3) セル・スタックの最適設計
4) 低コスト化への課題
4)講師紹介
【講師経歴】
1986年3月 東京大学大学院 工学系研究科 化学エネルギー工学専攻 修士課程修了
1986年4月 通商産業省 工業技術院 化学技術研究所(後に改組により物質工学工業技術研究所)研究員
1995年3月 博士(工学)取得(東京大学大学院 工学系研究科)
1995年8月 東北大学 科学計測研究所(後に改組により多元物質科学研究所)助教授
2006年5月 東北大学大学院 環境科学研究科 教授 現在に至る
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇医薬品容器(滅菌バイアル)の製造における微生物汚染管理、
無菌性保証およびバリデーション
開催日時:2024年9月20日(金)13:00~17:00
※見逃し配信付
〇最新自動車EMCの測定と対策
開催日時:2024年9月20日(金)13:30~16:30
〇リチウムイオン電池の基礎と性能・安全性評価手法
開催日時:2024年9月24日(火)13:30~16:30
〇光無線給電技術の基礎,技術動向,展望
開催日時:2024年9月24日(火)10:30~16:30
〇日米欧における食品包装規制の最新動向
~ 日本のポジティブリスト制度2025年6月1日完全施行前の留意点を学ぶ ~
開催日時:2024年9月25日(水)10:30~16:30
※見逃し配信付
〇間葉系幹細胞の品質管理の考え方:再現性のあるデータを得るためのノウハウ
開催日時:2024年9月26日(木)13:30~16:30
※見逃し配信付
〇アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向
開催日時:2024年9月26日(木)13:30~16:30
〇マテリアルズインフォマティクスの中核をなす計算科学シミュレーション技術
開催日時:2024年9月27日(金)10:30~16:30
〇蒸留技術の要点とAIを活用した応用研究
開催日時:2024年9月30日(月)10:30~16:30
6)関連書籍のご案内
(1) 世界の e-メタン・グリーン水素 最新業界レポート
■ 発 行:2024年2月13日
■ 定 価:本体(冊子版) 220,000円(税込 242,000円)
本体 + CD(PDF版) 260,000円(税込 286,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・367頁
(2) 世界のe-fuel・SAF 最新業界レポート
■ 発 行:2023年9月4日発行
■ 定 価: 冊子版 180,000円(税込 198,000円)
セット(冊子 + CD(PDF)) 220,000円(税込 242,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・347頁
(3) 世界の水電解装置・構成部材 最新業界レポート
■ 発 刊:2023年7月24日
■ 定 価:冊子版 160,000円(税込 176,000円)
冊子 + CD(PDF) セット 200,000円(税込 220,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・247頁
(4) 水電解による水素製造技術
~ 各種水電解法の基本・最新技術と世界の水素政策動向
■ 発 刊:2023年6月8日
■ 監 修:森田 敬愛
■ 定 価:本体価格 (白黒) 90,000 円(税込 99,000 円)
本体 + CD セット (カラー) 120,000 円(税込 132,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
(5) メタンと二酸化炭素 ~ その触媒的化学変換技術の現状と展望 ~
■ 発 刊:2023年3月10日
■ 監 修:上田 渉
■ 定 価:本体価格 (白黒) 100,000円(税込 110,000円)
本体 + CD セット (カラー) 110,000円(税込 121,000円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・442頁
(6) カーボンニュートラルに向けた水素製造・P2Gと関連技術の最新動向
■ 発 刊:2022年12月28日
■ 監 修:古山 通久(信州大学 先鋭材料研究所 教授)
■ 定 価:本体(白黒) 60,000 円(税込 66,000 円)
本体 + CD (カラー) 90,000 円(税込 99,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・本文215頁
(7) 世界のCCUS総合分析
■ 発 行:2022年8月17日
■ 定 価:冊子版 250,000 円(税込 275,000 円)
セット(冊子 + CD) 300,000 円(税込 330,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・569頁
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