ライトの消し忘れでもないのに……なぜ? 最近のクルマの「バッテリー」が「上がりやすい」理由と対策をディーラーに聞いた

2024.08.29 13:00
この記事をまとめると
■最近のクルマのバッテリーは駐車中でもバックアップ電源が必要なので常に電力を消費している
■バッテリーが上がったら12Vの補機類用バッテリーを充電すること
■バッテリー上がりを防止するために1カ月に500km程度走ることが必要
最近のクルマは昔のクルマよりもバッテリー上がりのリスクが高い
「最近のクルマはバッテリーが上がりやすい」という話を聞くことが多い。販売店でも「古いクルマの劣化したバッテリーが上がることは昔からあったが、最近はハイブリッドを中心に、設計の新しい車種でも上がることがある」という。
  理由を尋ねると以下のように返答された。「いまのクルマにはコンピューターのECU、カーナビなどの電装品が増えており、これらは駐車中でもバックアップ電源を必要とする。そのために、昔のクルマに比べるとバッテリーが上がりやすい」。バックアップのための電力は、ハイブリッド車でも、12Vの鉛蓄電池を使った補機類用バッテリーから供給される。そして、バックアップ電源として常に5〜10Aを消費しており、バッテリー上がりの原因になるのだ。昔の車両のバッテリー上がりは、バッテリーの劣化やヘッドライトの消し忘れなどのミスによって生じたが、いまは知らない間に上がっていることがある。
  バッテリー上がりを生じたときは、どのように対処すればいいのか。この点も販売店に尋ねた。「ハイブリッド車の場合は、駆動用としてニッケル水素電池やリチウムイオン電池が使われるが、お客さまがこれに手を触れることはできない。バッテリー上がりによって車両が動かなくなったときは、ノーマルエンジン車、ハイブリッドともに、12Vの補機類用バッテリーに充電する。補機類用バッテリーに充電すると、ハイブリッドシステムの起動が可能になり、エンジンも始動して駆動用電池にも充電される」。
  バッテリーを上げない対策は何か。販売店では「バッテリー上がりの原因には、日常的な走行距離が短く、十分に充電しない間に走行を終えてしまうショートトリップが多い。バッテリーを上げないためには、1カ月に、できれば500km程度は走ってほしい」という。
  1カ月に500kmなら、1年間に換算すると6000kmだ。そこまで走らないユーザーは多く、買い物などのショートトリップにより、1カ月に200km、1年間に2400kmといった使われ方も珍しくない。そうなると、「最近のクルマはバッテリーが上がりやすい」という話にもなるのだろう。

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