食べ応え抜群！ ガツンとスタミナがつく男の簡単マッスル飯

誰しも「常にスタイリッシュでありたい」と思うもの。体型や健康管理に欠かせない、良質なたんぱく質を美味しく摂ることができるレシピを紹介します。冷蔵庫に常時ストックしてありそうな食品に、少しのアレンジを加えるだけでOK。健康的な食習慣を継続するには、短時間で作れることはもちろん、お財布に優しいのも絶対条件。ダイエットや筋トレを開始しようと目論んでいる方、始めるなら今ですよ！
豚とオクラのにんにく生姜焼きうどん

9月を目前に、ようやく暑さのピークが過ぎ去りましたね。夏から秋へと季節が切り替わるこの時期は、急な気温の変化で夏の疲れがどっと出やすく、だるさを感じたり、風邪を引く人が増えるともいわれています。そこで、今月はスタミナアップする「豚とオクラのにんにく生姜焼きうどん」をご紹介します。
豚ロース肉には、たんぱく質だけでなく、ビタミンB1も豊富に含まれています。ビタミンB1には糖質を効率よくエネルギーに変える働きがあるので、ダイエット中は敬遠しがちな麺類も罪悪感なく食べることができます。また、「疲労回復のビタミン」ともいわれていることから、この時期にぴったりの食材です。さらに、にんにくや玉ねぎに含まれているアリシンは、ビタミンBの吸収率を高めてくれるので、豚ロース肉と合わせることにより、糖質の分解や疲労回復を促す効果も。このほか、腸内環境を整えるオクラや、食欲増進効果が期待できる生姜も加え、効率よく栄養を補給して、残暑を乗り切りましょう！材料（1人分）
豚ロース 薄切り肉　100g
オクラ　5～6本（50g）
玉ねぎ　1/4個（50g)
片栗粉　小さじ1
ごま油　小さじ1
白いりごま　適宜
黒こしょう　適宜
冷凍うどん　1玉
A
生姜のすりおろし　10g
にんにくすりおろし　5g
しょう油　大さじ1
みりん　大さじ1と1/2
日本酒　大さじ2作り方（所要時間：25分）
１.オクラのガクとヘタを切り取り、斜め半分に切る。玉ねぎは5mm位の厚さに切る。

２.材料Aを混ぜ合わせる。
※生姜とにんにくはチューブでも代用できますが、生姜はすりおろした方が香りが良くなります。

３.豚ロースの薄切り肉を半分に切ってボウルに入れ、片栗粉と２.のにんにく生姜ダレ小さじ2を加えてもみ込む。
※片栗粉をもみ込むことで、柔らかく仕上がります。

４.冷凍うどんを袋の説明書に記載された方法で解凍する。

５.フライパンにごま油を引いたら強めの中火にかけ、３.の豚ロース肉を広げて入れる。焼き目がついたら返し、反対側にも軽く焼き目をつけて取り出す。

６.同じフライパンに玉ねぎを入れたら中火で炒め、残りのにんにく生姜ダレをかける。タレが煮立ったら、５.で取り出しておいた豚ロース肉とオクラを入れて炒め、タレがからんだら火を消す。

７.皿に解凍したうどんを広げ、炒めた具材を小高く盛り付ける。お好みで白いりごま、黒こしょうをふりかけたら出来上がり。

 　筋肉料理人・藤吉和男
1963年6月10日生まれ、今年61歳のゆる筋トレ歴36年、料理ブログ歴18年の調理師。居酒屋のアルバイトから料理に目覚める。身近な食材・調味料でコスパ良く絶品レシピ！をモットーに、初心者でも簡単に作れる料理レシピを紹介。定番の鶏肉だけでなく、魚・牛肉・豚肉・豆や豆腐を使った筋トレメシにも定評がある。
X（旧Twitter）/@kinnikuEdit : Marina Nakada