今年のつくばねぶたパレードを一緒に盛り上げましょう!!!コロナや価格高騰のあらゆる試練を乗り越えて、つくばの未来にねぶたを残したい!!!<ねぶたパレード開催概要>2024年8月24日(土)、8月25日(日)17:00〜20:30土浦学園線(東大通り〜西大通り間)つくばが誇る熱いまつりを未来につなげ!ねぶたパレードの開催応援プロジェクト!
< まつりつくば ねぶたパレード2024 開催概要 >
日程:8/24(土),8/25(日)
時間:17:00〜20:30
場所:土浦学園線(東大通り〜西大通り間)
アクセス:つくば駅より徒歩3分
キャンプファイヤーをご覧のみなさま、初めまして!
私たちは、茨城県つくば市でまちづくりや地域活性化のために日々熱い想いで活動している、「つくば青年会議所」のメンバーです。
「青年会議所」とは、営利を目的とせず純粋に「地域のため」「子どもたちやそこに住む人々のため」に何ができるかを考え、自ら実行していくリーダーが集まる団体です。
例えば、小学生を対象とした防災教室や、毎月開催している清掃活動など、みなさんの地域でもきっと何かご存知の活動があるのではないでしょうか。私たちつくば市で活動するメンバーも、全国の仲間とともに地域の未来を考え、持続可能な地域づくりに毎年貢献しています。
そんな活動の中で、私たちつくば青年会議所が特に力を入れ、25年間歴史を刻んできたイベントがあります。
それは、まつりつくば ねぶたパレード。
青森県の代表的なお祭りの一つ、「青森ねぶた祭」で興行するのと同じく、本場のねぶた師が製作した「ねぶた」。
その「ねぶた」が大々的に街中を練り歩く関東最大規模の祭りが、ここ茨城県つくば市で熱く、歴史を刻み続けているのです。
国のさまざまな研究機関が集まり、筑波大学の学園都市としても有名なこの「つくば市」にも、大規模なねぶたパレードがあるということ。
もしかしたら、このページを見て初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。
そもそも、つくば市で「ねぶた祭りをしよう!」となったきっかけは、つくば市が新しくできた市政である、ということが大きく関わっています。
のどかだったつくばの土地で「筑波研究学園都市」計画のための大規模な開発が始まり、周辺町村の合併を経て現在の「つくば市」になったのが昭和62年。
国の最先端の研究機関が集まったことで全国各地から研究者等施設関係者の流入が多数あり、外国人住民も多く暮らすようになったつくば市は、多様な文化が交錯することで活気が溢れ、大きく人口増加の一途を歩んできました。
しかしその一方で、地域とのつながりが薄い、新しい住民が集まる都市となったのも事実でした。
新しく越してきた当時の住民には、慣れ親しんだ“慣習”や、語れるほどつくばの土地を知ることができる“環境”もありません。
また、古くからつくば地域に住まう地元住民も、新たな仲間となったはずの住民と交流し、お互いを知る機会もあまりなかったのです。
そこで私たち、つくば青年会議所の当時のメンバーは、試行錯誤するなかで思い立ちました。
「我が街つくばに、新旧関係なく多くの住民が喜び、全国に誇れる象徴となるものをつくろう!!」
そうして立ち上がったのが、ねぶたパレードプロジェクト だったのです。
- 実際のつくばねぶた -
青森県の象徴のひとつであり、威風堂々とした勇壮な「ねぶた」を、つくば市の新たな象徴にする、というのは、つくば青年会議所の中でも類を見ないほど大変なプロジェクトでした。
限られた予算。
突き返される企画書。
地元の理解。
あらゆる困難が立ち塞がり、苦戦に苦戦を重ねました。
なにしろまず、本場青森県と同じねぶたを使うことにこだわり、本物の「ねぶた師」を説得するところから始まったのです。
「青森のねぶたをなぜ茨城で?」
きっと、このページで新しくこの祭りを知った方でも、きっとそう感じたと思います。
当時のねぶた師も、そう思ったに違いありません。
さまざまな地域から越してきた住民がいる「つくば」だからこそ、それぞれの出身地に根付いた素晴らしい文化を、一人一人が知っていました。
そしてその素晴らしい文化を持ち寄れば、他地域の特色が集まる「つくば」ならではの催しになる。なかでも、インパクトが抜群で、住民の活気をど迫力で盛り上げてくれるに違いないと、「ねぶた」を主軸にしたパレードの開催がこのプロジェクトの肝となったのでした。
当時、誘致に携わった実行委員メンバーは
「 みんなの地元の祭りをつくばに、と考えた時、まずは『ねぶた』に決まってる。そう思いました。
自分も勉強と友好のために数年、本場青森のねぶた祭りに参加させてもらいましたが、『ねぶた』の時期になると住民が強い引力で祭りに引き寄せられる。実際、当時つくばに住んでいた青年会議所の仲間も、その時期には数ヶ月、青森に帰ってしまう。そのくらい、地域の人たちが熱い想いを寄せ合える、強いパワーのある祭りはほかにないと思いました。 」
と話します。
また、
「『偽物をやるのはやめよう』と話し合いました。当然、ねぶたは本物のねぶたで、つくば市に住む青森県人会の方たちに曳いてもらう。そして、パレードで一緒に披露されたエイサーは沖縄県人会の方たちに踊ってもらうといった形で、つくばに住むそれぞれの都道府県出身者が、本物の郷土イベントにふれられる機会にしたかった。」
とも話してくれました。
こうして「つくば市に住む人々の喜ぶ顔が見たい!つくば市でどうしてもねぶたパレードを実現させたい!」という強い想いを何度も何度も説明し、礼儀を尽くした結果、ようやくねぶた師の方に、ついに納得していただくことができました。
それが平成10年。今から、26年前のことでした。
(発足当時のメンバーと、青森からお借りしたねぶた。当時のまつりつくばは、フリーマーケットのようなもので規模も小さかった。開催自体を知らない市民も多いなか、試し運行した初回の際の写真。)
こうして開催にこぎつけた「つくばねぶたパレード」は、市民を楽しませるため多くのアイディアに溢れた、全国的にも珍しい催しとなりました。
ねぶたの練り歩きとともに神輿やステージ、ついには高知のよさこい、秋田の竿燈や阿波踊りと、各地の様々な祭りが一堂に会し、訪れる人を楽しませました。
故郷を離れて暮らす人々がそれぞれふるさとに想いを寄せられるこのような祭りは、他にあまり聞いたことがありません。
-秋田の竿燈が行われた際の写真-
当初は手探りで開催していたねぶたパレードでしたが、回を経るごとに観客も増え、「まつりつくばといえば『ねぶた』!」「見たことないなんてもったいない!」といった声が聴かれるほど、つくばになくてはならない存在となるまでそれほど時間はかかりませんでした。
普段は研究所の集まる整然としたつくばの街並みを、巨大なねぶたが右へ左へ練り歩く様。
ねぶたを引く人々の熱気は凄まじく、どこかクールなつくばの街が、わっと灼熱のうねりを帯びるー。
感動。そして一体感。
新しくつくばに住むことになった方や、小さな子どもたち。
長年地域を支えてきた、古くからの住民。
みんなが顔いっぱいに笑い、思い思いに全力でねぶたを楽しんでいる眩しいほどの光景―。
このように市民に受け入れられてきたつくばねぶたパレードでしたが、例に漏れず、2020年からの感染症流行には、その興行を諦めるほかありませんでした。
あれだけ多くの人が楽しみにしてくださり、いまやつくばの特色ともなったねぶたが、逆に人々を危険に晒すかもしれないー。
この自粛期間はいつまで続くのか?
また祭りは開催される日が来るのか?
再開した時に、人々はねぶたパレードをまた受け入れてくれるのか?
続ける意味は・・・。
未知の葛藤と直面しながら、自分達の無力さに耐えた2年間でした。
そして、ようやく開催にこぎつけた2022年!
これまでにない制限は生まれたものの、待ちに待ったねぶたパレードの開催には、大変多くの曳き手(ひきて)や跳ね人(はねと) 、そして観客が集まりました。
休止期間を経ての開催であっても参加者の熱気は凄まじく、むしろ勢いを増したようにも感じます。これだけ多くの方が待ち望んでくれたことは、開催している私たちつくば青年会議所にとっても力強い励みとなり、休止で折れかけていた心を支えてくれました。
やはり、市民はねぶたパレードを待っている・・・!
感染症流行期間の終わりと共に、私たちの長い葛藤も終わりを迎え、またつくばを熱気で埋め尽くすことに全力を注ぐと誓いました。
そう確信したものの、自粛期間は祭りにさまざまな変化をもたらしていました。
生産や消費活動が止まったことによる、企業の減益。
材料費の高騰。
Webを中心とした消費活動の活発化。
これらの全国的な問題は、つくばねぶたパレードを支えてきた多くの企業や市民にも言えることでした。
私たちは参加団体から、参加料金などはいただいていません。
また、こちらから出演料をお渡しすることもしていません。
ねぶたパレードは市民の方々のための発表の場でもあるという考えから、出演に関して幅を狭めてしまう、お金のやり取りはしないことを決めているからです。
誰でも自由に参加して、発表できる。
祭事にこだわらない、つくばの中心で行うまつりだからこそ、そこは大切にしたいと考えています。
ですからこれまでつくばねぶたパレードの興行は、市内のさまざまな事業所様の協賛で成り立っているのです。
またつくば市は、数十年間の歴史を刻み、今や研究の先進都市として世界中から注目を浴びる存在となりました。
ねぶたパレードの発足当時に課題となっていた旧住民と新住民の交流の点においてもさまざまな進化を遂げ、今や課題としてあげられることはあまりありません。
ねぶたパレードを取り巻く背景は、確実に変わってきています。
しかし一方で、先輩方が築き、今やつくばの名物と言われるほどの存在となった「ねぶたパレード」は、つくばの歩みそのものと言えるのではないでしょうか。
「新たな文化の融合が、つくばの特色である」
その象徴とも言える存在が、このつくばねぶたパレードだと私たちは信じています。
私たちは、この歩みを止めることなく、市民の方が誇れる祭りを、未来に残していくべきなのではないでしょうか。
そう思えてなりません。
・まつりつくば ねぶたパレード・全国、そして世界の皆さんに、ねぶたパレードの存在を知っていただくこと
【 小ねぶたプラン (応援感謝のメールをお届け) 】
3,000 円
【 中ねぶたプラン (応援感謝のメールをお届け) 】
5,000円
【 大ねぶたプラン (応援感謝のメールをお届け) 】
10,000円
【 特大ねぶたプラン (応援感謝のメールをお届け) 】
50,000円
【 つくば産 米 3kg 】
5,000 円
【 丸柄長尺タイプ竹うちわ 】
5,000 円
【 つくばの焼菓子セット 】
8,000 円
【 高級和紙扇子 】
10,000 円
【 つくばねぶたセット(扇子+団扇+米+焼菓子) 】
25,000 円
【 ねぶた制作体験+扇子+写真 】
30,000 円
【 看板メッセージ 】
150,000 円
当時の先輩方同様、こうして近年のつくば青年会議所メンバーも、熱い熱い思いで運営に携わってきました。
みんな、平日は自分の仕事を持っています。
その就業後や週末などの時間をつかって、市内企業をいくつも周り、パレードの興行資金を集めるために幾度も幾度も頭を下げつづけてきました。
これからもその気持ちは変わりませんが、自分達の足だけでは届かない、もっと多くの方に素晴らしさを知っていただき、ねぶたまつりの存続に力を貸していただきたい。
そのような考えから今回、クラウドファンディングという新たな運営方法にチャレンジしてみることといたしました。
また、
つくばねぶたパレードを地元だけのお祭りにしていてはもったいない!!!
私たちはこれまで、ずっとそう思ってきました。
世界中の方に見ていただけるクラウドファンディングなら、つくばねぶたパレードを、さまざまな地域から観に来てもらえるきっかけになるとも思ったのです。
-ねぶたを曳くつくば青年会議所メンバー-
つくばねぶたパレードの開催は、今年で26回目。
ねぶたとともに走り抜けてきたこれまでの25年は、私たちつくば青年会議所が全力でつくばを盛り上げてきた25年でもあります。
この熱い思いを途絶えさせることなく、熱い祭りを未来につなげていくためにも、多くのサポーターに力を貸していただきたいと思ってこのプロジェクトを立ち上げました。
これからはみなさまと一緒に、この熱い祭りを盛り上げていきたい!!
どうか、熱い応援を、よろしくお願いいたします!!!
つくば青年会議所 ねぶたパレード2024
実行委員長 塙裕哉