#秋田・十文字~お買い物と地域のコミュニティを支えるバスサポーターになりませんか

2024.08.02 19:01
高齢化率全国No.1の秋田県。横手市十文字地区で地域に根ざした独自のサービスを展開するスーパーモールラッキーが始めた「お買い物バス」。地域のお年寄りの移動手段を超えて、コミュニティの創出で心豊かな暮らしに欠かせない存在となったバスのサポーターになりませんか?よろしくお願いします地域商社・詩の国秋田が運営するECサイト「詩の国商店」は、厳選された秋田県産品の魅力を発信中。秋田の生産者とコラボする企画第5弾のお相手は、秋田の食を発信し、地域密着型のスーパーを運営する横手市十文字の株式会社マルシメ。スーパーの域を超えた地域を支えるサービスをぜひ応援してください!
初めは株式会社マルシメの遠藤宗一郎 代表の自己紹介です。
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皆さま、初めまして、株式会社マルシメの遠藤宗一郎(そういちろう)です。横手市十文字町の商業モール「スーパーモールラッキー」などを経営しています。
私は、2005年に社長だった父が急病で倒れ、会社経営を引き継ぎました。地元の秋田県横手市に帰って最初に感じたことは「地域に元気がない」ということでした。そんな地域を会社の事業を通して元気にしたい、そんな思いで経営しています。「スーパーモールラッキー」 で2011年から運行しているお買物バスは、買物がしたくても車がなくて行けない、お客様に向けたサービスです。1路線から始まりましたが、現在は2台のバスを運行しており14路線を運行しています。
「スーパーモールラッキー」で買物することはもちろん、バスに乗ること自体が皆さまのコミュニティの場になっています。「バスに乗ること自体が楽しみ」という声をいただくようになり、地域の高齢者の生活を支えるサービスになりました。ですが、より多くの困っているお客様を助けたいと路線を拡大したこと、そして最近の燃料費高騰でコストが増加し、今後もバス運行を継続できるのか不安です。
地域の高齢者の足、買物という楽しみの提供、コミュニティの場としてのバスへの乗り合いを永続的に続くサービスにするにはどうしたら良いのかを考え、このプロジェクトをスタートさせました。ぜひ、皆様のお力添えよろしくお願いします。
秋田県の南側、岩手県との県境に位置する横手市十文字は県内でも有数の豪雪地域です。この地でマルシメはスーパーマーケット「スーパーモールラッキー」(以下「ラッキー」)を運営しています。このスーパーマーケット、普通のスーパーとは少し違うのです。
競合スーパーも多い地域で独自のサービスを展開するスーパーモールラッキー
「スーパーモールラッキー」 が、どんなところが違うのかというと…… 1「ないものがない!」と思わせる品揃え
店内に入ると、通常の食料品売り場の横にバイヤーが目利きして選んだ全国のセレクト食品が並ぶ売り場があったり、ホームセンター並の品揃えの日用品コーナー、人気ブランド「snow peak」を扱うアウトドアフロア、書籍、おもちゃ、カー用品、スーパーなのに店舗内に業務スーパーがあるなど「ないものがない」のではないかと思わせる品揃えで楽しませてくれます。
2 買い物しなくても寄りたくなる休憩スペース
館内の中心部に大きな休憩スペースがあります。木目調を中心としたお洒落な空間に、ランチやお茶のみ、勉強に休憩など、地域の方々が思い思いに過ごしています。休憩スペース内にあるお店「Comer+(コメールプラス)」ではナポリピッツァ職⼈協会が技術を保証する「認定職⼈」がまき窯で焼く本格「ナポリピッツァ」を食べることもできます。
マルゲリータ DOC(水牛モッツァレラとチェリートマトの 最上級マルゲリータ)3 ファーマーズマーケット 
食料品売り場には、一般の青果コーナーとは別に「ファーマーズマーケット」と呼ばれる売り場があります。スーパーによくある産直コーナーよりも、かなり大きな売り場です。地元の農家が自慢の野菜や果物を自分たちで値付けして販売しており、現在は500名契約農家がいます。この売り場を目指して来店される方も少なくありません。
4 お客様サポートサービス
地域の工務店やガス販売店と協力し、マルシメが相談窓口となって地域住民のお困りごとを解決するサービスを展開しています。時には、ラッキーの店員がお客さまの草刈りを手伝いに行くことも。
なぜ、このような取り組みをするのか?それは、マルシメの企業理念にあります。これまでも、これからも、関わるすべての人たちの幸せを追求します
競合スーパーが多い地域の中で、価格競争ではなく、地域に根を下ろし、地域の方々のニーズに徹底的に応えていくことで「ラッキーでなければいけない」と、思ってもらえるように取り組み続けてきた結果が、今に至っています。「ラッキーが地域のハブのような存在になる」という想いのもと独自のサービスを地域に提供し続けています。
ここからが、今回のプロジェクトテーマであるラッキーが続けてきた、もう1つの驚きのサービスに関するストーリーです。
秋田県は少子高齢化が全国で最も進んでいる県です。ラッキーのある横手市も例外ではありません。平成当初には12万人近くいた市人口は約8万人まで減少。65歳以上の高齢者割合も40.87%と高い状況(令和6年5月末時点)。 「買い物に行きたいけど、行く手段がない…」高齢者が多い地域では、このような状況が発生します。 高齢者は車移動が難しいうえ、人手不足で地域のバスは減便や廃線となり、生活必需品を買いにスーパーに行くことができないのです。
横手市内の山間部エリア ラッキーまでは車で30分
実際、高齢者が近所の車でぎゅうぎゅうに乗り合わせてラッキーへと買い物に来ていたそうです。そんな光景を目にした、遠藤社長は思いました…「マルシメでバスを運行しよう!」
高齢者が移動に困っていることは理解できるけど、実際に需要があるのか?当初、社内では反発もあったものの、手始めに2011年に3カ月間、補助金を活用して試験的に運行を実施しました。すると、地域の方々に大好評!「もっと続けてほしい!ないと困る!!」という声が数多くあがり、会員向けの無料サービスとして「お買い物バス」の運行を本格的にスタートしました。
専用のバス乗り場
現在、2台のバスが14路線を平日毎日運行しています。年間の利用者数は延べ1万人。主要な鉄道駅とショッピングモールを結ぶシャトルバスのようなサービスはよく目にしますが、この「お買い物バス」のすごさは、利用客の自宅前まで送り届けてくれるところです。運行する路線には数十か所の”停留所”が設定されており、地域交通の一躍を担う存在になっています。
購入した商品を手に自宅近くで降車する利用者の方
お買い物バスの運行は高齢者の移動手段になるだけでなく、思わぬ効果も生みだしました。それは、”新たなコミュニティの創出”です。詩の国商店のスタッフも実際に「お買い物バス」に乗って、利用者の方に話しを聞きました。

『バスに乗れば、近所の人とお話ができる』
『用事が無くても友達に会うためにバスに乗っている』
『ラッキーに着いたら買い物しながら、友達と休憩スペースでお茶っこが飲める』

「お買い物バス」の利用をきっかけに新しくご近所づきあいが始まったり、出会いの場になったという方も。バスの中は利用者の皆さんの会話で和気あいあい。まるで遠足に向かうバスの車内の様。皆さん「またね!」と言ってバスを降りていきます。「バスに乗ってラッキーに行く」という行動が、生活の豊かさや地域のつながりづくりになっているのです。
地域にとって、欠かせない存在となっている「お買い物バス」ですが、課題もあります…。それは、運行費用です。2台のお買い物バスにかかる費用は人件費、燃料費などで年間約1,000万円。現在は、これをマルシメが全額負担おり、結構な負担となっています。そこで、このプロジェクトを立ち上げ「お買い物バス」を継続運行していきたいと思っています。理由は2つ。
1つ目は、バス運行費用の支援を募りたい…
スーパーへの移動手段という機能を超え、地域の方々の豊かな生活を支えるための役割も担い始めている「お買い物バス」を今後も永続的に続けていくために、マルシメも頑張りますが、皆様のお力もぜひ貸してください。
2つ目は、「お買い物バス」を地域みんなで支えるバスにしたい… 
人口減少の加速で、今まであったものが、そのままでは維持できないということが起き始めています。地域や周りにいる方々みんなで協力し合うことで維持し、より良いものにできるのではないかとも思います。この「お買い物バス」が、秋田そして十文字地域を愛する皆さんの想いをのせたバスとして、多くの方に支えてもらえる存在になれたらと思っています。・今ラッキーを利用してくださっている人
・以前ラッキーを利用してくださった人
・横手市十文字に住んでいる人
・以前住んでいて今は離れて暮らしている人
・離れているけど秋田や十文字を応援したい人

ぜひサポーターとして「お買い物バス」の運行にご参加ください。よろしくお願いします!
今日も地域を支えるバスとして走ります
ご支援をいただいた皆様へのリターン品をここで紹介させていただきます。 ラッキーやComer+で使える商品券をラインアップ!先着50名様限定でお得なプランもご用意していますので、ぜひ、ご支援いただきラッキーでのお買い物や食事をお楽しみください!
クラウドファンディング限定でオリジナルグッズを準備しました!さらに「Comer+」の店内でしか食べられない人気のピッツァ3種を特別にお届けするプランもご用意しております。
「お買い物バス」や店内広告スペースでPRをしていただくための企業/団体様向けの広告プランもご用意しております。「お買い物バス」のオフィシャルスポンサーとして、皆様のPRにご活用ください!
「お買い物バス」の運行には運転手の人件費と燃料費を中心に年間約1,000万円の費用を要します。支援金は、CAMPFIREへの手数料、リターン準備資金を除いて、令和6年度のバス運行費用に活用します。
最後に遠藤代表からメッセージです。
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横手市は私が社長に就任した2005年から約2万人の人口、約20%の人口が減少し、高齢化も全国トップレベルで進んでいます。
今までは当然のようにできていたこと、地域の人々の助け合いでできていたようなことができなくなり、そこに住む人々の生活の質は以前よりも低下しています。私達はその中で、地域に昔からある企業として、地域課題に向き合い取り組んできました。これまではバス事業も含めて単独で行ってきましたが、地域を、社会を巻き込んだ大きな取り組みにしたいと思い、この度協力してくれる方を募集させていただくことにしました。
私達の取り組みをみて、他の田舎でも同じように地域に対して取り組む企業、団体が増えることを期待しています。
皆様からの温かいご支援をよろしくお願いします。
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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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